hiromiさんの映画レビュー・感想・評価

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RRR(2022年製作の映画)

4.8

惜しいことをしてしまった。
これは絶対に映画館で観るべき大作だった。なぜ行きそびれてしまったのか。

気づいたら前のめりになってしまうほど引き付けられる画力。普通の映画だったらクライマックスに使うほど
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

なるほど。そういうことだったか。
と途中で気づく。
正統派なミステリーの様相を呈しながら、カメラワークが度々斬新で面白い。
ゾクゾクする殺人事件のはじまり。
盛り上がっていく中盤。
自暴自棄にすらなっ
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.0

雨の暗い森が舞台であること、登場人物の名前が何人も出てくることで、誰が誰かを把握するのが複雑で難しかったが、話が二転三転していくワクワク感がすごかった。
森から生き残ってきたレンジャー二人が、それぞれ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.8

面白かった!
シリーズものの続編は、期待はずれという定説を打ち破った傑作。(バックトゥザフューチャー以来の!)
主人公が、右往左往しながら頭をひねり、アクションを起こし、真実を知り、驚愕し、、、どんな
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みんな元気(2009年製作の映画)

4.0

ロードムービーだけど、ずっと不穏がまとわりついてくるので飽きなかった。
親になると、子どもが幸せでいてくれればそれでいいと思う気持ちと、無意識に期待をかけてしまう気持ちと、両方共感できて、感情移入して
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

お父さん役の俳優さんが、たまらなくかっこよかった。
ストーリーは、見終わったあとに何日も引きずる系。最後にすべて辻褄が合い、自分だったらどうしたか、と考えずにはいられない。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.8

違法すれすれのところで、詐欺のような行いをする主人公。話が進むにつれて、物語のテイストが変わっていき、どんどん人間臭く、はちゃめちゃになっていくところが面白かった。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.3

このアイディア、ぞくぞくする雰囲気、素晴らしかった。
わたしの性癖に刺さらなかった。ただそれだけです。

マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

4.2

まさか、こんなに面白いなんて想像してなかったから余計に満足感が高かった!
一人じゃなくて、友達や家族と、声だして笑いながら観るのがいい。

運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

肩肘張らずに観れるから、疲れた日の夜にでも観れちゃう映画。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.3

マッツミケルセンが大好きになってしまった。なんだろう、あの色気は。

アルコールを生活に適度に取り入れることで、パフォーマンスが上がるのでは?という実験をやりはじめた四人の高校教師の話。

人生に祝杯
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

フィリップが、ドリスのユーモアに身を委ねて、型を破っていく様子が、とても愛おしかった。
お互いが、なんのフィルターも通すことなく、本質で意志疎通し合う姿が温かく、愛を感じる映画だった。

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.5

これでもか!これでもか!と、目をキラキラさせながら、愛するフィリップのために、詐欺を犯していく主人公。
突き抜けていて面白い。
実話がもとになっているっていうところも好き。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.2

大好きなクリストファープラマーのピアノ演奏が見れたこと、昔の写真が見れたこと、に感動!!
そして、改めて名優だと思わされる。「ファーザー」のアンソニーホプキンス然り、今作のクリストファープラマーも、認
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

壮絶だった。
母が遺言で、あなたたちの父と兄を探して手紙を渡して、と伝えてくるが、父は死んだと言われているし、兄の存在なんて聞いたこともない。
そこから、母のこれまでの人生を辿っていく双子。
戦禍を生
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2

よくぞ映像でここまで再現してくれた!と思うほど、小説の世界観そのままだった。
最後は少し駆け足になった印象だったけれど、ミステリー寄りではなく、あくまでも主人公の人生ドラマの映画にしようと考えた上での
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

4.3

5分のショートムービーなのに、とても充実した映画体験ができる。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

宮崎駿監督ならではの、細かいこだわりが満載。靴を履くときに、靴のベロが若干内側に巻き込まれて戻るところとか、ぬかるみに足が沈むシーンで重力をちゃんと感じるところとか、動きに合わせて細かい音が丁寧につけ>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

「そういうことか!」「あ!そうか!」と、最後の最後に頭の中で走馬灯のように今までの流れがよみがえって理解できたときが快感!

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.5

まず脚本の完成度が高いのは言うまでもなく、ドキッとさせられるような鋭い台詞が物語に深みをもたらしている。
ハラハラさせられて、うーんなるほど!やられた!と思わされ、人種差別について今までとは角度の違う
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.0

王道のストーリー。スカッとして後味が良い。ちょうど自分が、なにかを突き詰めてがんばりたいという心境でいたので、この少年のひたむきさとパワーに鼓舞されたような気がした。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

あらすじはだいたい想像していたものと相違なかったが、思っていたよりもハラハラさせられた。
主人公の女の子の表情がすごく良くて、必死なときの血走るような目の力がすごかった。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.6

PCの画面上だけで物語が進んでいくのがとても斬新。これって、どういう脚本を書いているんだろう。
新しいもの好きな人、変わったもの好きの人、二転三転する話が好きな人、ミステリー好きな人にはもってこい。
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

スプラッターが苦手になってしまった自分にとって、真顔で悲惨な殺人が行われるのが怖くて、途中で見るのをやめてしまった。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

主人公のおばあさんが、なにを選択するのか、どうなってしまうのか。最後まで目が離せなかった。
慎ましく、背筋を伸ばして、シャンと生きてきた一人の女性が、年齢という数字を前に生死の選択をする。とてもセンセ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.3

久しぶりに、ぞくぞくするミステリーを見た。内容は辛く苦しいが、現実と小説で何がリンクしているのか、ラストはどういうことなのか、考えれば考えるほどどつぼにハマっていく。こういう余韻は大好きだ。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.0

わかりやすくて、気楽に見れて、主役も脇役も愛らしい。ベタかと思いきや、設定や目的にひねりも効いてるし、アメリカのいいところが詰まった映画という感じだった。夢、家族、愛。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.3

やはりわたしは、ナイブズアウトシリーズが自分の肌に合わないらしい。
目に映る鮮やかさにワクワクするが、わたしにとって、心底興奮するわけではなかった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

ひたむきな彼女たちの、自分で自分の幸せを掴むための道程。
貴族は貴族なりの世界があり、苦労があり、貴族でない人はそれなりの世界と苦労があり、貴族の上には上があり。
それぞれの立場の彼女たちが、ぽつりと
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.3

映像、カメラワーク、演技、ストーリー、映画として素晴らしい完成度だなぁ!というのが初印象。もっと暗くてわかりにくいストーリーだと思っていたので、思いの外わかりやすく、緊張感がずっと続いていく展開に夢中>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

美しい人たちばかり出てきたので、まず目の保養に良い。
生真面目で、どこかおとぼけなすべてのキャラクターが愛おしい。
大丈夫、あなたはたくさんの人に愛されているよ
というメッセージを受け取れたら、この物
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ある男(2022年製作の映画)

4.2

キャッチコピーが、あまりにもミステリーだったが、物語はヒューマンドラマだった。
別人になりたかった、ならざるを得なかった主人公。そして、その男と家族になった女性とその息子。自分の夫が、父が、別人の名を
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.7

ぽんこつさに笑い、THEスパイと言わんばかりの小細工にワクワクし、小2の息子が特に気に入って観ていた。

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