RrRumiさんの映画レビュー・感想・評価

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

泣かせる映画っていろんなタイプがあるけど、これはラストにじわっときて
あとからじわじわ〜ときて
なかなか目ん玉が乾かないやつだ。

個人的にはポラロイド写真のところが妙にささった

ゼロの未来(2013年製作の映画)

4.1

冒頭から終盤まで主人公と一緒にカオスな世界に翻弄されながら、ラストに来て
あっ〜〜いい映画だ!
と思わせてくれるテリーギリアム
やっぱ凄すぎ

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.1

抱擁の時の彼の涙が彼の全てを語っている
でもその物語がどんなものかは誰にも知り得ない

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

めまぐるしく変わる場面のそれぞれに主人公の圧倒的な孤独があふれている。
日本でも同じような事件があった。
どこにでも社会に馴染めない境遇の人がいるけれど、その発露がこんな形にしかなり得ないとしたら悲し
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

子供だった大人が人を好きになって大人になるってお話しかな

離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.2

生きていればまあいろいろあるさ の映画でした
でも最後はみな仲良くなれて良かった

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

5.0

この映画を観た1週間後にワシントンDCで米兵による焼身自殺のニュースがはいってきた。
私たちは何をやっても世界を変えられないのだろうか?
でも何もせずにはいられないから主人公も帰国を延期してまで友との
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ガッジョ・ディーロ デジタルリマスター版(1997年製作の映画)

3.5

音楽は血と魂と生き様から湧き上がって来るものだと主人公も私も映画の最後で気づいたのでした

小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.2

人生で無駄なものを全て削ぎ落としたらこんなにも優しくてあたたかい世界が残るのではないかと思わせてくれた映画です

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

劇中劇 入れ子の映画なんだけど、
あれ?でもこれって現実とそんなに変わらないんじゃない?
我が家に着いた時、ドアを開けて我に帰る。またドアを開けて社会に出た時はなんらかの自分を演じている
所詮この世は
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市子(2023年製作の映画)

3.6

女は悪魔にも天使にもなれる。
天使を喚起したのが長谷川さん
悪魔と遭遇してしまったのが北くん
ずっと天使でいられる人は幸せなんです。
でも市子には出来なかった。

スローターハウス5(1972年製作の映画)

4.8

比類なき反戦映画
しかし作者の願い虚しく悲劇の連鎖は続くのだ。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2

内線と宗教対立に翻弄された女性の人生が凄まじすぎる

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

ロシアのウクライナ侵攻
この暴挙を広く知らしめ、後世に残すために監督は再びメガホンをとったのではないかと、勝手な推測。
このロクでもない世界において愛と友情だけが素晴らしい。

EO イーオー(2022年製作の映画)

4.2

ロバのロードムービー
外側から見える人間社会

この監督はいつも面白い視点で映画を撮るのだけれど、その傾向がひとつもかたよっていないところがすごい

ほかげ(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

全体の雰囲気はいつもの塚本ワールドなんだけど、物語と人物描写が雑だったような気がする。
映画に登場する大人たちは戦争によって修復しようのない痛みを抱えている
一方、子供は戦争それ自体を知らなくともその
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宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

4.3

このままずっこけた展開で終わるのかと思いきや、宇宙と人間の深淵にせまるエンディングでジワリとさせられた。
鍋被った青年がいい味出していた

トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.8

ダルデンヌ兄弟よ、そんなにいつもいつも主人公をいじめないでおくれ。
いやいや、そうじゃなくて社会が優しくならなければいけないんだな

福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

歴史から学ぶということはこういうことなんだな。
日常が壊れた時、どんな風になるのか、パニックになるとどんな愚かな事をしてしまうのか、まったく想像もつかない。
だから過去の過ちを何度も何度も振り返って同
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.8

シャイニングを引きずってみるとイマイチだけど、普通の化け物退治のお話だと思えばそこそこなのかな

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

4.0

ソクーロフの映画は必ず眠くなります。
今回も何回か意識を失くしそうになりながらみました。
原題の方がなんか沁みる気がする

プレステージ(2006年製作の映画)

4.3

華やかなショーの裏の世界が恐ろしすぎる
エンタメとはそんなものかもしれないが

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

まあよくもこんなにわかりづらくこしらえてくれたもんだ

インターステラー(2014年製作の映画)

4.6

時間と空間がテーマでちょっぴりエモーションも大事よって、実に私好み

斬、(2018年製作の映画)

3.5

法と秩序の無い世界で大事なものを守るためには暴力が必要なのか?
はたまた、法と秩序を獲得するためには暴力が必要なのか?

ドーナツキング(2020年製作の映画)

3.2

アメリカのドーナツ商戦にポルポトが関わっていたとは知らなかった。
げに社会はおもしろい

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

切なくてキュンと来た!
ジャームッシュのナイトオンザプラネットへのオマージュが散りばめられていて、二つセットで観たくなる

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.1

面白かったけど、人間の欲望や愚かさが露わでエグかった

魚影の群れ(1983年製作の映画)

3.2

昔の日本映画をみると高確率で緒方拳が登場する。そして夏目雅子が類をみないほど美しい。

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