やまはなさんの映画レビュー・感想・評価

やまはな

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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.2

ありきたりの希望ではなく、愛があり、また朝が来る。とてもよい映画でした。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

強い。強すぎる。
映画館の最前列の真ん中。絶対逃げられない空間で見たかった。
熱量のすごさに興味がある方には間違いなくおすすめ。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.3

圧巻のスケール。
突っ込みどころ満載だと思っていたらやがて気にならなくなり、最後にはあれを突っ込みどころだと勘違いしていた自分を恥じる結果に。さすがインド。さすが。。。

翌日以降も脳内で王を称える声
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.9

ドキュメンタリーというより記録映画的な要素が強く、そのことが肉体と芸術性の狭間に住む悪魔に苦悩する彼をわかりやすく映し出していた。
バレエの中にいる芸術性の神か、自身の中にいる神に自らを捧げていれば彼
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.1

劇場に続いてDVDで。作品の完成度は非常~に魅力的。日本のアニメーションをもっとハイペースで見なくちゃという気にさせる素敵な作品でした。しかし、劇場版は音がでかい。。。映像を捨ててでも音楽とのバランス>>続きを読む

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.7

フリッツラングにチャップリンに猫。ぞくぞくするキーワードに溢れているが、重いテーマがマイルドにまとまるこの映画はキーワードとは別にオススメ。この種の映画はありそうでめずらしい。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.9

キューブリックと生々しいドキュメンタリーが好きな私にはピッタリだが、キューブリック+ベトナム戦争は強烈。とても一般的には受け入れられないかも。女性には特に受けが悪い作品です。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.3

不快と美しさを共存させる無二の監督。キューブリックの魅力溢れる映画といえばこれでしょう。
一本の作品として見られればよいですが、シーンの強烈さにやられ“苦手な監督”という方が多いのも納得。

黄金の七人(1965年製作の映画)

4.5

おしゃれ感のある映画は退屈なんじゃないか。と心配する方にも是非おすすめ。
スタイリッシュにインチキ臭さとイタリアっぽさ溢れ身構えずに楽しめる一本です。
最大の魅力は誰に聞いてもロッサナ・ボデスタの色っ
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パンダコパンダ(1972年製作の映画)

4.0

3人一緒だもん♪

パンダもみみちゃんも文句なしにかわいい。テーマの深さとか意味とか一切考えずに癒されるとっても素敵な作品です。

クローズド・ノート(2007年製作の映画)

3.5

女優沢尻エリカの実力の高さがよくわかる一本。役者を芸術家のひとりと考えるならあの叩きは異常だなぁ…
と横道にそれましたが、映画全体も柔らかくリラックスして見られます。ドルチェヴィータ(オレンジの万年筆
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サヨナラ COLOR(2004年製作の映画)

3.9

原田知世と竹中直人監督とSUPER BUTTER DOGが好きな私には至福の作品。
ストーリーもわかりやすいので、広い範囲でおすすめできますが上の3つにあまり興味がない人にどう見えるのかはわかりません
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

3.4

あたたかい。やさしい。原田知世美しすぎるの一本。
こんなお店実在するなら北海道に移住したいです。

神童(2006年製作の映画)

3.7

失礼ながら、監督も脚本もキャストも期待せずに借りたら面白かった。色々な要素が無理なく溶けこめていて自然に楽しめる一本です。

ちょんまげぷりん(2010年製作の映画)

3.9

ジャニーズを知らない私は、コメディとはいえ錦戸くんは演技上手いんだな~との感心が第一印象。ともさかりえ、福くんともに噛み合っているというよりは、それぞれの演技の良さが出ています。退屈しない良質のコメデ>>続きを読む

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.1

ネタバレ厳禁な内容なので2回目を見ることはないが、映画としてしっかりまとまっていて飽きずに楽しく見れる作品。最後のどんでん返しは凄かった。

南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

私の大好きな要素。とっても美味しそうな食事がてんこ盛り!食は人生を豊かにすると思う方は必見です!

