又三郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

又三郎

又三郎

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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

久々にジャームッシュ作品を観た。一見淡々とした一週間だが、その中で繰り広げられる人間模様がなんとも興味深い。
詩人を真正面から取り上げ、彼の内なる情熱に触れることもできる。犬好きとしても楽しめる犬映画
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.6

一見暗い内容だが実はすごくポジティブなストーリー。辛い経験をしながらもそれぞれが前を向いて生きていく。音楽の挿入にもしっかりと意味を持たせ、細部まで非常に丁寧に作り込まれた映画。

何者(2016年製作の映画)

3.3

三浦大輔監督という事もあり、映画で演劇を観せるというよりは演劇で映画を観せられたような気分でした(良い意味で)。今の就活生、ここまでしてるの?!という気がしなくもないですが。
大学時代にもっと何かに打
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

「長い」ではなく、「永い」なんだなと観終わってしみじみ思う。ある家族の一員となる事で再生していくダメ男の姿がなんとも温かくも、切ない。
モッくんを上回る演技をした女の子に脱帽です。

怒り(2016年製作の映画)

4.4

3つの軸となるストーリーを限られた時間内で非常に説得力を持たせながら描かれており、それらが最後に上手く昇華されていくシーンは圧巻。沖縄が抱える問題への監督の思いもとてもよく伝わってくる。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

ゴジラという日本のシンボルを防災映画として上手く消化させていたのではないかと思います。石原さとみの演技は今となっては映画の魅力を引き出すダシになっているなと思うようになりました。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.3

ストーリーや見せ方に驚く部分もあるが、演出にやや厨二感を覚えました。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.7

これ見てやりたかったボクシングを始めました。

モテキ(2011年製作の映画)

4.1

まずテンポが良い。キャスト(特に長澤まさみ)も豪華です。だからといってモテる/モテないという単純な図式だけでストーリーは進みません。映画を彩る音楽も印象深い。シーンシーンで流れる間はまるで音楽PVのよ>>続きを読む

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.8

女子高生という期間のみずみずしさを「バンド」という形態で見事に昇華した一本。ただ恋愛模様をがっつり描かない(描けない?)ところは一部には物足りないかとも思う。それにしても「ほえる犬はかまない」のポンジ>>続きを読む

どんてん生活(1999年製作の映画)

3.5

山下監督は「曇天」を描くのが本当に上手だと思う。

ばかのハコ船(2002年製作の映画)

3.8

いきなりぶちギレるはんちょうさんがいつ見てもツボなんです。

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.1

ラストの先生(高良健吾)が、何をきっかけにして生徒の家に飛び出していったのか。そこだけが今も謎です。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

ジョゼ虎といい、池脇千鶴は芯のある女性が似合っています。呉美保監督の腕に脱帽しました。これだから大芸大出身監督の映画はやめられない。

恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

まず、陰鬱としたそれぞれの生活がこれでもかというほど大画面のスクリーンに映し出されると、直視するのは意外と大変なんです。3人の群像劇というタッチですが、勝手気ままに進むのではなく、「夢と現実」、「嘘と>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

これは説明の必要なし。2時間があっという間と感じたのは久しぶり。

セッション(2014年製作の映画)

3.3

ストーリーは若干強引なシーンもありましたが、音楽でグイグイと引き寄せるインパクトがありました。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

もともとSWは初心者。半年前からシリーズを観たにわかファンでしたが、劇場でハンとチューイングが出てきたシーンでは心の中で叫びました。
スーパー8が好きだったこともありJJに対する信頼度は世間よりはあり
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