このレビューはネタバレを含みます
対話によって関係性が変わり、やがてそのもの自体も影響され変化していく様を見せていくのは「偶然と想像」でも感じたことですが、「悪は存在しない」でもそういったシーンが見られ、その可変の可能性を感じさせる様>>続きを読む
この時代のクリスティーナアギレラはとんでもなく輝いていて、映画というストーリー仕立てにしてまで彼女の魅力を皆んなに知って欲しかったのだろうと思ったのも納得。
知らなきゃいけないことと思いつつ、
観ていて辛かった。
ブラピが救い。
救いは損得ではなく、信念に起因するとあらためて思いました。
女性の解放と自立をポップに、でもストレートに描いているのに好感がもてたし、同じ女性としてエンパワーメントされました。
特にマックスとの小道での美しい対話はよかった。
愛を所有であると思うことの醜悪さ>>続きを読む
お金は劇物だから、シラフでは金融業はやってけない、ということはよくわかりました。
この映画には大きなテーマは二つある気がします。
世界各国の融合と、生きるとは何かということ。
どちらも普遍的課題でありますが、その課題に対する取り組み方が、地球外知的生命体の出現により一段成長した、>>続きを読む
何か大きな出来事があるわけではなく、描かれるのは平山さんの日々と感情の機微だけ。
でも最終的にはその積み重ねによって、おおきな感動を感じました。
特徴的なのは平山さんは常に今に集中しているということ>>続きを読む
二回目見て議論してやっとわかった感じです。
逆行モチーフはエンタメ性を生み出す装置として機能していたと思います。
一方で、この作品に限らずクリストファーノーランの作家としての問題意識気になりました。
2024年1本目。
段々と自然な感じで、カルトにハマっていく心理描写から目を離せない。
このレビューはネタバレを含みます
君たちはどう生きるか、というよりは、僕はこう生きてきた、の方が近いような気がする。
ただただみんなに自分を見て欲しかった、ということなのではと最終的には理解しました。