りえあおきさんの映画レビュー・感想・評価

りえあおき

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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.3

凄かった。
ジャン=ルイ・トランティニャンに最近はまってるので出演作を見つけたら観る。

トランティニャン×クラウス・キンスキーのマカロニウエスタン。そんなの観るしかない。

マカロニはえぐいときいて
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サイン(2002年製作の映画)

3.4

大好き。繰り返し観る。
ハリウッド映画×不条理劇 的な展開なので、SF大作やスカッとする着地、謎解きを求める人には食い足りなさがあるかもしれないけど

室内の、宗教画のような光と影の使い方。左右対称の
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暗闇でドッキリ(1964年製作の映画)

2.9

洒脱で他愛もない小ネタのつるべうち。気楽に観るのがちょうどいい。いつものように、アニメーションと音楽最高。

オープニングのワンカメで撮ってるような、みんな夜中に交互に浮気してる、をみせるシーンはコメ
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

映画館には一応行ったけど、配信が始まったので家族と。

当時も全肯定的には観てなくて"映画"としては色々無理があるかなーと。

途中 に出てくる女性の語り、その通り!!なんだけど やっぱり説教くささが
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ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994年製作の映画)

3.0

ジェフブリッジスが好きなので。
ダイ・ハード×ケープ・フィアー的

ラストの爆破シーンは気合が入り過ぎて、他に負けたくないという 常軌をいっした火薬の量だった。ありがとう。

配信も当時の吹き替えで観
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ピンク・パンサー2(1975年製作の映画)

2.7

Amazonプライム、吹き替え版!!
羽佐間道夫さんと内海賢二さん。

むかし観た時にオープニングしか楽しめなかったけど、ストーリーのあるミニコント集と思って観ればいいのね、と。でも吹き替えじゃなか
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ダンテズ・ピーク(1997年製作の映画)

2.8

えー、なにそれー!と か 勝手につっこみながら観るタイプの映画。午後のロードショーでやってそうな感じ。

予想外の事はあまり起こらない。当時の吹き替え盤なので 、声 楽しい。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.1

息子にすすめられて。感じがいい。そして工夫が山盛り。

ビデオゲームの中でアバターが動いてる設定のおかげで、作り物として思い切り楽しめる。

中身と外見の違いを使った ひねりも気が利いてて、それ、ずる
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.2

実は観たことなかったので笑。息子にすすめられて。

初心者なので、こんな感じの悪い人が主人公??と思ったけど、よく出来てるというか、武器商人が戦場に行って、行いと世界の見方を改めるという、なんとも攻め
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.0

宗田理さんの訃報をきいて。大人になってから観ると、大切なメッセージが、つまっていると気づく。

ルールの中にまぎれている不条理とか行き過ぎた管理体制とか。古い話だからと笑っていられない。今も学校ではブ
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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

3.1

渋い評価を受けてるようてすが、私は意外と好きで時々見ます。

原作やmarvelに思い入れがないせいか、コミックの映画化って この感じでいいんじゃないのかなと。同じ監督のデアデビルも不評なようですが、
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ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズ(1972年製作の映画)

3.0

オープニングのフォントからして最高。現代にかけているのは これを楽しめる余裕とユーモア。洞窟 かっこよかった。

前にみた 地底人みたいな映画は 一体が正味5分くらいだけ登場してたのと比べて、この映画
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恐怖と戦慄の美女(1975年製作の映画)

3.0

世にも奇妙な物語的な3話。コンパクトですべてがちょうどいい。こんなのいっぱい配信されてたらいいな。

3話目はチャッキー×シャイニングって感じだけど、芝居と撮影、編集で上手くまとめてて面白いしちょっと
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デニス・ホッパー/狂気の旅路(2017年製作の映画)

3.4

70sのカルチャーが好きなので楽しかった。当時最先端だった人の暮らしや服や周りの人が見られるのだから わくわく。

イージー・ライダーで時の人となり、次作で混迷を極め 業界を干され、アルコールと薬物か
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.2

お気楽だけど、嫌いになれないんですよね、これ。撮り方もさりげない、ひけらかさない職人技って感じでいい。

ハーバート・ロスは、ボギー俺も男だ。と フットルース。(どちらもすき)を撮ってる人なので 笑い
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.3

先週に引き続き映画館で。続けてみたので、前作との比較。テレビで見てた中学生の頃は魔宮の伝説が断然すきだったのに、映画館でみたら 圧倒的に一作目が良かった。

とはいえオープニングのミュージカルからカー
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.2

You Tubeの限定配信で。偶然の産物!?らしい棒読み風の台詞まわし。今回あらためて観て 小津安二郎的表現なのかもと 。小津的な 赤いカーディガンを原田知世が着てる場面があったので、意識してるのかな>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.2

