ワクセイ4号さんの映画レビュー・感想・評価

ワクセイ4号

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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは完全に、クリストファー・ノーラン「インセプション」×「メメント」×ガルシア・マルケス『電話をかけにきただけなの』

・これといいインセプションといいパプリカといい夢のシーンがここまでセンスがあっ
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・ アヴちゃんって歌がうまいナァ……と、10年来のファン、あほな初見のごとき感想を抱く

・イヤしかし、話が進むにつれ、まさかのいわゆる「おれたちのバカ映画」であることが明らかになり、途中からは夜は短
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千年女優(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストのセリフで一気に救われたよ……今敏の信用できる態度ってこういうところなんだよな パプリカやPERFECT BLUE、妄想代理人までとはいわずとも、もっとダークでもよかったけどね

「あの人を追い
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.0

そんなにボロボロなことある?というくらいボロボロなナムギル氏 がんばれナムギル!がんばれハジョシ!ものすごいハードル低めて観たからあんがい面白かったよ!後半ふつうにダークファンタジーだったしね!きちん>>続きを読む

先に愛した人(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

時折とてつもなく光るシーン、演技のある映画であった
なにしろ息子の役者がほんとうにいい マジで素の15歳

・夫に性的に拒絶される母さんのシーン、心がギリギリとなった
途方もないものをなげうって切実に
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羅生門(1950年製作の映画)

3.0

女編、巫女による武士編が、それぞれの矜持 というかんじでジワジワ面白かった。武士の冷めた瞳、顔を両手でおさえて後ずさる女、生死よりも体面が大事な平安の夫妻

女がブラックボックスあるいはびっくり箱扱い
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

別の場所で出会ってたら幸せになった二人ってつまりトヨエツと風間っちのことですか?8歳のときに何があったかだけ教えてくれますか?そんなクソデカ感情があっていいんですか?
それとも藤原竜也と風間っちのこと
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

突如として皆さまがたに巻き起こる空前の渋皮煮ブーム、めちゃめちゃおもしろ
それにしてもわざとらしくウマそうな顔をせず、しかめっ面で飯を食う橋本愛、超いいな

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

おれたちのシスターフッド映画
かたや社会的体面を失う恐怖、かたや精神と肉体と生命を失う恐怖
酒飲んでたあのこが悪いのか?家についてったあのこが悪いのか?おまえもあのこもおれたちもみんなひとしく人間じゃ
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.0

概念・初期作品 というかんじ。ゴリゴリ。上演前に登壇された監督の、長編の作り方を勉強しながらつくったというお話どおり、練習帳のような、その後の湯浅ワールドの萌芽やアイデアメモが目白押し、そういう点では>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像と音楽の重厚感に反してアップテンポでざくざく進む話、繰り返すカットバック、珍しいモチーフと安定の王道のバランス、イカす画、鼻につかないさりげないユーモアたち、超〜〜〜面白かった 残りぜんぶ観て原作>>続きを読む

サイレンス(2016年製作の映画)

3.0

最初の料理シーンがなんだかんだいちばん面白かったかも マスクもうちょっと勿体ぶってよ……マ、真夜中のミサの大ファンとしてはルーツを辿る旅なのでオールオッケーです◎

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.0

ソニーがプールでラップすんのすげーイカしてた 楽しかったぜ 最初から最後までまさに イン・ザ・ハイツ

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.0

元気に9割寝 銃のカタログ眺めながらウェイターのコーヒー攻撃からカップ死守するルネは超イカしてた すまん いつかまた目がバキバキのときにもういっかいチャレンジするわ

ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

4.0

「え……旦那死んだんですけど……」から始まるジェットコースターホラーサスペンス 面白すぎて震えた 手に汗握るサバイバルゲームもあり、ヒューマンサスペンスもあり、不安定な家族、幼少期のトラウマ、マイク・>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.0

かつての大ファンとして、開示された「情報」はともかく、これで「物語」を構成できているつもりならほんとうに勘弁してほしいけどすべての役者と美術はサイコーだった オイ マッツ・ミケルセンのPVか?プランが>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

4.0

おれの人生映画CURE(1997)にタイトルが似てるから観たけど(そんな雑な理由ある?)、地味に物凄くおもしろくて唸った

赤、オレンジ、黄緑、イエロー、曇天に映える鮮やかな色が印象的。廃プールが治療
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.5

みんなどっか欠けてて愛らしいし、「どう?どっか欠けてるキャラをちゃんと導入してるでしょ?」という制作側のキモドヤ顔もなく、終始たのしく視聴。メタルオタクと観たらゴッドたちが召喚されたところで大騒ぎ チ>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.0

