ふゆさんの映画レビュー・感想・評価

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つみきのいえ(2008年製作の映画)

-

潜ること、記憶の蓋を開けること。歩み合い、生きていくこと。泡沫の日々。
設定の段階でもう飛び抜けている。本当に素敵な作品。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

DELAY
音が多く、大きい映画だった。
爆発の見せ方、流石。

わたしも、京都は素敵だと思うよ。外から見ているから。

What do you mean 〜 の訳で"定義"という言葉が使われていて、
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

傍聴者にすぎなかったな。

Fight together
Fight alone
Fight against each other

とても物語的であり、とても現実的でもあった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.1

途中までは、普通に好きな映画だな、山場をどう演出するんだろう、くらいでぼーっと見てた。

銃撃戦の後の構図よ。最高だ。

個人的には、もっとめちゃくちゃにしてほしい気分だった。
Betsy は苦手だっ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

後編を見るまであまり何も言えない。

声優は色々と豪華だったし、主役2人もとても良かった。
映像も良かった。冒頭は特に、この作品に力はいってるのが伝わって来た。

いくつか、あからさまな風刺や、わかり
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.5

こりゃあやべえ
爆発してやがる。
おかしくなっちゃうよ!

Strange World
世界にならしていく過程が、リンチの中でも一番上手く感じた。

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.6

思い出の映画。

見返してみると、そこまでの感慨深さがあるような映画でもない。

Romance anónimo

いつの世も。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

10のうち10だな

余白
観客が考え事をつめこみやすい余白というか、それぞれが持つ感情が吸い込まれていくような余白があった。

営み
コントラスト

豊かさ。
音楽。

彼のことを、わたしのようと思
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

色彩

画角

描きたいもの、それに付随してくる副産物、多様な観客が抱く感情のコントロール、それらのバランスが上手く取れていたように思う。

ダンスシーン、セックス見学シーン、船から落とすシーンとか
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

大好きだよ。カウリスマキ。
泣きっぱなしで、頭が痛い。
どうして泣いているのかわからないまま泣き続けてしまった。

突きつけられる現実と、それでも続いていく世界と、その中で愛を持って(求めて)生きてい
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ビッグ・アメリカン(1976年製作の映画)

3.0

精神が崩れていた。

自分は冗長に思えた。皮肉が効いているのはそうかもしれないが、逆に言えば狙いすぎていてわざとらしいと感じてしまう。
公開当時の状況も知らぬ、日本生まれ日本育ちである自分には肌で感じ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

ただ奇妙なだけだったらやだなと思いながら見始めたが、ちゃんと面白かった。
その世界において整合性が取れていれば満足なのだ
私たちはこういう世界が大好きだよね

知能が高くなると異端も増えるのだろうか
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何度でも忘れよう(2019年製作の映画)

-

画角 写実 色彩

本当に小さい頃、誰かのアザラシのぬいぐるみを悪気なくハサミでぐちゃぐちゃにしてしまったことを思い出した。
保護者数人からこっぴどく叱られたが、その時は何が悪いのか理解できなかった。
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

最高だったな。
どう最高かは言えないけどさ。
分かるんだよ。

ジョニーグリーンウッド大好き。
彼だからできることが無限にある(有限)

静かで暗い映画が好きなだけかもしれないけど、ただ暗いだけじゃな
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.6

まあ、そうか、そうだよね。が多い。
あ、そう?ってとこは意外になかった気がする。

題材の割には軽いんだか、それとも重いんだか。

ライティング綺麗〜
服かわいい〜
PHOENIX 良い〜

(とだけ
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ドキュメント サニーデイ・サービス(2023年製作の映画)

3.0

曽我部さんは自分を勘違いさせたり思い込ませ続けられる才能の持ち主なんだろう

青春狂走曲はやっぱ衝撃あったんだな〜

作品としては長いしあんまり面白くも感じなかった。

やっぱり白い恋人が好きだ
アル
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ひなぎく(1966年製作の映画)

3.9

好きな類。ふざけ倒すくせして妙に真面目に思えるところがツボだった
隣の人が数分ごとにいびき立てて寝るから全く集中できなくて、あんまり覚えてない

あと可愛いって意見や食べ物を粗末にって意見もあるけど、
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.4

否定意見があることも、カルト的な人気があることも納得。
一つの映画として、自分はかなり好きだった。
原作は春樹訳でしか読んでない。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

超能力バトルにがっつり入る前の方が嫌だった
ああいうのが一番きつい

情動的共感、認知的共感

遺灰は語る(2022年製作の映画)

3.9

めっちゃいいじゃん!ってとこと、うーんってとこがあった
構図大好き。あと死の部屋の魅力。
どういうことをしたいのか理解しきれなかったのは自分が未熟だからかも

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

4.5

この時この場所で見ることに意味があると思い、もう一度見た。
はじめ、監督陣からのメッセージビデオがあった。

最近はレコードブームもあり、閉店はいっそう惜しまれる。

売れる前のThe Strokes
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

4.0

可愛くてしゃあない。

なんでこんなにカウリスマキがハマるのかと考えてみると構図が好きなのかもしれない。
必要以上に引きでとらないし、近すぎることもなく、カメラワークが自分にとって心地よい。

空気感
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.8

コッポラだなあ。

そう、そんな単純じゃないよな、と。
メタ的に面白かった(だろうか)

CUBE(1997年製作の映画)

2.5

人物が役割すぎる
仕組みがわからない。素因数の数がなんだったら何なんだ。順列に関してもわからない。3桁の整数の素因数の数はすぐわかるし天文学的数字でもない。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.7

笑うと自分の祖母に少し似ている。
愛は真実であるべきだろうか。

ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

4.0

美しきは音よりも光の使い方であった。

自分がストーリーをあまり重視してないからか、強引で突飛であっても辻褄が合っていたので気にならなかった。

指揮者に焦点を当てたものの中では、かなり好みだ。

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

悲しみよ、こんにちは。
楽園
屈辱
生と死
諦観
歪み
解放
動的平衡

メメント(2000年製作の映画)

3.9

ストリーミングで見たのでゆっくり考えながらみた。映画館で見ていたら全ては理解できなかったように思う。だとしても構造上、細かいところ抜きにしても最後に興奮できる仕組みだろう。サミーの話もジョン・Gの話も>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

3.9

おもっしろい。
注意を引くような音の使い方やクスッと笑えるようなセリフや演出に溢れている。
そういえばアフターピルって意外と最近のものだったな〜

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.5

夏ってこうだったんだ。淡く眩しい。
実はそんなにノスタルジーは覚えなかった。
岩井作品は相変わらず音楽が良い。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.1

堪らなくなっていつの間にか大粒の涙が溢れる。
サガン。ハイウェイ。

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