久しぶりに。息子がグッドウィルハンティングが好きというのでロビンウィリアムス繋がりですすめてみた。家族で。

ちょっと前に家族で カッコーの巣の上で をみてたので、あ、結構似てるんだね とまず全員感じ
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めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー(2015年製作の映画)

3.3

友達にすすめられて若い時聴いてたけど、成り立ちやバックグラウンドをわかってなかったので 面白かった。

保守的な田舎から西海岸へむかったものの ヒッピームーブメントにのれなくて、あたりの感じからして
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トランサーズ/未来警察2300(1985年製作の映画)

3.2

80年代のSFで見たい場面が山盛りの楽しいネオンノワール。カラフルな照明、ディスコ、LAの街並み、銃からビーム、シンセのBGM、ゾンビ、人を転送、ミニチュアで真面目に作られたメカやSFX

設定は細か
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.3

第三の元カレ、あたりまでが特に好き。

彼女の過去と対決(引き受ける)、自分の弱さ(流されやすさや事実)とも向き合う、を こんな形で映像化する。真剣に あほな事をする。というこの映画の真面目さ。音楽も
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狙撃者(1952年製作の映画)

3.3

面白い!!タクシードライバーとダーティハリー どっちもはいってる感じ。主人公が手をコンロであぶる場面もあったので タクシードライバーは特に共通点を感じた。画作りも格好いい。

レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX(1981年製作の映画)

3.7

4Kで。映画館でみるの始めてです。最後、なぜか泣いちゃった笑。

音の処理、特にオープニングあたり抜群に臨場感があって凄かった。怖かった。

乱暴な言い方をすれば、活劇はこれだけあれば新作はいらないの
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フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ面白かった!!
フレンチコネクションが大好きなので撮影の裏話が嬉しいのはあるとして。コメントを寄せて出演してるのが

コッポラ 、ウォルターヒル 、ウェス・アンダーソン、タランティーノ、
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.3

彼のやり方を取り入れた、すべて人が いいクリエイティビティを発揮出来る訳ではないとしても、物作りの姿勢という意味で とても刺激になった。

店の中をすべて白でペイントする。など、今では定番になっている
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燃える勇者(1981年製作の映画)

3.0

アクションだけじゃなく演技力もあって 。ダンスも踊れて。しかも八重歯が可愛い。なんて素敵な人なんだ真田広之。伊藤かずえも可愛いらしいなー

冒頭の商店街で乗馬!!とか つかみのアクション全部のせ みた
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.4

長年怖くて 観るのをさけてた一作。You Tubeの期間限定公開で。面白かった。噂通り血まみれだったけど。。。

増村保造に はまって色々観てた時期があったので 女性ヒロインに特有の あの あえての棒
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ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

3.1

オープニングはとても良かった。
本編は、芸達者が多すぎたのか、やり取りが空回り気味で整理出来てない印象。面白いには面白いんだけど。散漫というか。ゾンビランドのように うまくコントロール出来ていない感じ
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.4

久々に。
オープニングの引きの絵にしびれた。

監督、ボブ・ディランやストーンズのジャケットを撮ってる人だそう。今まで知らなかった。

人生、それぞれ感情の起伏、バイオリズムがあるけど、友達がいれば
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.4

久しぶりに見直す。
良かった。
出てくる ほとんどの人の目が死んでる。そういう映画だった。当時の東京の街が嬉しい。

独創性はありつつ フレンチコネクションなどの刑事ものや クラシカルなノワール感も漂
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HANA-BI(1997年製作の映画)

3.0

恐ろしくて、その男…を みたくらいで、ほぼ 北野映画を知らない。試しにhanabi を。

もっとドライなのかとおもったら 思いのほかウエットでメランコリックで、あえて言うなら女性的だなとすら思った。
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.3

見方に慣れるまでちょっとかかったけど、馴染むと楽しく観られる。むしろ二周目、3周目と繰り返してみるのが楽しい。

ウェス・アンダーソンはお洒落すぎて敬遠してしまうのですが、この犬ヶ島はメッセージも明確
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ブレイド(1998年製作の映画)

2.4

PG12を信じて観てみたら グロ描写多めで個人的にはきつかった。オチを知りたくて頑張って観た感じ。

街描写とカーチェイスのとこは良かったので もっとみたかった。汚ない路地裏も良かった。『チョット マ
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