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.6

原作の良さと役者の良さが光る。切ないけど温かい気持ちにもなる良作です。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.7

細田守作品はこれしか見ていないので、出来の良さはわからないが、悲しいだけでなく温かい気持ちになる良作でした。娘のいるお父さんにはおすすめします。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

新しい辞書をつくる。ということがこんなにも膨大な時間や想いがつまったものであることを知らなかった。未読だがこれを一本の小説に出来る原作が素晴らしいし、面白い作品に作り上げた映画も素晴らしい。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.7

悲しく、つらい話。実話を元にしたという作品はよくあるが、映画でドキュメンタリーのような重さを持つ作品まで昇華出来ている作品は少ないと思う。キャストも是枝監督も本当に素晴らしい。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.0

DVDで観賞。2巻組を退屈せずに楽しめて、満島ひかりファンを著しく増加させるこの映画はすごい。
私のように『濃い園子温』が入ると許容量を越えて若干拒絶反応もあるかも、とご不安な方にはまずこちらをおすす
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

おもしろーい!友情にも冒険にも全く興味の持てない暗い40代でもシンプルに楽しめます。今日は重いのはちょっと…そんな日におすすめです(笑)

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

題材は退屈。意味がよくわからないところがある。
のに、退屈せずに楽しく見れるってすごい!こんな映画が最近の日本映画にあるんだと嬉しくなった一本です。吉田大八監督の凄さなんだろうか。
昔少し似た題材のタ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.8

追悼デヴィッド・ボウイの思いもこめて。
小学校のときから大好きな作品。もう10回以上は観たでしょうか。ノスタルジックな思いも強いが、大島渚とキャストの素晴らしさが光る作品だと思う。名作です。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.3

ジブリの中で一番大好きな作品。ジブリにしかない素敵な世界観と音楽。ジブリはたまに説教くささが先行する残念作品も良くありますが、これはよいジブリです。

Quartet カルテット(2000年製作の映画)

4.0

久石 譲第一回監督作品。ありきたりなストーリーと平凡なキャスティングのせいか、余り評判は高くないようですが、シンプルに面白く第一回と思えないすばらしい出来栄え、私的にこの映画は絶対おすすめ。

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.3

色彩と映像美がいいなと思う北野武監督の中でこちらがピカイチ。前者に笑いと温かみが加わった菊次郎の夏は、この監督しか撮れないと思う素敵な作品です。

雨月物語(1953年製作の映画)

4.7

Eccellent!時代考証がかなり古いにもかかわらず、まったく映画を見ている時間を感じさせないところは本能から映画を面白いと思わせてくれる。京 まちこの幽霊役もすばらしいが何よりも映像から監督のすば>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

青春時代の代表作(笑)
ひたすらにフェイ・ウォンのかわいさに男性も女性も(当時は)虜になる名作です。
カリフォルニアだけでなく、クランベリーズもしばらくは耳から離れなくなります。

ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.6

おもしろい!幕末の日本にアメリカからの黒人ジャズメンを乗せた船が難破、到着。彼らを迎え入れた御殿様は城に招きいれ、そしてジャズの虜に・・・・・
内容もはちゃめちゃだし、ドタバタコメディーっぷりもよし、
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鬼畜(1978年製作の映画)

3.5

緒方拳主演。小心者と鬼畜の意外な距離の近さ。ホラー映画ではありませんが、恐い、恐い。そして重い。きょ~れつです(T.T )

全身小説家(1994年製作の映画)

4.1

虚構と真実の両方を持ち、表現が自由であるという生きていく事の楽しさを実感した一本です。
もの凄く入りこめて、見てよかったと思う反面、ここまで暴かれることってどうなんだと考えさせられます。

原一男~ゆきゆきて、ゆきゆきて…(2004年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリー映画として私が一番好きな作品。活動家奥崎謙三を5年追いかけた、撮るほうも撮られるほうも異常なほど最高に強烈です。

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