rikky1103さんの映画レビュー・感想・評価

rikky1103

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とんび(2022年製作の映画)

3.6

父親と息子の感動的な親子物語ではあるんだけど、私からすれば周りの人たちが良い人過ぎて、それがあってこそのお話だった。不器用で直情型なザ昭和のお父さんは苦手だったけれど、間違いなく愛情には溢れてて涙する>>続きを読む

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.7

ただただ戦争の残酷さが心を打った。親や家族の想いは敵であろうと同じなのに、戦争という場ではいろんなものが歪められてしまう。
悲惨で過酷な状況のなかでの手紙という存在が光のような存在であることに心はを締
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.9

淡々と物語が進んでいく中で、少しずつ状況を理解していく。どんな状況でも子どもは自分の親が大好きだし、主人公の子どもに対する愛情深さと苦悩が淡々とした中に滲み出てて切なかった。
最後の決断は思った通りだ
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対峙(2021年製作の映画)

3.8

どういう状況なんだろうというところから始まって、会話が進んでいくにつれお互いの状況や立場が分かっていくのだが、状況の分からない状況でも目が話せない緊迫感があった。どちらにも悲しみやどうしようもない想い>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

先入観や偏見で人を判断したりしない、誰に対してもフラットで壁がないちひろさん。これは持って生まれたというより、今まで生きてきた中で培われたものなのか、強さのなかに物悲しさみたいなのが感じられる。
スト
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.3

正直ストーリーがよく飲み込めなかった。ただのシンデレラストーリーにして、もっと惹かれ合う背景みたいなのがあったら良かった。
時代の雰囲気感は出てたし、役者さんも悪くはなかったけど、目黒くんや他のとこで
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

途中からデジャブ感があると思ったら、韓国版観てた。岡田くんの顔は良いけど好かれない感じがリアルだったのと、清原さんの地味な感じが新鮮。ストーリーはまあなるほどね!って感じでパンチは感じなかった。クドカ>>続きを読む

恋のいばら(2023年製作の映画)

3.6

ストーリー展開が意外な感じで進んで飽きずに観られた。ただ内容が少し薄いのと、最後の展開がえっってなった割に背景が微妙だったかな。まあ元カノと今カノのタイプが違いすぎるなーとは思ったけど(笑)

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.0

小説っぽい雰囲気の会話のやりとりや美しい自然の映像から独特の世界観は感じられたが、内容は要領を得ない感じで、結局愛と性と孤独が絡まり合ってよくわからないまま死に向かっていった。ワタナベくんの心はどこに>>続きを読む

交換ウソ日記(2023年製作の映画)

3.5

いかにも少女漫画っぽいキラキラな青春。友達に嫉妬したり、誤解したり、仲直りしたりのあるあるでストーリーに深みはあまりないし、演出もちょっとクサいなってとこもあり。

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.6

孤独死問題がテーマ。これからもっと社会問題になりそう。
身寄りのない亡くなった人の生前の想いに寄り添うことは、他人からすれば必要とは思えないけれど、それを大事に思う
まきもとさんのバックグラウンドが全
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.9

殺人を正当化するべきではないけど、それでもそれによって救われるというのもリアルであって、自分自身を介護者に置き換えたとき、果たしてそれを悪であると言い切れない気がした。
これからますます増えるだろうこ
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渇水(2023年製作の映画)

3.3

登場人物にしても、社会のあり方にしても現実にあるだろうなってギリギリを攻めている感じ。

夫婦フーフー日記(2015年製作の映画)

3.5

結婚して妊娠後にがん発覚。出産、闘病と短期間に怒涛の出来事にぶつかっていく主人公だが、永作さんのカラッとしたキャラクターと周りの明るさで重たくない雰囲気に仕上がっている。実話ということで、もちろん表に>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

映像の見せ方、音、主人公の表情などとても素敵だったけど、本質的なものが感じ取れなかった。結局、何をどうしたかったのか、何にイライラしてるのか、ボクシングに何を見出したのか、そういう映画なのだろうが、ず>>続きを読む

映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

3.8

ツッコミどころはあるものの、すごく考えさせられた。同じ'生徒達の成長ため'という目標であっても、価値観が違うとアプローチの方法も違う。そして人間は居場所がなくなると心が不安定になる。グレーゾーンがある>>続きを読む

四月の雪(2005年製作の映画)

3.3

過酷な状況で出会った2人。数少ない会話の中でも自然に惹かれ合う美男美女がとても叙情的で美しい。淡々とした中にも感情がおおきく揺れ動く様がしっかり表現されてた。そんなに強く惹きつけられるものはなかったが>>続きを読む

涙そうそう(2006年製作の映画)

3.3

ストーリーはベタで、あんなに丈夫そうなのにあっけなく亡くなってしまってビックリ。お兄ちゃんの恋人と妹のピリッとした関係が、匂わせ程度で終わってしまってちょっと肩透かし。最後は涙したけど、思ったよりあっ>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

