お金があったからこその道楽と言ってしまえばそれまでだけど、音楽への冒涜か、はたまた音楽を真に楽しめた申し子なのか。知らずにいることは幸せなのか。色々考えさせられた。
登場人物の誰にも共感できなかった。エロ話を平然と子供に聞かせる独善的な母にダメ男のオンパレード。子供にしても、あれじゃ逆に別のいじめがおきるだろう持っていき方。すべてがありえない。最後も気持ち悪い。
最初こそあれ?これってファンタジー?という始まりだったが、心にずっしりくる作品だった。軍港だった呉、そして広島。知識として知っているからこそ話が進むにつれ胸が締め付けられる。彼らがあり、今の私達がある>>続きを読む