Rさんの映画レビュー・感想・評価

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おもいで写眞(2021年製作の映画)

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どんな人にも秘めた、その人だけの思い出があると思うと愛おしく感じられる。

写真を残すことは大切だと改めて思う。
あと、自分を受け入れて好きになることも。

脇を固める俳優陣の安定感と温かい演技がと
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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久々に、痛々しくも愛おしくてたまらない映画に、キャラクターたちに出会えたような。

たばこ。

プカプカ。

人生はやっぱり短いのかもしれない。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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家族という世界が全てじゃないし、
生まれ育った環境という世界が全てじゃない。

大人になるということは、
自分の過去と向き合うこと。

似たような、自分だけではどうしようもない葛藤を抱えている地域や
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.4


到底分かり得ないサチの感情と、親と子に存在する誰しもがどこかで感じたことのある不恰好な愛と。
サンドイッチを作ることであったり、
行ってきますの代わりの"さいなら"、
強いられての"ありがとう"、
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.7


完全版もMGMによるハッピーエンド版も観てみたい。叶わない。

構成も素晴らしく、部分的には『The Greatest Showman』よりよっぽど評価されるべきかと。

そもそもの発想の奇抜さが
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.4


泡、泡、泡。
儚くも優しい時間。

太賀さま、もっと歌ってほしいなあ

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7


ずーっとアップテンポ◎
バイクシーンとビル内での戦闘シーンは、曲と魅せ方が相まって印象的。
ヴェノムがかわいいというよりかは、
ひたすらにトムハとその演技に
ふふっとついつい笑ってしまう。
(面白さ
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ドライブイン蒲生(2014年製作の映画)

3.3


色々と思い出したので2回目を。

最低の最高
染谷将太と黒川芽以の
人間らしさったらもう。

なんとなく立体感がなくて、虚無な構図があったりして面白いなあと。

散り椿(2018年製作の映画)

3.9


椿や用心棒、女が男を追いかけるシーンなど、名作の名残が感じられる。名残というよりも、もはや美学のように。

池松壮亮の言葉を借りるならば、
色っぽい。

本来の日本映画には
色っぽさが存在していたの
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

生々しくも瑞々しい、ちょっとばかりの痛みと羨ましさが詰まっている。

夏の終わりに観るには、ぴったりすぎて余韻が重たく感じるような。

干渉しすぎない と、人の気持ちは伝わりづらい。それでも、本来見え
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.5

好きな人を自分のお家に招待すると決まってからの時間、

何を着よう
シャツはズボンにインするべきか
(インしてましたね彼)
ボタンはいくつ開けようか
テーブルクロスをかけて、
どのワインにしよう
どの
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.0


染谷将太のキャラクターと、万華鏡のような背景に映える綾野剛しか、記憶に残ってない、、

わからない、でもこんな映画があってもいいじゃないかって、一緒に観てた老夫婦がにこやかに語っていたから、もういい
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.1

チラシや宣伝で謳っているような、愛とか純情とか異常とか、観ているうちに何も感じなくなった。

対象の全てを肯定することが、同化になって、同化でこそ自分たちを肯定しているように見えた。尾崎、坂本、ブラピ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

日本へのラブソングとされているけれど、日本という国のスタイルや国民性への叱咤や激励、社会問題や人間関係、家族についての在り方、また、現代において私たちはなにを発信し、行動していくべきかを、日本人ではな>>続きを読む