AKさんの映画レビュー・感想・評価

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

タランティーノ版『アメリカングラフィティ』。大傑作。今年ベストかな。帰りの僕のアタマの中ではずっとビーチボーイズの『All Summer Long』がかかっていました。タランティーノは次の10作目で監>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

やっと観れた。
終始朝子の感情が全く掴めず、、、途中何度も首を傾げてしまった。消えた恋人にそっくりな顔の人が目の前に現れたときに惹かれてしまうのは分からなくもないけど、その後数年も付き合ってれば中身を
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.8

スロモーションの使い方が『恋する惑星』っぽいなあと思いながら観てたら最後のエンドロールで納得した、なんだ監督はウォンカーウェイかと。

やっぱり強がってる人もそうでない人もみんな実は寂しがり屋なんだよ
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.5

園子温や太田光が監督を務めたというこの作品の映画的側面には微塵も惹かれていなかったけれど、個人的に反骨心溢れる「新しい地図」というユニットの行方に興味があり、応援のつもりで最終日に観に行って来ました。>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.5

イーストウッドらしい綺麗な纏め方だったけど、やはり題材が短時間に起きたことにもかかわらず長く引き延ばそうとしたことによる冗長さが目立ってしまったな。個人的にはアメリカンスナイパーの方が深みがあって良か>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

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人生で観てきた映画の中で最も訳わからん不思議な映画だったので、評価のしようがない。

パンク&カルトSF。エル・ファニングがただひたすらに可愛かった。相手が宇宙人でもいつだってボーイミーツガールだよね
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

『恋する惑星』
爽やかな映画。香港の街の雑多な雰囲気・妖しい魅力がよく表現されている佳作。個人的には中環のあの長いエスカレーターが映画の舞台装置として活用されていたところに香港人らしさを感じたり。ラス
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

新年1本目『この世界の片隅に』観了。
正直うまく言葉にできない。いや、言葉にすべきでないのかもしれない。
僕が学校の先生であれば必ずこの作品を自分のクラスの生徒たちに見せる。例えそのせいで教職を辞すこ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

『Sing Street』を観てからずっと気になっていたが手つかずだった本作。今回目黒シネマで劇場鑑賞できると知り、念願叶っての観了。良作だった!完全にJohn Carney監督のファンになってしまっ>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

5.0

『湯を沸かすほどの熱い愛』観了。メチャクチャ良かった。今年ベストか?杉咲花の演技力の凄まじさ。彼女の涙を堪える演技は素晴らしい。人を「好きになる」ことと、人を「愛する」ことはこれ程までに次元の違う行為>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.8

『永い言い訳』観了。傑作。今年ベスト。西川美和作品の中でも『ゆれる』を超えたかと。本木雅弘演じる小説家の自意識の歪みの中に、自分自身の姿を見つけてしまう事請け合い。まずは冒頭の髪を切るシーンの捻くれ具>>続きを読む