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観に行ったのは、単にこのところ疲れていたからだ。
四半期決算がヘビーだったので、甘々な映画でも観ようかと。ろくに下調べもせずに軽い気持ちで選び、結果的には当たりを引いた。
原作は、ジミー・ライの『>>続きを読む
監督は、濱口竜介。
2021年の『偶然と想像』で、ベルリン国際映画祭の銀熊賞(審査員グランプリ)。
同年の『ドライブ・マイ・カー』では、アカデミー賞(国際長編映画賞)と、カンヌでは3冠(脚本賞等)>>続きを読む
伊坂幸太郎の『マリアビートル』原作、ブラッド・ピット主演のアクションコメディ映画、『ブレットトレイン』。
(持ち前のサービス精神のためか)血は多めに出るが、カップルで良し、家族で良しの娯楽作品だ。>>続きを読む
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黒澤明監督が生前、「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と言ったとか、言わなかったとか。
それを聞いて、公開日に観た。
結論から言えば、『御法度』(大島渚監督 1999年>>続きを読む
有休のため、昼から映画を観た。
映画は良い。
映画館は家から歩いて15分だし、読まないから疲れないし、ぼーっと座ってるだけで笑わせてくれたり、泣かせてくれたり。
上映している数も限られているから、>>続きを読む
観に行こうと思ったのは、押井守監督の記事を読んだからだ。
「ジェームズ・キャメロンが『攻殻機動隊』で褒めたのは、アクションシーンでも電脳ハッキングの描写でもなく、『主人公の草薙素子がダイビングで潜る>>続きを読む
「スーパーマリオ」。
世界中で大ヒット。
大人から子供まで大満足。
とても良かったので、勢い余ってその夜に「サタデーナイトフィーバー」を鑑賞してしまった。
この流れについて、少しだけ説明させて欲し>>続きを読む
例えるなら、「nomaのような映画」。
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「世界一予約の取れないレストラン」として知られる、デンマークのレストラン「ノーマ(noma)」。
ミシュラン3つ星の獲得、「ワールド50ベストレス>>続きを読む
この前、気づいた。
「SFと現代アートは似ているな」、と。
SFは、たとえば「空飛ぶ車」があったとして。
それによって引き起こされる「空の交通渋滞」など、ぼーっと生きてたら思いつかないような「ひとつ>>続きを読む
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ロベール・ドアノーの写真が好きだ。
写真から「いいひと」が滲み出ている。
フレームからはみ出して、優しい物語を語ってくれているように感じるのだ。
「絵の外の広がり」。
これが有るのと無いのとでは>>続きを読む
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「千と千尋の神隠し」で、銭婆は言った。
「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで…」
この映画を監督したルーカス・ドンは言う。
13歳から18歳までの少年を対象にした心理学の調査。そこ>>続きを読む
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割と「思ってたんと違う」映画であり、(悪い意味で)「ポリコレ」「フェミニスト」の烙印を押されかねない作品であるので、弁護っぽい文章になってしまったが。
本当に楽しめる映画だったのよ?
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19>>続きを読む
昔、落語家のエッセイにこんなことが書いてあった。
兄弟子の1人が「天性の嘘つき」なのだという。師匠も自分もコロっと騙される。噺家という天職が無ければ、きっとあの人は詐欺師になっていたに違いない、と。>>続きを読む
僕はどうやら、アメリカが好きらしい。
オールディーズにハマったのは、中学3年生の時だった。
チャック・ベリーやビル・ヘイリーの曲が好きだった。
(今でも「ジョニー・B・グッド」は普通に聴く。)
そ>>続きを読む
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この映画には、すべての男子の夢が詰まっている。
SONYと日産自動車による、冗談みたいなプロジェクト(実話)。
プロジェクトの概要はこうだ。
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プレ>>続きを読む