鶴女房さんの映画レビュー・感想・評価

鶴女房

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

ポスターに描かれている鳥を見ていたら蛇もいることに気が付いた。
自分の中にも蛇と鳥がいて、せめぎ合いの人生だったなぁと思う。
景色の描写にうっとり。庭の植物群や使いこなされた木材や石の質感、ノルウェー
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

大好きな是枝作品
沢山の問題を提起させる映画でした。
言葉と言葉の業間から伝わってくる感情表現に魅せられました。

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

観終わって、心がどよ〜んと重たくなってしまった。他人事と思えない映画。でも直視しなければならない現実がもうすぐやってくる。

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.8

男と女の真の友情は恋愛を超えたその先にあるもの かなと思った。

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.5

原作は読んでいないけれど、題名から予想した通りの映画でした。自然やお料理好きな私には「うん、うん、そうね。」と思うことがいっぱい。ツトムさんの死生観にも同感!穏やかな時が流れる映画でした。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

小学校六年生の私は義足の父と一緒に身体障害者の運動会へ行った。
乗ったバスの後方で一生懸命両手を動かしている人が数人いて、父に聞くと「耳が聞こえない人が手で話しているんだよ」と教えてくれた。
その時は
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.5

ピアノの音と風景がいつまでも心と脳裏に焼き付いています。
どの場面を切り取っても絵画のよう。切ないストーリーと相まって、伝記物とは思えない映画に仕上がっています。

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

4.0

インドにこんな素晴らしい食卓があったとは❣️
昔読んだ本に、インドでは上流階級の残った食事をその下の階級の人たちが食べ、そのまた残った食事をその下の階級の人たちが食べる、最下級の人達が食べる頃には傷ん
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世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

4.5

愛しい我が子を包む手、親子でつながり合う手、楽しさに導かれて打つ手、祈る手、踊る手。ネパールの山岳地帯を襲った大地震から復興を目指す美しい姿に心を打たれました。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

前半と後半と全く違う方向への展開!すごい映画だった。そして、韓国の暗部の真実描いているのかなとも思った。

海街diary(2015年製作の映画)

4.5

さりげない日常の暮らしの中、姉妹それぞれの心情が細やかに表現されています。自然の風景と相まって、最後まで暖かい気持ちに包まれて観終えました。

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.5

どの部分を切り取っても美しい映像。そして、時代背景の切なさに息を呑み込まれる映画です。衣装はヨーガンレールを思わせる世界が広がってとても素敵でした。