昔、歳をとる前に死にたいと思ってた。
普通も良いものだと思えるようになった今でも、時々それを投げ捨てて何処かに行きたくなることがある。
そんな気持ちが蘇る。
そしてそんな自分を笑う。
いつでもそこにあって、いつでも帰ることができる。そこはいつでも優しい。
心の中にそんな場所ができたような映画だった。
タップの音に魂の声が聴こえた。
人間はいつまでこんなことを繰り返すのだろう。
世界が広がっていく、私の一番好きなテーマ。
障害者の生活や気持ちがリアルで、本人の気持ち、大切だからこそ安全な狭い世界に閉じ込めてしまう家族の気持ち、どちらも凄く分かって難しい。
観た後、目の前の景色>>続きを読む
公開時に観たいと思ってたのに観れてなくて、やっと鑑賞。
映画などでは美しく表現されがちなトランスジェンダーだけど、実際は皆が美しくもなく、強くもなく、ギリギリで心を削りながら生きてる姿が凄くリアルだっ>>続きを読む