レオさんの映画レビュー・感想・評価

レオ

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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.2

待ちに待った『ハロウィン』の正統な続編。
元祖『ハロウィン』への敬意が存分に表現されており、感動すら覚えました。

音で驚かす演出だけでなくブギーマンことマイケル・マイヤーズならではのジリジリと迫り来
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

「ここまで映像技術は進化したのか!!」と驚嘆。どうやって撮影したのか気になる場面が沢山あり日本映画の本気を垣間見た気がします。それだけこの作品に力を入れていたのでしょう。

他のゴジラの作品を観たこと
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.3

暴力&暴力のバイオレンス映画。序盤の胸糞悪さは随一の作品と思われる。後編に掛けても洗脳からの暴力の繰り返しという人によっては苦手意識を持たせる映画である。
かなりのバイオレンスな描写が多いのだがキュー
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

スタンリー・キューブリック監督のホラー映画。
原作者スティーブン・キングは映画の内容にご立腹だったようだが(後に『スティーブン・キング版シャイニング』を作ってしまうほど)、ホラー映画(ドヤァ)にあり
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裏窓(1954年製作の映画)

4.3

あまり沢山の映画を観たことがなかったからかもしれないが、この作品を鑑賞した時、演出の斬新さに感動を覚えてしまった。普通の映画であれば一つのシーンに流れる人間ドラマは一つであるのだが、この作品は足を骨折>>続きを読む

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.2

王道スパイ(?)映画を見ている感じ。2017年を迎えた今の時代となっては際立った特徴がある訳でもなく、物足りなさを感じる部分はあると思われるのだが、この映画が作成された1959年当時は画期的な映画だっ>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.5

単純に暴力的描写に焦点を当てるだけではなく、主人公である雑誌記者の事件を解き明かしたいという使命感と部数を伸ばすことが目的である出版社及び少しは家庭にも目を向けて欲しい妻との狭間で揺れ動く主人公の心理>>続きを読む

(1963年製作の映画)

4.0

『サイコ』同様、ヒッチコックの代表作の一つとも言われている作品。凶暴化した大量の鳥が人々を襲う物語。圧巻すべきはその撮影技術。一体全体どうやってあの大量の鳥を飼い慣らしたのだろうか。
この映画をモンス
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サイコ(1960年製作の映画)

3.9

サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコックの代表作。アンソニー・パーキンス演ずるノーマン・ベイツの魅力が溢れ出ている。エド・ゲインの事件を基に作成されているが、異常なまでに厳しい母親と異常なまでの母>>続きを読む

怪談新耳袋 劇場版(2004年製作の映画)

2.8

『呪怨』とかに比べたら怖さという点では劣るけどホラー初心者の人にとっては程良く怖く十分楽しめる作品。個人的には最初の【夜警の報告書】が好き。淡々と不可思議な現象をあしらっていく警備員さんには格好良さす>>続きを読む

輪廻(2005年製作の映画)

3.3

ホラーを期待するとイマイチかもしれないが、ストーリーは中々楽しめた。上手くミスリードしており、予想外の結末にも驚かされた。思いの外、優香の演技が上手だったことも評価出来る。スゴい推すわけではないけど、>>続きを読む

感染(2004年製作の映画)

4.0

世にも奇妙な物語の作品の一つである『急患』のリメイク作品。『急患』を先に見ていると30分のドラマを映画用に無理矢理引き延ばした感が否めなかったが、全体を通して不気味な病院の雰囲気が作り出せており、飽き>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

2.5

中々グロテスクな描写も多く、邦画の中ではショッキングな作品ではあったと思うが、「こういう映画が好きなんだろ。ほれほれ。」感が否めない気がした。これはあくまで個人的な感覚だし、自分の思い込みもあるのかも>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

4.0

予告映像に若干コメディが入っていたのであまり期待せず鑑賞したのだが、予想を大きく上回る怖さがあった。大竹しのぶの怪演は見物、普段バラエティー番組で見せる姿とのギャップに驚かされた。この人こそ真の意味で>>続きを読む

呪怨(1999年製作の映画)

3.6

映画版呪怨の原点とも言える作品。とはいっても映画版はこのVシネマ版しか鑑賞したことがなく、シリーズの他の作品を観たことが無いので残念ながら比較しながらのレビューを書くことは出来ないが、非常に怖く日本映>>続きを読む

屋敷女(2007年製作の映画)

3.0

他の方のレビューにも書いてありますが妊婦さんは絶対に観てはいけません。お腹の子に悪い影響を与えます。胎教によろしくありません(そもそも妊婦さんがホラー系統の映画を鑑賞する時点でどうかと思いますが…)。>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.2

強烈な自己愛と他者への無関心さを兼ね備えた変態エリートの物語。他のサイコホラーとは若干異なりサイコパスという存在をコメディタッチに描いている。コメディタッチに描いているとはいっても残酷な描写はきちんと>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

3.9

原作はあのスティーブン・キング。ファンの作品に対する愛情が強すぎるが故に起きる惨劇は現実世界でも起きがちで妙にリアルなため作品に入り込みやすかった。現代のアイドル量産社会に対する警鐘を鳴らす作品とも言>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.0

