シェフチェンコさんの映画レビュー・感想・評価

シェフチェンコ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

冒頭から映像と音響で圧倒され、気付いたら映画の世界に没入していた。IMAXでの映像体験は本当に凄い!終始迫力と役者のパフォーマンスに驚かされる。唯一気になったのはモノクロシーンの聴聞会と審査会について>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

完成度の高い1本で、鑑賞後に頭の中からしばらくこびりついて離れない。全てのシーンが必然性を感じるもので、エマ・ストーンら俳優の見事な演技と監督の演出で最後まで魅了されっぱなし。鑑賞場所を選ぶので、とに>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

短い時間で完結に、とにかく力技で飽きずに楽しめる。内容は無いが、何も考えずに観るにはもってこいの作品。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.4

初見はラストがあまりにも理解できなくて、衝撃を受けたと同時にどう評価していいかわからなかった。解説を見て再度鑑賞してこの評価。ケイト・ブランシェットが本当にターそのものを体現していて、彼女の生き様を見>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.4

靴に興味は無くても全然面白かった。レトロな映像や編集のセンスが良く、テンポも良かった。何よりプレゼンシーンは胸が熱くなり、奇跡的なシーンだった。この題材でここまでエンタメ的に面白く撮れるベン・アフレッ>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

ナポレオンの生涯の活躍を一通り映像で楽しめたし、戦闘シーンは圧巻で、映画館で観るのに相応しい一本。戦闘シーンに関しては大規模で、映像美もあり、リドリー・スコットは常に進化してるんかなと思うくらい彼の作>>続きを読む

底知れぬ愛の闇(2022年製作の映画)

3.4

主人公たちに共感は全くできないし、突っ込みどころ満載だが、アナ・デ・アルマスの魅力で2時間しっかり観れた。アナ・デ・アルマス万歳!!

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

ローグネイションに匹敵するくらい面白かった。冒頭の潜水艦シーンだけでも1本の映画になるくらい緊迫感があり、それからはもう内容が盛り沢山で1回では覚え切れないくらい見所が詰まった作品。今回の黒幕は視覚で>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.8

当時映画館で鑑賞して、かなり大満足した1本。前半からただならぬ雰囲気で、ただ淡々と生活している前半だけでも十分に面白く、マフィアが動き出してからは、マフィアもヤバい奴らで、展開に大興奮。前のめりで鑑賞>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

断トツで面白かった1と比べるとどうしても劣ってしまうが、マッコールが観れただけで満足。やっぱり溜めて、溜めて、ようやく爆発するっていう展開が今作は弱く、敵に脅威を感じなかったことが自分の中で物足りなか>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

IMAXで鑑賞。ドラマパートが多かったせいで、途中IMAXであることを忘れていたが、やはりゴジラが出てくると迫力が凄い。咆哮の響きがいい。山崎監督によって万人が観れるエンターテインメントに仕上がってい>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

ジョン・ウィックという一つのジャンルを作った映画だが、今回も期待を裏切らない安定した作り。ただ、真田広之とドニー・イェンを投入したことでインパクトとドラマを生み出し、流石のジョンも今回はやばいんじゃな>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

「こんなジブリが観たかった」、っていう画の連続で冒頭から懐かしさと嬉しさがあった。前半の日本の原風景を再度観れただけでも感慨深いものがあった。ただ、後半からの急展開や意味のわからなさ、違和感がどうして>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.1

日本特有の村の閉鎖的な空間が出ていて、しかも過剰ではなく、程よい感じで好感が持てた。藤井監督の安定した演出で今回も楽しめた。役者陣は流石で、妙にリアルな嫌らしさや内に秘めた機微な感情が作品のスパイスと>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8

ノンストップで面白かった。ツッコミどころは多々あるものの、それを気にさせないくらいに勢いで最後までテンポ良く観れる。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.2

織田信長のダイジェストを豪華にやっただけで、特に真新しさもなく目的のわからない映画。濃姫との関係に割り切るなどのことをした方が良かったのでは…。
大友監督だけあってアクションは所々カッコよかったが、折
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.2

パク・チャヌク監督作ということで期待してたけど、期待外れだった。
何かあると思ってただけに淡々としていて、「オールド・ボーイ」のような刺激を求めていた自分と相性が合わなかったようだ。登場人物たちが惹か
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

カオスで、わけがわからないまま楽しく観れる映画って本当に凄いと感心する。ちゃんと監督にビジョンがあり、割とエンターテイメントに吹っ切っているので感じるまま鑑賞できた。自分の中ではこの世界観だからこそメ>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.3

