たけおさんの映画レビュー・感想・評価

たけお

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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.1

真実の愛は、自己犠牲の愛。
自分の欲望のために利用する愛は、虚実の愛。

ありのまま、は自由かつ孤独であること。
それはときに人を傷つける。
心の傷を癒すのも愛。
愛は、孤独から解放する。

そんなテ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.8

涙ちょちょ切れました。
安定のピクサー作品。
エレメントの性質をこれでもかと描き、物語が展開されていった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

最初は、戦時中のリアルなお話かな?と思ったけど、ちゃんとジブリの作品だった。

鳥は何の隠喩なのだろう?

人は誰でも創造者としての自覚があればそうなれる、という話だったのだろうか。
不思議な描写がと
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.0

ルーヴル美術館に惹かれ、観ることを決めた。
岸辺露伴って誰?から始まったが、
それでも、黒を求めて、ストーリーが展開していくのは、面白かった。
海外に行く理由も、何かを求めているからこそ出来てくる。そ
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(2005年製作の映画)

3.7

爺さんの欲望が全て詰まった作品だけれど、少女が優しすぎて欲望だけではなく情も湧いてしまうのが良かった。
セリフもほとんどないが、それでもしぐさで伝わってくる。国が違ってもそこは共通している。
そこまで
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

コナンの映画の鑑賞はこれで4作目とかだと思う。もっと観ていきたい。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

私も中高6年間、バスケ部でした。
だけどスラムダンクは、読んだことありませんでした。

点数の結果だけを気にしていたけれど、そこに至るまでの過程が経験となり、今後の人生に活きてくることが分かりました。
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.9

主人公のカーボーイがイケオジ(イケてるおじさん)だった。

どんな街に住んでいる人でも、どんなに放浪者でも、別れは辛いものである、という感覚を思い知った。

旅人は、何にも囚われないからマッチョなのか
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』で紹介されていた。

物質主義に警鐘を鳴らす作品。

観ていて、頭がおかしくなりそうだった。
主人公が精神崩壊者だったから。

一旦、自分の中にある現実を全て疑って
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

カオスがテーマの作品
よく分からなかったけれど、とても面白かった。

最後の数分にメッセージ性が詰め込まれていた。
ルールなんてない、というセリフが胸に届いた。誰にも影響されず、自分の人生を生きる、と
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ピーター・パン2/ネバーランドの秘密(2002年製作の映画)

3.1

信じれば空だって飛べる。

1作目未視聴で、今作を視聴。

戦争の話から始まり
夢の大切さが浮き彫りに。

ディズニーランドに行きたくなった。
描写にユーモアがあって、子供心を思い出す。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.6

ガリレオ映画、第3弾。

1作目、2作目は視聴済み。

最後の新事実発見で展開が変わった。
司法と警察の苦しみ

事実を暴くのは、相当な精神力がないと遂げられない。
沈黙を続けることも苦しみ。

パレ
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湯道(2023年製作の映画)

3.5

ほっこり温まる映画でした。

温泉の入り方は、人それぞれ

五右衛門風呂入ったあと、銭湯で、「負けてない」と言ってた気持ちは分かった。

思い出に浸るも良し
コミュニケーションをとるも良し
歌うも良し
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レオン(1994年製作の映画)

4.9

アメリカの麻薬取締局の極悪非道な行為が目につくが、アメリカの麻薬に対する認識が厳しいものとみて良いのか。

やはり、心を動かすのは愛。
掃除屋と、復讐の女の子。

銃火器のシーンも迫力があって
物語の
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

「なんでアメリカの歌なんですか?ロシアが好きなんじゃないんですか?」
「良い歌にアメリカもロシアも関係ない」

劇中でラーゲリが「収容所」という意味であることを知って、映画館の職員が「ラーゲリですね」
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.7

『かがみの孤城』上巻だけ読み、映画館へ。

ネタバレになってしまうから何も書けないけど、下巻で物語が発展していくことが分かった。

小説の方が描写は細かく、これから下巻を読むのが楽しみ。

思春期の頃
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.6

RADWIMPS「前前前世」

序盤は、生きることの意味を準え、これが幸福な生活であると教えられた。

中盤で、瑠璃が「お父さんもお母さんもいない」という発言で、「?」マークが始まり、違和感がありまく
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.4

