篠突く雨さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

篠突く雨

篠突く雨

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

父親を地下から救うには結局金持ちになって坂の上に行くしかないがそれは夢物語だ、という救いのないラストだけど今の閉塞感がよく表れていると思う。

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.0

まじで生きるのに適していなさそうなテキサスの風景とそういう苦しさを受け入れている弟の演技が良かった

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

スカーレット・ヨハンソンの演技が良かった。もしもより演技にヒステリックさが増していたら、過剰に夫の肩を持った見方をしていたと思う。

ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

3.0

地球平面説を信じるPatricia Steereが自分は実は人形爬虫類だとする陰謀論に対しては冷静に一蹴しているところが一番笑えた

インターステラー(2014年製作の映画)

3.0

愛が時間と空間を越えたり、後出しでSF的設定が増えたりする。
SF部分のディテールを無視したとしても、登場人物間の描き方が淡白すぎるように思った。

ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

受容した後のパーティーでマリアッチと歌うシーンが素晴らしい。

選挙に出たい(2016年製作の映画)

3.5

人々の李さんへの反応のまとめ方が多少作為的に感じたが、映画前編を通して彼の人柄の面白さは十分に伝わってきた。

マンダレイ(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

グレースがウィルマを処刑するときに遠景に集会所で身動きせず終わるのを待っている人々が見えるカットが素晴らしかった。それ以外は舞台のセットでやる必要を感じなかった。

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソン作品は俯瞰してみるとハチャメチャなのに局所的には人物が善良で描写がリアルだから納得してみてしまう。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.0

たった数歩の距離にロープを通してニトロをトラックに詰め込むシーンが一番ニトロの恐ろしさが感じられて好きだった。

ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

4.0

クストリッツァの映画を観ると人生で大切なことは楽器を弾くことだという気がしてくる。

ガンジスに還る(2016年製作の映画)

3.5

牝牛を寄進してから周りの人が皆いなくなってお父さんが一人になるまでなどの長回しが印象的だった。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

アニメだからできるメタ演出が最高。
ラストは観客に解釈を委ねるような終わり方をするのかと思っていたら、意外ときっちり解決してあっけなかった。

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.5

監督の好みが爆発したカルト映画かと思いきや、ストーリー・画面構成がかなり練られていた

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.5

閉塞した環境でこれ以上知識や文化を得られないであろう人を見ると過剰に感傷的になってしまう。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

三谷幸喜の舞台で発想が近いものを観たことがあったが、屋外セットをフルに活用してリアルタイムで進行しているリアリティを与えられる構成になっているのが新しいと思う。

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

5.0

最高。楽天的だったりハッピーエンドに無理矢理引き込む類の話は苦手だが、この映画は画面の熱量が凄まじすぎてただただ観ていて楽しかった。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

何となくモモの円形劇場に集まる人達のことを思い出した

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