更紗さんの映画レビュー・感想・評価

更紗

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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

非現実的な描写や展開が次々繰り広げられるので柔軟な見方が要される作品。

変えられない過去を愛をもって描きなおすことで、他人も自分も許していく、そんな温かさと優しさが込められている。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

巧みなカメラワークも鋭い音楽も恐怖を煽る不条理スリラー。
宗教とか神話の知識を知っていれば、もっと面白くみられそう。

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.9

バンデラス医師の邸宅に美術品があちこちに置かれていて、特にシュールな裸婦画が廊下のいたるところに掲げられている様子は、どっちを向いても「肌」を連想せずにはいられない演出が巧い。

そして、「盆栽」をみ
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.5

インド映画らしくないが、とても繊細に人の感情の変化を描いていて、良かった。
終わり方が余韻の残る感じ。

しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.2

五感で感じられる映画。
ひたすら優しくて、心が穏やかになれる。
とても好き。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

本物とはなにか、正しさとはなにか…
家族の形が、優しくて、それが孤立して成立すると思うと哀しくなる。
とにかく役者の演技に引き込まれる。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.6

色々と詰め込み過ぎ。
細田監督映画の中で一番微妙だったかも。サマーウォーズの方が面白い。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

抱き続ける想いもあるのだと、感動に震えて、だからこそ切なくなり、最後のエリオの言葉がより深く胸に刺さる。

原作が素晴らしいから読むべき。

エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.5

"考える"というよりは、"感じる"映画。
一つ一つのシーンが綺麗すぎて、それがどこか不気味で、恐怖で、生臭さがある。
また、「海」と「病院」この二つの場所の色彩と光がまるで母親の羊水のようで、そこに子
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