ストーリーはドキドキの展開で惹き込まれたし、面白かった。残酷なシーンが多め。動機がちょっと腑に落ちなかったが、役者さん達は合っていたと思う。

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.3

コロナ禍で甚大な影響を受けた飲食業界のリアル。そこからの貧困。ありがちなセクハラ·パワハラ。ネットで自分の意見をこれこそが正義と言わんばかりに振りかざす。確かに現実にもこんなことあったなーと思いながら>>続きを読む

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.3

嫉妬深くて、落ち着いてそうですぐにカッとなって、自分のことしか考えてない感じの主人公に感情移入出来なかった。でもそう思ったってことは山田くんが上手かったからなのかな。松本さんの色気と時折見せる儚い表情>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.7

シベリアで捕虜として抑留された絶望的な状況の中で、家族との再会の希望を捨てず生き抜いた山本幡男の話。
過酷な環境の中、信念を曲げず明るく乗り越えようとする姿に、少しずつ周りの人々の心を溶かしていくのは
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.4

ドラマ同様クスっと笑えるシーンもありつつも、テーマは重い。大きな犠牲を生まないために小さな犠牲は見過ごすのかというようなよくあるテーマ。政治や利権が絡むと簡単に人が死んじゃう。巧さんや町の人に感情移入>>続きを読む

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.1

先生を好きになっちゃうことはあるあるで、途中までの気になってくるポイントとかはすごく分かるんだけど、後半からだんだん距離感がおかしくなってきて「えっ」ってなった。絵的には美しかったけど(笑)竜星君はち>>続きを読む

家族ごっこ(2015年製作の映画)

2.8

全体的にあまり面白さは感じなかった。後半は特に。舞台向けの作品っぽかった。

女優は泣かない(2023年製作の映画)

3.7

ストーリーは割とベタなんだけど、丁寧な描写で心地よく、最後はうるっとさせられた。蓮佛さんのオーラの出方や心の動きはさすがだったし、伊藤さん、川上さんもうまくはまってた。ちょっとお姉ちゃん怖すぎたのと、>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.5

生まれ変わりのストーリー。洋さんと沙莉ちゃんの子どものシーンには涙したが、その後子ども1人で会いに行った後のシーンがちょっとファンタジー過ぎたかな。心と記憶はそうでも、現実は子どもだと認識してるから違>>続きを読む

白夜行(2010年製作の映画)

3.3

原作未読。ドラマ未視聴。東野さんらしいミステリーだが、展開がスピーディで場面がポンポンと飛ぶのと、登場人物が多くて名前が飛び交うので理解が追いつくのが大変だった。
大人欲望を子どもにぶつけてしまったが
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君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)

3.3

僕愛から見てしまい意味が良く分からなかったのでこちらを鑑賞。君愛の方がら見たほうが確かにいい感じ。パラレルワールドの話が難しくて頭に入ってこない(笑)ので感情移入はしにくい。声の感じも違和感。ただ地元>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.4

正直何を感じたらいいのか良く分からなかった。戦争時の捕虜のいる現場なので仕方ないが、暴力的で残虐なシーンも多々あり。日本人特有の気質の難しさなどは感じられ、日本人の登場人物の感情は分かりづらかった。セ>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.8

勝手にカテゴライズして偏見の元に差別するという、私も含めて日本人あるあるが、ある男の死から明らかになっていく。そして誰しも持っている触れられたくない闇に対し、どれだけ傷ついているか他人からは計り知れな>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.6

愛とは何かを考えさせられる。嫉妬するしないかで愛を測れるのか。小説が題材になってるだけあって、言葉の選び方や使い方がすごく素敵で、会話の掛け合いも見どころ。不倫描写もリアルでところどころにクスっとでき>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.6

子連れ再婚の難しさが分かりやすくリアルにストーリー化されている。家族を振り回す思春期の女の子の言動にいいかげんイライラしたが、気持ちも分かるだけに複雑。浅野さんのだんだん苛立ってくる様子なのにもかかわ>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

3.8

人生においてタイミングがこんなに将来を左右するのかってことを感じる作品。人間はその人のどの部分を捉えるかによって、評価や感じ方は変わる。孤独さを持て余していた2人が惹かれ合ってしまう気持ちも分かる。悪>>続きを読む

耳をすませば(2020年製作の映画)

3.3

悪くはなかったけど無難にまとまりすぎててちょっと物足りなさも感じた。社会人になって、率直に物を言うことができなくなってしまったり、本当は好きなことだったのにしなきゃいけないことになってしまう···悲し>>続きを読む

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.4

大切な人を失った心の穴を遡ったりしながら辿っていくストーリー。どんなに近くにいてもその人の内面の奥までは分らない···
言葉も少なく、きれいな描写が主な表現のため、結局自分が感じた受け取り方が正解なの
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