あさとさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦中の広島で、ささやかに暮らしていた主婦が戦争の当事者になった姿を描いた物語。

主人公がおっとりとした性格で前半はゆるく見れるけど、後半からトーンが変わり戦時中の雰囲気になる。戦時下の日
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胡同(フートン)のひまわり(2005年製作の映画)

3.0

タイトルになっている胡同(ふーとん)というのは中国の伝統的な集合住宅のようなもの。近年の経済成長にともなって少しずつ姿を消しているという。そんな胡同でつつましく生きる家族を映した物語。

胡同をはじめ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

歌が好きな少女と耳の聞こえない家族との山あり谷ありな暮らしを描いた物語。アマゾンプライムで配信が始まったので早速鑑賞。

アカデミー作品賞受賞映画という色眼鏡をかけて見始めたせいか、最初はポップさにち
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.4

1組のカップルが出会ってから別れるまでを遡って映した物語。令和の東京の生活を切り取ったような、いい意味で現代の日本映画でしか作れない映画だと思った。

なんの説明もなく進んでいくから序盤は雰囲気だけの
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ズーランダー(2001年製作の映画)

2.9

「メリーに首ったけ」「LIFE!!」などのベン・スティラーが主演・監督を務めたファッション×コメディ映画。

前半はハッキリ言って見るのが苦痛なくらいつまらなかった。金掛けて派手なだけでコメディ部分が
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.6

監視体制を強いていた東ドイツで、国家保安省の男が監視していた反体制的な男に感化されていく物語。IMDB TOP250で59位と高評価だったので鑑賞。

序盤の主人公が弱々しい男を取り調べて供述させると
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.8

スタンリー・キューブリックの代表作にしてSF映画の金字塔的作品。

この映画は元々入れようとしていたナレーションをキューブリック監督がすべて削除したため、かなり難解な映画となっている。しかし難解だから
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僕らの青春白書(2014年製作の映画)

3.3

青春映画好きなので韓国の青春映画を見ておこうと思いこちらを鑑賞。狙い通りの、韓国らしい青春映画だった。

どこか懐かしさのある雰囲気や学校風景などはよかったけど、恋愛関係で不良の勢力図が変わったりと少
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

俳優としても活躍中のジョナ・ヒル、初監督作品のアウトローな青春物語。想像よりもだいぶブルージーで重たい映画だった。普通の男の子が不良の男に憧れ、だんだんとそっち側に行く感じが昔読んだ「爆音列島」という>>続きを読む

昼下がりの背徳(2014年製作の映画)

3.1

不倫をテーマにしたカナダ映画。パッケージからベッドシーンが多いのかと思いきやそういうシーンはほんの少しだった。

主役が建築家という設定で、カナダのお洒落な建物や景色を見れるところはよかった。その一方
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.1

言わずと知れた名作アクション映画。ようやく鑑賞。金曜ロードショーで放送されてた記憶もあるんだけど、当時は銃撃戦が怖くて見られなかった。そんな俺も今は戦争映画やホラー映画をたくさん見るようになったんだか>>続きを読む

想像だけで素晴しいんだ -GO TO THE FUTURE-(2018年製作の映画)

3.3

俺の好きなバンド、A Flood of Circleのギターボーカル佐々木亮介が出演してるということで鑑賞。

なんでもこの映画、大阪の4ピースバンドPANの楽曲をモチーフに作られた映画で、PAN自身
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海街diary(2015年製作の映画)

2.7

鎌倉で暮らす3姉妹と腹違いの妹の4人が織り成す日常系ヒューマンドラマ。

是枝監督の日常風景を描いた映画は好きなんだけど、これは微妙だった。「〜じゃないわよ」「〜なのよ」など会話が昭和の女性の言葉遣い
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キラーソファ(2019年製作の映画)

2.1

ニュージーランドのホラー映画というところに惹かれて鑑賞。結論から言うと、ニュージーランドっぽさはあんまり感じないC級ホラー映画だった。

怖いシーンはあるけどそこまでだし、ギャグホラーっぽいところもあ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

金曜ロードショーで初鑑賞。トイストーリーシリーズを見るのが久しぶりだったため、小さな世界をダイナミックに動き回るというトイストーリーの世界観が懐かしかった。そして好きだなと思った。

ディズニーの意向
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.2

新聞記者が国の悪事を暴くため、権力と闘うといったストーリー。個人的にいいところと悪いところがハッキリ分かれた映画だった。

まず、メインの国の悪事と闘う部分はよくなかった。政府が人力でTwitterで
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.5

巨匠、スピルバーグ監督が送る戦争映画の金字塔的作品。まず、有名な序盤のノルマンディー上陸作戦がやはり凄かった。人が残酷に死んでいくシーンの連続だったけども、グロさを誇張するでもなく露悪的に見せるでもな>>続きを読む

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

2.9

配信されるの早いな〜と思いつつ鑑賞。パッと見はコメディ感あるけど、アマプラではホラーに分類されてるだけあって割とシリアスな雰囲気だった。

最初は好きな感じかなと思ってたけど、だんだんマンガっぽい展開
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

