rさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小さな気付きに少し微笑む。愛しい人と再会し笑みが溢れる。妹との会話から見える過去と憂い。偶然の出会いに心があたたまる時間。日々繰り返される行動も、細部を見れば全部違う。人はいつだって小さな出来事に気付>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好きな人との食事のために食器やワインを買うシーンがとても良かった。豊かに暮らすということは、自分にとって大切なものを選べるかということ。手放すことで手に入れられるものも沢山ある。生きていくことに対して>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

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希望が生まれずして消されてしまう虚しさ。氏名にある誇りを日々意識せざるを得ない人がいること。出自や氏名のようにそのひとの根幹にあり(特にこの時代には)変えようのないものが、人と関わることで命を脅かす種>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画は、罪や後悔と向き合うこと、傷を癒すこと、また自分の加害性に気が付き、コミュニケーションを見つめ直すきっかけになり得ると思った。家族や友人との親密さ、寄り添い方について、改めて考えたり話し合っ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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いままで観てきた宮崎駿監督映画の集積
人と/人がいる世界と並行してある自分だけの世界 生きることは自分と向き合い続けるということ スタジオジブリの映画で観ることのできる、人や自然の動きとそこにぴったり
>>続きを読む

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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ぬいぐるみへのケアとして洗濯の描写があるが、洗濯は布を傷つける 人間は精神的な疲労や傷を身体をケアすることで軽減させることができるけれど、ぬいぐるみには成長が無いからそれができない 元通りになっている>>続きを読む

祈り(1967年製作の映画)

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動物の殺傷シーンが度々ありとても疲れてしまった 私は肉をたくさん食べるくせに、とても浅はかだと思う

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

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刺繍がさすがに遅すぎて仕事としてあり得ないし、カフタンの仕立てが本当にあのスピードだったらそれは滅茶苦茶高いだろうな…などということばかりに気がいきすぎた あと、あの青いドレスを頼んだお客さんの気持ち>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

湊と依里の逢瀬の瑞々しさや、俳優の方々のまなざしや動きは素晴らしかった。子どもが生みだす嘘や秘密のように見えるものは、真実ではないというだけで嘘でも秘密でもなく、また大人が見えていないと思っているもの>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大人の問題に子どもを巻き込むのは最悪、子どもの意見が最も尊重されるべきなのは確かだけれど、二度育児放棄した母親は、然るべき場所で自分の問題と向き合うべきだし、たとえそのような親でも子どもにとっては1番>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

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始めることよりやめることの方が難しい。
かなりシビアな映画なのでは

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