ロビンさんの映画レビュー・感想・評価

ロビン

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この世界に残されて(2019年製作の映画)

4.5

すごく好きな作品です。

収容所で家族を亡くした医者と
孤児になってしまった少女。

反戦、反ナチがメッセージでもあるでしょうが、
心に同じ傷を負った者どうしだからこそ、わかってしまう、そっと支え合う
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

ガド・ガボットは可愛くてカッコいいし、
スティーブの純粋さは相変わらずだし、
ワンダーウーマンとして、
期待どおりでした。

マーベル作品ほどのワクワク感は感じないかもです。

2020年5本目。

パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.8

パリで一人暮らしをする、
眠れない彼と、眠すぎて起きていられない彼女。
恋に敗れた隣人どうし、となったら2人の恋愛ストーリーかと思いきや、出会いそうで出会わない。

万人向けではないかもしれませんが、
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

3.5

ナチスから逃れてスイスへと向かうシーンを見て、サウンド・オブ・ミュージックのトラップ一家を思い出しました。

この一家は、スイスからフランス、そしてロンドンへと居住の地を移すのですが、
移住当初こそ、
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.0

子供たちが活躍したあたりから、
前作とは違って、大きな悲劇は起きないだろうと確信できたし(それでも犠牲になるであろう人は想像できるし)、安心して?鑑賞しました。
カーアクションとして十分楽しめたかも。
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.0

テレンス・マリック作品で一番好きなのは、ツリー・オブ・ライフです。

あの子供時代の情景、
自分は経験していないのに、経験したかのように懐かしくも感じさせてしまうあの見せ方、
この映画でも、そんな風に
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ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

4.6

見たい絵がたくさん詰まってました。
映像に身を委ねて見た方がいい作品。
セリフに大きな意味や、映画のテーマを探る時間は、マリック作品を見るならもったいない気がします。
できれば身を乗り出してみたかった
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.8

たかが世界の終わり。
この邦題をつけた人に敬意。

嫁に出た私、
家を継いで人のいい夫と同居した姉妹、
たまに帰ると笑っておしゃれしてて歓待してた母。
笑っていても不機嫌さが垣間見えた姉妹。
空気を読
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

期待値ゼロでみました〜
エヴァンゲリオン知らないし。
ストーリーはどうでもよかったです。
最初の東映の画面から笑いが止まらない。
不毛な会議シーン、内容ないのにカメラ割りがパキパキで笑えます。

ゴジ
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生きうつしのプリマ(2015年製作の映画)

3.6

亡くなった母と瓜二つの女性がいる。
しかもメトロポリタン歌劇場で活躍する、現役のオペラ歌手。
なぜ瓜二つなのか、およそ想像はつきますし、感動することも学ぶこともないけど、丁寧で面白かった。オペラもシュ
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.4

フランシス・ハが惑う20代女子なら、本作は惑う40代の映画。
世の中から置いてきぼりくっちゃった感、正義を説いても、義父からも狡猾な若者からも、ちょっと相手にされないあたり、いけてない40代あるある満
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偉大なるマルグリット(2015年製作の映画)

2.6

出来は悪くないけど、今のところ今年一番、後味の悪い映画かもです。
なんであんなラストにしたんだろう。
劇中、人気のない場末のオペラ劇場での道化師のアリアに、私みたいなにわかオペラファンでも知ってる、マ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.5

キャスティングは好きですけど、ザック・スナイダーのあの暗い画面と、戦闘シーンが眠気を誘います〜。
ジャスティスリーグ、離脱しそう〜(´Д` )

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

恋はサーラサラ♪
今年一番ぶっ飛んだ作品。
日本のアニメ、魔法少女ユキコに憧れる余命わずかなスペインの少女。失業中の父親は彼女の願いを叶えるべく奔走する、、
余命ものかー、と迷いつつ、見に行ったらば。
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.2

作りは思った以上に安っぽかったです(^◇^;)。
犬がしゃべり始めたらもう!
犬好きは、大笑いはしないまでも、ずっとくすくす笑い。
犬のデニスの吹き替えで遺作となってしまった、ロビン・ウィリアムスの、
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.3

前作「グレート・ビューティ/追憶のローマ」が大好きなので、楽しみにしてました。
前作が倦怠からの脱却ならぼ、本作は喪失からの解放、かしら。
映像美は前作同様、素晴らしいの一言ですが、配役が。
マイケル
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母よ、(2015年製作の映画)

2.5

ナンニ・モレッティ作品は初。
病と闘い死にゆく母、仕事、自らも母である
主人公の、、?