街に出現したペンギンの謎を解く青春ファンタジーアニメ。

この原作者である森見登美彦の小説は何冊か読んでいて、軽快かつ独特な文章と摩訶不思議なストーリーで読ませるタイプの作家だったので映像化には向いて
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.3

ひょんなことから知り合った老い先短い男性2人が死ぬ前に自分のやりたかったことを叶えていく、というストーリー。

この映画はなんといっても主演、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの名優2人が素晴
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

1.7

一流ハリウッド女優と冴えない本屋店主が織り成すアメリカンなラブコメ。フォロワーの方々が軒並み高評価をつけてる中で1点台という低いスコアをつけるのは気が引けるところもあるのだけど、それくらい何も響いてこ>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.6

「ゴッドファーザー」のフランシス・フォード・コッポラ監督が描く人間の極限状態に迫った戦争映画。

前半は戦時下という状況でゲームをするかのように銃を撃つ兵士達が出てきたりして戦争映画としての面白みもあ
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.4

「ゴッドファーザー」のフランシス・フォード・コッポラの娘、ソフィア・コッポラ監督がハリウッドスターのとりとめのない日常を描いた物語。

日本で過ごすハリウッドスターの日常を描いた「ロスト・イン・トラン
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.5

サスペンス風の映画かなと思ったら、それよりもラブコメのテイストが強かった。主人公がカッコよすぎるんじゃないかなーというところも含めて、名探偵コナンを読んでる感覚に近かった。

といっても役者は素敵だし
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台風クラブ(1985年製作の映画)

2.2

昭和の有名な映画監督の1人、相米慎二のカオスな青春映画。

ときどき出てくる水着や下着で踊るシーンは独特の画力があって惹かれたけど、ストーリーはゴチャゴチャしてて微妙だった。あと生徒側の役者が誰もキャ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.8

庵野秀明監督が送る新しいゴジラ映画。普段なにかを褒めたりしない高飛車オタクな弟が珍しくこの映画を褒めていたので、どんなもんかなと思いつつ見てみたら悪い意味でそんな弟の好きそうな映画だった。

ゴジラに
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わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

3.7

ちょっと前にこの映画のAmazonプライム見放題が終わって、そのときにフォロワーさんがこのレビュー書いてて気になったのでU-NEXTの方で鑑賞。

結論から言うと、まあまあだった。フランスの綺麗な街並
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.4

芥川賞作家、津村記久子のデビュー作を映画化。大学卒業を間近に控えた大学4年生が主人公で、不自由はないが満たされてもいない中途半端な感じがよくて空気感を好きになれた。モラトリアム期間のリアルって感じで。>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.1

マフィア映画の金字塔にして、映画史に残る傑作。強大な権力を持つマフィア一家、コルレオーネ・ファミリーの栄枯衰勢を描いており、裏社会とは無縁な自分にもマフィアの日常が伝わってくる感じだった。ドンパチはそ>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

緊急通報指令室のオペレーターがインカム越しに事件と対峙する様子を描いた物語。

事件そのものは映さず、音声を頼りに事件解決に進んでいくのが特徴でありナイスアイディアだった。普通の映画よりコスパよさそう
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.9

アメリカの田舎町を舞台に男2人が惹かれ合い一線を越えてしまう的なストーリー。

田舎の牧歌的な雰囲気がいいし、ジェイク・ギレンホールとヒース・レジャーという名優2人の飾らない演技が楽しめるのでそれだけ
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イーストサイド・寿司(2014年製作の映画)

5.0

Amazonプライムで最高な掘り出し物を見つけました。シングルマザーが家計を支えるために日本食レストランで働き始め、寿司職人に憧れるようになるというストーリー。

まずこの映画の好きな点として、日本愛
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カルト(2012年製作の映画)

3.5

先日、妻と一緒に「事故物件」を見たら妻が思いのほか楽しんでしまい、似たような映画が見たいとのことでこちらを鑑賞。

結論から言うと、そんな妻の要望を満たしてくれるなかなかのホラー映画でした。曰くつきの
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.3

スターウォーズ旧3部作の最終章。禍々しいモンスターに囚われたところから始まる出だしから、小動物系な可愛さのあるイウォーク族との出会いなど、多種多様な見た目の生物が登場してきてバラエティ豊かだった。>>続きを読む

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

4.2

アクが強くて見る人を選びそうな映画だけど面白かった。寺島しのぶ演じる独身OLが英会話教室の先生と出会い、人生が様変わりしていく物語。

軽いと思いきや重い、コメディと思いきや切ない、と一筋縄ではいかな
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.2

スターウォーズマラソン2作目(エピソードの番号は5だけど)。最初に見たエピソード4は思ったより子ども向けかなあと思ったけど、今作は4よりシリアスさが上がっていてより大人も楽しめるエキサイティングな感じ>>続きを読む