ぜっきーさんの映画レビュー・感想・評価

ぜっきー

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

11歳の娘と31歳の父が2人だけで過ごした優しい夏の記憶に漂う不穏な空気。

そういうことかと気付いたところから悲しくて悲しくてしょうがなかった。

2023年のベスト映画にあげる人が多かったのも納得
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

鈴木亮平が演じる冴羽獠がとにかく素晴らしい。
喋り方に神谷明っぽさが出ちゃうところも含めて原作への愛とリスペクトが溢れてる。
個人的には海坊主の活躍が見たいので続編に期待!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

自身の胎児の脳を移植されて生き返った女性ベラが、世界を知りながら成長していく物語。
ベラを演じたエマ・ストーンの演技がとにかくすばらしくて、アカデミー主演女優賞も納得。
そしてハルクになるんじゃないか
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7

3時間という長さも気にならないくらい最後まで惹きつけられた。アカデミー賞を独占したことが示す通り、間違いなく映画史に残る傑作だろう。

ただ、原爆実験が成功した後の描写は人間の愚かさをまざまざと見せつ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

わざわざグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXレーザーGTで観た甲斐があった…

この圧倒的な映像体験はぜひとも劇場(できればIMAX)で味わってほしい。

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.5

ドラえもんにどハマりしている子供たちとともに何十年ぶりかの新作劇場鑑賞。
「音楽って楽しいよね」という音楽の“楽”の部分がテーマになっていて、とても晴れやかな気持ちになれる映画だった。
上映時間はちょ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

映像はすごいけど2時間半かけて話がほとんど進まないw
Part2は期待していいんだよね…?

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督最新作。
パニック障害とPMSを抱える男女が次第にお互いをケアするようになっていく過程が三宅監督らしいあたたかみのある映像で描かれていてとても心地よい作品だった。
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.2

ファンサービスもツッコミどころも満載で「これが俺たちのガンダムSEEDだよ!!」と鑑賞中に何度もガッツポーズ。

当時ガンダムSEEDを観ていた人は後悔しないから絶対に観てくれ。

Saltburn(2023年製作の映画)

4.3

昨年末に観れなかったエメラルド・フェネル監督の最新作。

とにかくバリー・コーガンの狂気を孕んだ演技が圧巻。「イニシェリン島の精霊」のときも感じたけど、本当に唯一無二の俳優だと思う(ラストシーンは最高
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

デヴィッド・フィンチャー監督の新作ということで期待してたけど、思った以上に淡々と話が進んでちょっと肩透かしくらった感じ。
スタイリッシュな映像とマイケル・ファスベンダーはめちゃくちゃカッコよかった。

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.5

これは今年観た中でベスト映画かもしれない…。これから起こるかもしれないアメリカを襲う悪夢。オバマ夫妻がエグゼクティブプロデューサーを務めている点も含めてエグすぎる。ラストシーンも最高。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ケイト・ブランシェットの演技がとにかく凄まじい。権力を持つ主人公がキャンセルによって転落していく…というまさにキャンセルカルチャーを描いた映画なんだけど、それだけで終わらせないラストシーンが秀逸。しば>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.8

アブグレイブ刑務所の捕虜虐待を背景に描かれる、贖罪と復讐の物語。
とにかくオスカー・アイザックの溢れ出る色気と狂気がハンパない。

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.2

10世紀初頭の北欧を舞台に描かれる復讐劇。
ヴィンランド・サガとMCUのおかげで北欧神話の基礎知識があったからめちゃくちゃ面白かった。
映画館で観れなかったことを激しく後悔。
そして今作でもアニャ・テ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.8

ツッコミたいところはいろいろあったけど、カマラがとにかく最高だったので満足。宇宙船の中で3人がわちゃわちゃしてたのがベストシーン。
そしてポスクレのサプライズ2連発は反則。映画館で叫びかけたわ。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

「ローグ・ワン」ギャレス・エドワーズの新作。
ストーリーはまぁこうなるよねって感じの王道だったけど、とにかくビジュアルが最高だったので楽しめた。
Radioheadの「Everything in It
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

昨年のベストムービーに挙げられていたのも納得。岸井ゆきのの圧倒的な演技はもちろん、16mmフィルムの感じがめちゃくちゃ良かった。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.5

過去を美化するようなノスタルジック自伝映画なのかと思って観たら全然違った…。
映画(=芸術)がもつ美しさと暴力性をエンターテイメントとして描いた大傑作。
ラストシーンも最高。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

自分にとっては初めてのウェス・アンダーソン作品。
世界観や映像の楽しさは感じられたけど、最後までなかなかハマれなかった…。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.9

カニバリズムを題材にした若者たちの美しき青春ロードムービー。
ティモシー・シャラメを観るなら「君の名前で僕を呼んで」の次にオススメ。
マーク・ライランスが怪演したサリーはめちゃくちゃ怖かったけど、いろ
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

北米で大ヒットしてるのも納得。ミーム騒動がどれだけ無意味なことか思い知らさせる素晴らしい作品だった。
そしてバービーを題材にグレタ・ガーウィグを監督に招聘したプロデューサー兼主演のマーゴット・ロビーの
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

ストーリーとしてはほとんど何も進んでないのに3時間ずっと面白いのが凄すぎる。
予告編で見たバイクシーンはもちろん、その後の電車でのアクションシーンは圧巻。
トム・クルーズは終わりゆくハリウッド映画の最
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

思い立って始めたM:Iマラソンは5日目でシリーズ6作完走。
トム・クルーズがひたすら走るシーンが彼の生き様のようでたまらなく好き。
月曜日は仕事休んでデッドレコニング観に行く!(あとバービー!)

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

初登場のレベッカ・ファーガソンがとにかく最高。
今の所シリーズで1番好き。
そして相変わらずトム・クルーズのアクションシーンは頭おかしい(褒め言葉)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.9

4作目で一気にクオリティがアップ。
予備知識ゼロだったのでジェレミー・レナー登場にテンション爆上がり。
レア・セドゥが魅力的でもっと観たかった。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.6

トム・クルーズはやっぱり短髪がカッコいい。そしてフィリップ・シーモア・ホフマンの演技が良かった。

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.2

これでもかというくらいアクションシーン盛り盛りでもはやスパイ映画ではなかったw

オープニングのフリークライミングのシーンは圧巻。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

デッドレコニングを映画館で観るために過去シリーズを鑑賞スタート。
当たり前だけどトム・クルーズがめちゃくちゃ若い。映像的には古くてもスパイ映画として面白かった。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

「レディー・バード」と立て続けに鑑賞。メグ、ジョー、ベス、エイミーの四姉妹がとにかく魅力的。過去と現在を行き来する構成もとても良かった。
「若草物語」はちゃんと読んだことがなかったので、過去の映画作品
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

「“愛すること”と“注意を払うこと”(Love and Attention)は同じじゃない?」という台詞がとても良かった。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

前作を超えてきた映像表現はまさにポップアート。ラストシーンも鳥肌もので、次回作への期待が高まる。

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