モレッティ監督の自伝なのかな。
彼がフィルムを通して母に伝えたいことの全てなのかな。
私には胸にくるものが少な
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.0

97%の人が騙される!
の予告どおり、騙されましたが、
思ったより小品。
二転三転する脚本、
もっとゾワっとしたかったし、
もちょっとなんとかなったんじゃ。

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

2.5

ステキな女性、チャーミングだな、とは思ったけれど、
華やかさが先に立つ映画、
学んだり、こうありたいと憧れる要素を期待して行きましたが、私には成果はあまりなし。
ただ、彼女を受け入れるお国柄や、国民性
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.0

血がドバー!脳みそドバー!
好きじゃないのになんで最後まで目が離せないの(^^;;。
ジャンゴもインダストリアルも二度と見たくないのに、いちいち面白い。
これは本も良かった気がします。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

サブプライムローン、ローン債権、CDS、
解説が多く入るも、スッとアタマに入らず、楽しみきれなかったのがザンネンですが、この尺でよくまとめたなあと思います。
クリスチャン・ベールの化けっぷりと、ブラピ
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マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章(2015年製作の映画)

4.5

じじばば映画の続編、と侮るなかれ〜。
人生も半ば過ぎた人なら、この映画見て、得られることがない人いないんじゃないかと思います。
大抵の悩みの答えはこの映画に詰まってそうです。
18本目。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.8

アウシュビッツもの⇦と括ってはいけないのかもですけど(^^;;
なのに、テーマは反戦、反ナチと、もう一つ深いところにあるように感じた映画でした。
常にサウルを中心に映し、周囲に焦点が合わせない、その手
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アーロと少年(2015年製作の映画)

2.8

景色がキレイな映画でした。
山、森、川、滝が好きなので。
なんとなく、ヒックとドラゴンを連想して
みに行ったせいか、
ストーリーがシンプル過ぎに思えました。
可もなく不可もなく。
少年が四つ足で、恐竜
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.8

予備知識なしで見たので、
実話ベースだと知ってびっくり。
中国の一人っ子政策の弊害、想像したこともなかったから、見てよかったです。

男の子が欲しい?ために、
子をさらう人、さらわれる人、さらわれる子
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ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.7

土曜日のお天気のいい朝イチで見る映画じゃありませんでした(´Д` )。
ああ、お金ってこわい、身の丈以上の欲をもつ人、人を蹴落として大金を得て、勝者だと思える人ってこわいわー(´Д` )。

アメリカ
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ザ・ブリザード(2016年製作の映画)

2.8

海難救助隊実話モノ。
海難モノとしては、少し前に見た白鯨がすごかったので、
掘り下げ方、迫力全てにおいて中途半端な感じ。
小綺麗にまとまりすぎてるハンパないのは、ディズニーだからかしらー(´Д` )。
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

2.0

クリスマスイブに、クーパー家の人々が集う。
それぞれ秘密を抱えて。
設定は面白いし、絵もきれいだし、
演者はみんなチャーミング。

だけど、この映画のテーマはキライです。
アバウトタイムを見た時のガッ
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

4.0

スリランカ内戦で闘い、妻子を殺され、偽装家族とともにフランスに移住した、ディーパンの、
闘いの物語。
オープニング、バッタもんのおもちゃを売り歩くディーパンの映像のバックに流れる、カウンターテナーのソ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.2

火星ぼっち映画。
絶望してるヒマなく、辛かったり悲しんだりする時間があったら、何ができるか考えてる。
畑からジャガイモの芽が出て、挨拶してるとこ見ちゃったら、私もベランダでなんか育てちゃおうかなーとす
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キャロル(2015年製作の映画)

4.3

ケイトの存在感がすごい。
身にまとう香りまでスクリーンに映っているよう。
自分が何をしたいのかすら、はっきりしない若い娘と、人生経験値の高いマダムの恋。
子犬のようにケイトについていくルーニーも名演で
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愛しき人生のつくりかた(2015年製作の映画)

3.8

フランスで100万人動員のヒット作らしい。
夫に先立たれたおばあちゃんと、息子、孫の交流を描きます。孫がいい子すぎる〜。
コミカルでホンワカして、休日の昼間に見るのにぴったり。小品だからか、周りからイ
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消えた声が、その名を呼ぶ(2014年製作の映画)

1.8

オスマントルコ帝国時代に虐げられたアルメリア人が、離れ離れになった家族を探し歩くロード・ムービー。、
これが壮大な旅なのですが、
なんでかワタシの心にはひびかす。
ありえなさすぎるから?長すぎるから?
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ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)

4.0

娯楽性は低いと思うので、人にはオススメしません。
アイスランドの片田舎、牧羊をなりわいとする村が舞台。
羊で生計をたてる人の日常、牧羊犬のかわいらしさ、アイスランドの独特な光景に見入ってましたが、
(
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