ひーちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ひーちゃん

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プラットフォーム2(2024年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

物語のテーマは秩序と自由
社会構図の一番の犠牲者は子どもである
そういった趣旨を前作よりも色濃く表現しようとした作品かなという印象。

総合的な評価としては前作よりつまらない。
比較的不必要なシーンと
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ヒトラー政権下、激動の時代を生きた2人の少年。世界に隔てられた少年たちの運命が互いに触れ合うその先で———

残酷で凄惨であり悲壮な作品

物語のあらすじは
ヒトラー政権時代、ヒトラー崇拝者であり軍人
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ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

親友と過ごす終末
羽目を外した一夜、翌日目を覚ますとそこに親友は居らず——
彼女の行方、あの夜何があったのか
真実を追求していく王道サスペンス

行方がわからない親友の捜索に親切に協力してくれるタクシ
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運命のイタズラ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ある男が豪邸で盗みを働いてる最中、家主夫妻が帰宅し鉢合わせすることになるのだが——

泥棒である男がポンコツすぎて可愛らしくて微笑ましく観てた。
銃を見つけるも暴力に強行することはせず、うっかり監視カ
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フラクチャード(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

転落事故を起こした主人公とその娘
救急外来にかかり娘は検査を受け、妻が同行。
待ち時間の中、疲れから眠ってしまい数時間も経っていたが、目を覚ましても検査は終わっていない。
そのことを問い合わせるのだが
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デリヴァランス -悪霊の家-(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ネグレクトの連鎖やアルコールに乱れる生活、貧困によるストレスや黒人の社会問題、機能不全家族を焦点に当てた悪魔映画。

前半は、主人公である母親の瞬間湯沸かし器ぶりや、子どもとの距離感が描写される。
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

届くはずのない死者からのメッセージ
不思議な現象に困惑する青年が自分の心と対面するときにみた景色は——
心が温まるようで、また、物悲しくもある
心の残りものや繋がりを見つめ直すヒューマンドラマ

物語
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「穴」と呼ばれる施設に於けるワンシチュエーションサスペンス。
上階からの食べ残し———
降りてくる食料は到底人数分もなく、目の前に広がるのは人の欲望の残骸。

かなりのグロと食べ物を粗末にしてるシーン
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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

商業施設建設を強引に推し進めたグループが惨殺されていくスプラッター映画

来るぞ…来るぞ…来た‼︎の王道的ホラー演出とストーリーの余計な横幅が無いシンプルな構成が良かった。
ホラー物なのに生存者が思っ
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スマイル(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

自分の患者が目の前で死んだ
彼女は歪な笑顔を浮かべて——
自殺を目撃したその日から、何者かわからない邪な存在が主人公を精神的に壊していく話。

どこか突出して面白いというポイントがなかなか掴めなく、ホ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

纏わりつくような気色の悪さが秀逸。
キャラクターの機微が丁寧で、含みを持たせる描写が散りばめられていて観ていて楽しい。
じっとりとしたホラーテイストに加え、物語後半の爽快さや友人のキャラクターもあって
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

終始眠くなる間延びしたパニックホラー映画
物語の助走が長すぎる上に、後半に掛かる要素もなかったのが残念だった。

•化け物の生みの親である父親が自殺した理由
•何故に給水塔のおっちゃんがこんな危険な場
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったです。
サメ映画は比較的よく観るが、なんだかんだ、サメ撃退!ハッピーエンド!の型が多い中、いい意味で期待を裏切ってくれた。
サメ周りのCG感のチープさは残るが、全体的に画面描写は綺麗。
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バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

休日に湖畔にてバカンス中のカップル2人に起こった悲劇。

この映画には救いはなく後味の悪い作りになっているが、特に捻りもない。従来のホラー映画テンプレの結末を思い当たる1番簡単な方法でBAD ENDに
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

設定が面白いなと思った。
劇中盤からもしかして…とこちらに推理を促すテンポが良かった。
登場人物が犯人の多重人格たちで構成されていたのも、犯人の背景が見えてきて考察しがいがあるなと。劇中で子どもの姿の
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ハード キャンディ(2005年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

終始感情の置き所が分からず、共感性へのアプローチが弱くイライラさせられた。合理性に欠ける掛け合いがそれを助長させていたように感じる。
こういう作品は特別珍しくもないけれど、終盤の展開で盛り上がる要素す
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