日曜のダイナーに来る客のこと、嫌いすぎてウケちゃった

なお人間言語、文法的には文が無限に算出できるたのしい例がこちら
"I feel bad, that you feel bad
About me
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

青春をそのまま閉じ込めて保存したい殺人鬼 vs. かれを追うことで結果として青春を破壊する主人公
おれはこういうサイアクエンドだいすき おれたちの秘密基地の残骸を友人が投げ捨ててこっち睨みつけて終わる
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

妖怪とか魔女ってこうやって生まれていくのよね という史料検証的な映画であった。観ながら現実に還元しつつ。

・マジでなにもしてないトマシン ただひたすらに運が悪い そりゃ発狂するわ
・お年頃の弟、森で
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

やるじゃん クローズド解剖ホラー 腕が光るね というかんじ 探偵と助手による古典的なゴシックミステリの妙味もあり、ゾンビパニック的ホラーもちゃんとやり、ラジオから流れるうまい劇伴、カタルシスのあるエン>>続きを読む

グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー(2019年製作の映画)

3.0

端々、ホラー映画みのある映像が地味によかった 東南アジアのビジュアルが終始楽しいんだよなァ 悪役たちが並んで意味もなく駅のホーム歩くシーンが変態的に好き あとシラットかっこよすぎ マジで習いたい 後半>>続きを読む

つかみ損ねた恋に: ディレクターズカット(2021年製作の映画)

3.0

思いのほか内省的な映画だったけど、登場人物全員のカラフルなファッションが羨ましくなる鮮やかさであった。
「やあ、ハグしていい?」
(カラフル・ハグというキーワード、これはトロールズのレビューなんか?)
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ映画顔してるくせに鑑賞中の感触、すんでのところで・しかし確かにぜんぜんエンタメじゃないんだもん びっくりしちゃったよ
よく眠る長男が麻酔を打たれても眠らなくなったそのときから、起こるすべてはか
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

よくわからんテンション感、ローカルな味のある地味映画だったけど終盤、自決前の家族再現はちょっと良かった おばあちゃんとチャンスの赤い服には含意があるのだろうか

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.0

ナンデワタシハコレヲミタンダロウ?
原作とアニメS1履修者として「アレ?よく考えたら脚本とかセット、まともじゃん?」と宇宙猫顔になった しかしまともな脚本もセットもまったく頭に入ってこない謎に次ぐ謎ビ
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これは85分間ある架空の街のプロモーションビデオ 香港を参考にしたらしい劇中の日本、観光したすぎる 攻殻機動隊の世界観光用VRとか開発されないかな

・妻と娘の写真だと思って後生大事に持ってた写真が独
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.5

人がいる空間で音楽聴くのだけはやめような……と思った 話しかけども話しかけども相手は音楽聴いてるアレ、ほんとうにダメージくるよな やっちゃいがちだけど

感染家族(2018年製作の映画)

3.0

ゾンビをチョンビって名前にしてキャベツ食わせましょう!って最初に言った人にイグノーベル賞あげます

虐殺器官(2015年製作の映画)

3.0

原作未読だけどこりゃ原作読まんとあかんわ というのがよくわかる2時間であった。
「われわれはジョン・ポールのクライアントだ」「……ワレワレ?」「係数されざる者たちだ」「……ケイスウサレザルモノタチ?」
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

ガール・ミーツ・ガールから始まるサイコ中学生オールスター映画
魔性(野崎)と魔性(妙子)が出会ってしまったばかりに魔性が乗算されて止まらねえ 止まらねえ というかんじ あとじいさんは聞き分けがよすぎ
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

2.5

なんかよくわからなくなっちゃってるけど、韓国映画、なんかよくわからなくなっちゃったときに兄弟愛で強行突破しようとしがち しかしこれはいくらなんでも強行突破すぎ ラスト、じわじわおもろい オオゥ……ソッ>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ごめんな ただのサイアクmale gaze全肯定映画のくせに自虐ポーズとりながら愛と満島ひかりの演技力でお茶濁して開き直り最終的に自らをしたり顔で正統化しないでくれるか?

感動的なラストの顔してるけ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.5

なにも記憶がないけど観終わったあとにこにこしてた よほどノーストレス・ノーインパクトな鑑賞時間だったのだろう

映画 真・三國無双(2021年製作の映画)

3.0

みんなプリキュア みんな氷川きよし 期待どおりのバカ映画で ア~〜たのしかった!