デヴィッド・フィンチャー監督のサスペンス映画。七つの大罪をテーマに殺人が繰り広げられる金田一少年的な作品かと思いきや犯人が捕まってからが本番。映画史に残る後味の悪い結末は一級品だった。
個人的に一番の
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.3

前作死霊館に出てきたアナベル人形に焦点を充てたスピンオフ作品。内容は前作の死霊館から怖さを半減させた感じ。結末も正直微妙でした。
人形は相変わらず不気味だったけど、何でこんな人形を買おうと思ったのか…
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死霊館(2013年製作の映画)

3.0

正統派ホラー。怖いっちゃ怖いけど実話というには若干無理がある感じ。悪魔払い(除霊?)シーンは格好良くし過ぎた感じ。凝ってはいるんだが、エクソシストくらいチープな感じの方がよりリアリティはあったかなと思>>続きを読む

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

3.6

悪役が核実験の被爆者って理由で一度は日本国内での上映が延期になった作品。延期になったとはいえ上映されてる訳でウルトラセブンのスペル星人みたいに半永久的に陽の目を見ることがない状態にならなかったのは救い>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

2.8

某巨大掲示板の後味悪い映画スレ等では必ず名前が挙がる作品。確かにあの結末は中々後味悪く、見終わった後も暫く鬱々とした気分になるのだが、いざ話の内容を振り返ってみるとあの結末以外特に際立った箇所はないよ>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

5.0

監督はあのスパイダーマンのサム・ライミ。そんなサム・ライミ監督が低予算で作成したのが今作であるが、この映画は本当に怖かった。これまで少なからずホラー映画を見てきたが、これほどまで恐怖を感じた映画は他に>>続きを読む

ハイテンション(2003年製作の映画)

1.8

オチが…。オチが…。それまでのストーリーは緊迫感に溢れて素晴らしかったのにオチが全て持っていった。非常に勿体ない。
正直、途中から(もしかしてこのオチはあれじゃね?でも、ストーリー破断するからそれは無
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クラウン(2014年製作の映画)

3.2

子供を楽しませようとお父さんがピエロの扮装したら、その服が呪いの服でお父さんが本物のピエロになってしまう。そんなお父さんと家族の愛を描いたハートフルストーリーなんてことはなく、ちゃんとしたホラー映画で>>続きを読む

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.2

ゾンビ映画の原点とも言える「ゾンビ」のリメイク作。ゾンビ映画特有の生き残りを賭けた戦いはやっぱり面白いですね。時代が進み撮影技術も上がったことやゾンビが走るようになったことでリメイク前以上に恐怖度はア>>続きを読む

スクワーム(1976年製作の映画)

2.5

大量のゴカイと戯れるお話。虫嫌いの人は絶対に見てはいけません。気持ち悪さで言ったらトップクラスの作品です。飲み物飲んだら中にゴカイが入っていて吐き出すシーンは本当に口の中に含んだというから驚き。役者魂>>続きを読む

デモンズ2(1986年製作の映画)

3.2

1同様ストーリーなんてものはほぼ皆無でデモンズとのじゃれあいを楽しむ映画。テレビから登場っていう点では貞子の原点となった作品かもしれない。今回のデモンズは子供や犬などバラエティー豊か(前作もいたかもし>>続きを読む

デモンズ(1985年製作の映画)

2.7

良い意味でバカ映画。ストーリーなんてあってないようなものでデモンズと人間の生死を賭けたじゃれあいを眺める感じ。映画館の中でバイク乗り回しながらデモンズを切りまくるシーンは笑わずにはいられない。ただただ>>続きを読む

フェノミナ(1985年製作の映画)

3.0

蛆虫のプール、気持ち悪いチビッ子、賢いお猿さんとホラー映画なのににやついてしまうようなネタがふんだんに盛り込まれていた。怖くはないが気持ち悪い映画ではあるので、気分を害したくなった方にはおすすめ。スト>>続きを読む

ブレインデッド(1992年製作の映画)

5.0

前評判が高くずっと気になっていたもののどこにもレンタルされておらず、中々見れなかった。しかし、どうしても見たかったので意を決してAmazonで諭吉を生贄に捧げブレインデッドを召喚(購入)。結論から申し>>続きを読む

サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

4.2

サスペリアPart2と書いてあるがサスペリアよりも早くに製作された邦題の悪意が感じ取れる作品。サスペリアがイタリアンホラー(ダークファンタジー?)だったのに対し今作はサスペンスとかミステリー寄りの内容>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.2

イタリアンホラーと銘打っているだけあって他国のホラーとは一線を画した異質な世界観を堪能できる作品。内容自体はあまり怖くなく若干物足りなさを感じたが何よりもゴブリンが奏でる音楽がカッコよく、それがこの映>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

2.7

サイコホラーの原点とも呼べる作品。監督自身が作曲したBGMが不気味さを掻き立てる。今やホラー映画の一つのジャンルになっているサイコホラーの骨格を作り上げたこの作品の功績は大きい。但し、昔の作品というこ>>続きを読む

IT/イット(1990年製作の映画)

3.0

多くのピエロ恐怖症患者を創出したであろう作品。子供の頃に見てトラウマを植え付けられた人も多いかもしれない。ストーリー後半まではそれなりに出来栄えも良く楽しめたのだが、後半の展開には正直がっかり…。子供>>続きを読む

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