bnさんの映画レビュー・感想・評価

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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

終盤、レオが泣きながら木の棒をレミのお母さんに向けてるところ、苦しくてたまらない。

ラブ・レター(1998年製作の映画)

4.2

なんで股旅姿で踊ってんのか分かんないけどめちゃくちゃ良いよな!!!!矛盾とかずるい、もうまくひっくるめていく森崎東作品、久しぶり観れて良かった。

ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

3.8

久しぶりに映画館でシネスコの画面をみたことに気分が高揚。勝手にやってろ映画だった。

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

ベッドで夫婦が会話しているときにうしろで聞こえる引き込み線を通る車両の音、一晩中聞こえる焼却炉の音。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

アンガスの動作とか表情面白くてしばらく忘れられないのが良い。肩脱臼のところは1週間経ってもまだ良かったな...と思い出している。

人との(特に色濃いのは親との)関係の影響は誇張気味と言えるほど描かれ
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吾輩は猫である(1975年製作の映画)

3.9

カンゲツくんめっちゃおもろ。
波乃久里子の妻が最高。姪とのやりとりは和田夏十を思わせるような。
緑魔子変な役やっててにこにこしちゃう。

動脈列島(1975年製作の映画)

3.8

愛知への引越しを記念して愛知映画だー!!(観るまで全然知らなかった)
梶芽衣子に「大好きだよォ!」って言っちゃう近藤正臣、コイツのせいで勾留されてた関根恵子はぶん殴って良かったのにな。
目を逸らす田宮
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

一瞬私たちが陸わさびになった瞬間があったな。それも含めてまだ考えている。

走れない人の走り方(2023年製作の映画)

-

上映後の舞台挨拶を含めて、映画と劇中劇とリアルが混ざり合う感じが面白かった。

辰巳(2023年製作の映画)

4.0

辰巳に頼られて「ジーン」という文字が見えてきそうな後藤さんが最高にラブリー。

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.2

愛とか恋とか分かんねえよ〜と情けない状態で観たので、痛いところを突かれるような感じだった。

異人たち(2023年製作の映画)

4.5

ツリーのところと、最後が愛おしい。
幽霊の最期の描き方が新しくてびっくりした。

忍びの者(1962年製作の映画)

4.7

若富の!!!信長が!!素晴らしくてちょっと泣いてしまった。なんかちょっと嫌がってるネコちゃん抱っこしてるのご褒美すぎるだろ。
伊藤雄之助の早送りがギャグ。だけど並ぶ者がいないほどの説得力。
まんまと百
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浅草の夜(1954年製作の映画)

3.8

ああ〜〜小さめポニーテール短め前髪の若尾文子がめちゃくちゃ沁みる〜〜〜!!!!!栄養!!!鶴田浩二にパチンコ玉でおはじきしようか、とか言われてるのも嬉しくなる。
暗い中かすかに照明が当たる京マチ子の画
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1秒が長く感じる瞬間が何度もあった。顔が暗く翳る場面で目だけが光ってるとか、表情の絶妙さとかが効いてるんだと思う。
ベネデッタ(というよりベネデタ)の嘘とそうじゃないところの描き分けにグラデーションが
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不知火檢校(1960年製作の映画)

4.0

子役のセンスが良い。ほっこりした後に勝新になってるの面白すぎる。先を読む鋭さと、器の小ささを見事に演じる勝新は最高。決して反省しない。拍手。
中村玉緒がめちゃくちゃ綺麗に撮られているし、倉田マユミも印
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牝犬(1951年製作の映画)

3.6

加東大介がこんなに色気あるとは。あの流し目が頭から離れない。
見たことない角度からの京マチ子がたくさんあって良かった。終盤の志村喬目線で追い詰められるときの、目を細めて宥めるときの表情とかも。
しかし
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

電話に出てよと言われるワンワンで当面の間ニコニコできるな。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.3

吊橋怖すぎてちびっちゃうかと思ったけどその後の方が容赦ない。観終わってまだ何かしらの脳内物質が出ている。
化け物みたいなトラックと謎レリーフが似通ってるとか、間の取り方とか、あと爆発の魅せ方にクラクラ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.3

登場人物(と演者)への誠実さが徹底されていて目が覚めるようだった。
卒業に対する思い入れが微塵も無いながらも、自分の中で繋がる別の過去の引き出しは色々あって息が詰まる。とても良かった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

原作を読み始めて気付いたのは、映画ではベラに関わった人の視点ではなく、第三者の視点で描かれている事で、それがめちゃくちゃに良い。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

誰しも、この平山の幸せを妨げる者は許さんという気迫が感じられるような。

街の上で(2019年製作の映画)

4.3

職場の人にDVDを借りて観た。最近楽しかった事とか、この映画を大切に思ってるその人のこととか、愛おしくなって涙が出た。

夢二(1991年製作の映画)

3.5

広田玲央名も毬谷友子もめちゃくちゃ良いんだけど、どことなく小っ恥ずかしさがあった。秋山道男の名前にときめいた。

浮き雲(1996年製作の映画)

4.6

音のしそうな不景気。一緒にいて相手を憎まないなんてどうしたらいいのか。成瀬巳喜男の浮雲と180°違う(記憶)のも笑える。100回くらい観て自分を矯正したい。ワンワンも欠かせない。

風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

4.2

見分けのつかない少年たちの中から、途中で阿清が主人公として立ち上がってくるのが良かった。阿清の幼少期の回想を挟むタイミングもその内容も素晴らしい。
額の凹んだお父さんが出てくる映画が他にもあったはずだ
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.0

シャーリー・マクレーンのショートヘアめちゃかわいい。
憑き物が落ちた瞬間が良かった。

ツィゴイネルワイゼン 4K デジタル完全修復版(1980年製作の映画)

4.5

2回目久々に鑑賞。覚えているところがゆらゆらと立ち上ってくる感覚になり、相乗効果でまた良い。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

-

圧倒的リアリティが悪夢。死がこんなに救いな映画はあるんだろうけど、自分はまだ観た事なかったので怖かった。妻と息子の二人と夫ただ一人をスプリットスクリーンの黒い枠が分断しているショットが印象に残る。

私がやりました(2023年製作の映画)

3.8

嫌い・好きの天秤がぶんぶん振れまくっていた。義父のセリフにある「善悪が分からなくなってきた...」にあるように翻弄される。
攻撃の口火を切るイザベル・ユペールが最高。