有村架純は良かったが、後半から飽きてきてしまった。もうちょっと展開が欲しかった。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.3

シンシリーズを観てきて、シン・ウルトラマンは本当に相性が悪く不安視していたが、仮面ライダーが好きで期待値は高めで鑑賞。しかし、案の定駄目だった。冒頭のクモオーグまでは楽しめたが、物語、台詞運び、キャラ>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.9

安定した作りで適度にハラハラして楽しめる。カンバーバッチの演技も素晴らしい。しかしどこか既視感があって、飛び抜けて面白かったとまでは言えなかった。もう少しアメリカ、ロシア間の背景を盛り込んでくれたら違>>続きを読む

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.0

シンプルに面白い。多くを語らなくても画面から伝わる空気感と役者陣の眼で全てを物語るスタイルが素晴らしい。難しいことや新しい技術がなくても純粋に楽しめる作品ってこういうことかなーって思える基礎的な、教科>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.6

初見はシガーのインパクトでやられて、終わり方に戸惑ったが、2回観てようやく展開が腑に落ちた。1回目、正直意味が分からなくても十分に凄いものを観たと思ったが、これは観るほどに味わい深くなるスルメ映画だ。>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.6

冒頭からアバターの世界観に入り込めたし、前作から時間がどれだけ経っても期待を遥かに上回る圧巻の映像体験で、最高のアトラクションだった。IMAXでとにかく観て欲しい!!
リアルタイムで鑑賞できて、本当に
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.5

正直マトリックスシリーズは理解出来ず、本質は全くわからなかった。でも世界観やアクションの凄さでそれを十分補っていたし、子供だった自分も大興奮だった。
今回は正直ついていけなかったし、真新しさも無く、た
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.5

アクション映画に徹して、シンプルに楽しい映画だった。今回は原田監督作品特有の独特な演出が控え目でノイズが少なかったことと、アクションの割合で時間の長さを感じずあっという間だった。岡田准一、坂口健太郎、>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.7

冒頭30分はワクワクだったが、予告から想像した展開とは違い、中盤からはダークで重たい。登場人物の誰にも共感できなかったことと、色んなネタを詰め込み過ぎて散らかっていたような印象。
役者陣は素晴らしく、
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.8

内容はバイオレンスだが、韓国特有のドロドロさや湿っぽさがなく、割とサクッと観れる一本。時間も110分程度と簡潔にまとめていて、十分面白かった。
ただ、チョン・ウソンの使い方は少し勿体無かったなぁ〜。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7

冒頭の凝縮されたシーンは素晴らしかった。細かな説明がなくとも関係者の背景は十分理解できたし、物語への入り込みとして最高の導入だった。
面白かったが、今回は前2作と比べて少し物語が弱かった印象。というか
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

60年代と現代がどう絡んでくるのか予告の時から気になっていたが、流石エドガー・ライト!展開も尻窄みになることなく、ぶっ飛び過ぎることもなく、メッセージ性もあって良い着地で上手くまとめていた。
途中ある
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

導入から派手さは全くないものの、緊迫感を一気に加速させる作りになっていて地味さを感じさせないのはお見事。何より脚色が凄い!展開や締め方含めてとてもドラマティックで、エンターテイメントとして一級品に仕上>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.8

評価の高さからとても気になっていた一作。過去のスパイダーマンが好きだったため、最高の演出でワクワクさせられたし、評価の高さもわかる。ただ、自分がトム・ホランド版スパイダーマンに対してそこまで思い入れが>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

4.2

ぶっ飛んでたが、頭を空っぽにして観るにはちょうど良く、単純に楽しめた。
続編ありきでモヤモヤした点もあるが、全体的に満足。

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.3

面白い!話は地味目だが、終始緊迫感があって2時間があっという間。イ・ビョンホンがオーラを消して朴大統領の使用人として淡々と演じているのが印象的。登場人物の名前が事実と違っていたことで途中まで全然わかっ>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

3.7

岩井監督のこの空気感と、広瀬すず・森七菜を綺麗に撮れている時点で成功している。懐かしさがあって、色々と昔を思い出しながら観ている自分がいた。ただ、ストーリーなどは正直無いようなもので展開含めてこれと言>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

絶対に高いお金を払ってIMAXなどの環境で観るべき!!体感型映画で、冒頭からトップガンの世界に連れてかれた。1作目のファンは勿論、ファンでなくても胸熱な展開がいくつも用意されていて大満足!前作があまり>>続きを読む

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