新海監督の作品は、映像が美しいことで有名だが、今作も裏切ることはなかった。

好きな人へまっしぐら

途中途中に挿入される日本の風景がとてもリアルに描写されていて、今の生活を大切にしなさいと言われてい
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冬薔薇(2022年製作の映画)

4.1

冬バラと書いて、冬そうび。

このような人間味を描くことによって反人間味が描かれるのが面白かった。
惨めな男が主人公というのが、まるで純文学を読んでいるようだった。
惨めな男を育てたのは、親の役割を忘
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.8

新年一発目の映画。

コメディだけど、ちゃんとしてる映画だった。ふざけてないというか。
現実の世界でも輪廻転生が受け入れられるのなら、同じようなことが起きているのかもしれないと思った。
ハエと意思疎通
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.2

ハリーポッターシリーズ3作目。
1,2作目は小さい頃に観て、かなりワクワクしていた気がする。

今作は、魔法に対する慣れはあったけれど、推理要素があった。
思い込みからの無実を実証するという内容だった
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

4.7

時空を超えた約束のところで感動が頂点に達した。
ドラえもんの世界ならではの演出とメッセージ。生きるとは、命を繋いでいくこと。それが過ちでもかまわない。それをするために、私に何が出来るか考えなければなら
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ソウ(2004年製作の映画)

4.8

ゲームとして鑑賞するのが正しい作品。

メッセージ性として、命を大切にしなさい、ということ。
それを人間の欲望に訴えかけている。

極めてシンプルかつ作り込まれていて、没頭してしまった。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

細田守監督の作品はどれも好きである。
人間の光と闇が描かれているから。

今作は、文句なしの良作。

親がいなくても周りに愛されている陰キャ女子高生。
親がいなくて(親のせいで)苦しみもがいている子供
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アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

4.3

クイズ王・伊沢拓司がYouTubeで紹介していたので、観てみたくなった作品。

コント風ではあるけれど、精神分析がマフィアのボスまで救ってしまうのは、どこか希望のもてるところがある。
観ていて嫌な気持
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

現代のアニメを全く観ていないながらも
人気アニメ「鬼滅の刃」の映画を観てみたくなった。

確かに、人間としての成長や儚さがいっぱい詰まった作品であった。
昭和のアニメと比較すると、何でもかんでも説明し
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

1.0

気持ち悪すぎた
マーティンの欲望が暴走

「観る価値が皆無」という価値がある。
こういう作品があるから、至高の美のような作品の価値が出てくるのだろうか。

何か美しいものを見て、お目々直しが必要だ.

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

セックスが何のメタファーなのかを知りたい。

村上春樹の作品を鑑賞すると、愛とは何か?といつも突きつけられる。
音にとっては、一つ一つが愛であり、それが一つの別の物語であるけれど、家福にとっては、生き
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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

4.6

コメディーの金字塔

ビーンに始まりビーンに終わる、ノンストップなビーン劇場

ビーンの悪びれない行為が人を巻き込んでいき、幸福も不幸も生み出す
人道のギリギリを攻めたシーンが相も変わらず多く
ビーン
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.7

ちょっぴり甘酸っぱいThe 青春映画。

文学部の必要性が問われる時代だが、今作品を観ると、人間の人間たる人間性がこれ見よがしに表現されており、文化にこれだけ打ち込み、ハツラツとした人がこれだけいるの
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.4

中学生の頃から、活発で、友達も多く、本が好きな少女というのも珍しい。
雫は、恋人から大切なことを教えてもらうけれど、若さ故に、姉や両親に過剰に心配される。
図書館勤務の父親の判断もあって、一旦は好きな
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ツユクサ(2022年製作の映画)

4.8

青梅の映画館で視聴。
平和な街の、過去を背負った住民たち。

「若いうちに恋愛をたくさんしなさい」という言葉の意味がようやく分かった。
それでも何歳になっても人を好きになる気持ちは変わらない。

秘密
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ドラえもん のび太と翼の勇者たち(2001年製作の映画)

4.3

人間と鳥の共存を目指して。

序盤からエジプト文明や神話が導入に使われており格調高い作品と思われたが、しっかりとファミリー映画だった。

狩猟で鳥を撃ち抜く人間を憎み、鳥を保護する世界。

ジャイアン
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