面白い。いい意味で隙のない出来というか、尺の中で手際よく必要なイベントをしっかりこなしていく感じの手際の良さが気持ちいい映画でするっと見れた。スリルの演出やキャラクター描写の良さにもセンスを感じる。そ>>続きを読む
クラシック名作のお勉強的な気持ちで見つつ、しっかり楽しんだ。色々な意味で、後世の作品に影響を与えたのもよくわかる。ジャンル的には完全にホラーだと思う一方、直接的な恐怖を煽る演出を使わずに、何を信じるべ>>続きを読む
ルールの厳密さはやや微妙なとこではあるものの、コンパクトかつキレがあって面白い。世界観の広がりは作れそうな設計だけど、あくまで家族の話にとどめているのが良いし、ルールを活かすアイデアも結構練られている>>続きを読む
映画としての出来はいいんだけどこの手の話はどーにものれないな……と言うのを再確認する感じだった。あんまり集中しきれなかったのもあるが。家族とあの二人の関係性そのものがいいのは分からんでもないが逆に言う>>続きを読む
クラシックな名作として楽しんだけど、まーーー長えな!という気持ちにもなった。オムニバスとしての質は極めて高いのだが。やはり白眉は壇ノ浦をしっかり描いている大作の「耳なし芳一の話」か。ビジュアル面もスケ>>続きを読む
お見事!デヴィッド・ロバート・ミッチェルは過去作も含めかなり好きな監督なのだけれど、今作は新境地でもありつつその作家性もきっちり匂ってくる出来で個人的に満足度が非常に高い。単純に尺感がちょうどいいのが>>続きを読む
ケン・ローチらしい実直さと力強さ、そして苦しむ者への眼差しを兼ね備えた傑作だった。弱者に対してのシステムそのものの優しくなさや歪み、様々な透明化されている壁を徹底的なリアリズムで描きだすことで、見てい>>続きを読む
マイク・ミルズ、天才すぎるのでは……と言いたくなるくらいには才気に満ち溢れた映画で良かった。アーカイブ等を織り交ぜながらの特徴的な演出の良さもさることながら役者陣の瑞々しさをそのままうつしたような映画>>続きを読む
もうちょい短くてもいい感じがしたけど十二分に面白い。特徴的なビジュアルと撮影の仕方がまさしく現代の寓話的で予想以上に楽しめた感じ。音楽使いもバキバキで良い。キャスト的にもチョン・ジョンソが素晴らしいの>>続きを読む
ずっと見たかったアピチャッポンの本作、図らずもお盆映画でこの季節に見るのにちょうどいいやつだった。話の連関そのものは追いきれない部分も多かったのだけどサウンドデザインと画の神秘性が驚異的でそこに満足感>>続きを読む
あんまり好きじゃないけど作品としての意義というか、切実さはめちゃくちゃ感じられて誠実な映画だと思った。そしてこの作品で描かれていることが全く持って遠い昔のことでもなんでもない、というのを黒人に対しての>>続きを読む
ビジュアルに惹かれて観たらそれ以外の要素が笑っちゃうくらいノれなかった。評判良いのは分からんでもないけど個人的にはめちゃめちゃ苦手。前提としてナチものがそんなに好きじゃないのもあるが、全体的に踏み込み>>続きを読む
巨大権力の内包する悪に対して報道の力と確かな怒りで迫る実直な映画だった。事実と取材の積み重ねで進んでいくお話の流れはあくまでクレバーなのだが、それこそが怒りを強く感じさせる作りになっている。調べれば調>>続きを読む
圧倒的な傑作。率直にこれまで観た映画で最も悍ましく邪悪な作品と感じた。
前半からキレキレのカメラワークで見せつけてくる時点ですごいのだが、なんと言っても本格的に死が訪れていく中盤以降がめちゃくちゃ怖か>>続きを読む
流石に是枝さん巧い。鎌倉の光景を美しく切り取りつつ、まさに作家の特色の一つでもある子役の見せ方なんかも光っていて、見ていて飽きない、というのも強いし、構成そのものもおそらく原作を取捨選択しつつも葬式で>>続きを読む
吉田恵輔×新井英樹とかいう面白くなるしかありえない組み合わせ、期待に違わぬ傑作ぶり。なんとなく語られたエピソードがラストにしっかり繋がってくる構造とかあまりにもうますぎる。
そして画面外から急に訪れる>>続きを読む
山田尚子×ラブリーサマーちゃんという俺得でしかないコンビによって作られる短編が好きでないわけがない、という感じの素晴らしさだった。しつこいまでの日常の反復描写が後半に効いてくるのもすごいし、このセリフ>>続きを読む
流石にちゃんと失敗作だな……という感じ。オフビートなゾンビものをこのキャストでジャームッシュがやる、という要素だけ見るとめっちゃ面白そうなのに全然上手くいってない感じがある。なんといってもメタネタが面>>続きを読む
事件をきっかけに、それぞれが隠していた真実が明らかになり、それが大きなうねりとなっていく、という構造的にはファルハディらしい映画ではあるのだが、想定よりだいぶキャラクター同士の関係性がややこしくて混乱>>続きを読む
原作をリアルタイムで追ってた島編の映画。ちょっと長いなーと思わなくもないが、概ね原作初読時と同じ衝撃と面白みを味わえた気がしてとても良かった。最初の感想と相反するようだが、間の使い方と音の使い方がよく>>続きを読む
現代群像劇とその収束に向かう構図そのものは楽しんだ。エドワード・ヤン作品を志向して作ってるのも確かに随所に伺えるし、それに現代的スパイスをまぶすことにも成功している箇所は結構あるにはある気がした。ただ>>続きを読む
デスティン・ダニエル・クレットン、お見事!!!という他ない、素晴らしい出来!
前作でこれまでのスパイダーマンの総決算的に美味しい展開を相当やり尽くしていたし、これまでジョン・ワッツが引っ張ってきたシリ>>続きを読む
『コロンバス』ぶりに見たが、コゴナダ演出はやはり良いな、と再認識。話の規模感にあったミニマルさがうまく効いてて、小津リスペクトの構図の見せ方も素晴らしい。絶妙なサウンドデザインと静謐さが空気感を醸成し>>続きを読む
アクションのアイデアはいいし全体のストーリーラインそのものは楽しめた。ミシェルヨーが強いとシンプルに嬉しいという気持ちがある。しかし音楽の使い方が鼻につくというか、こんな状況説明みたいな歌詞の出し方し>>続きを読む
白鯨のモチーフがあんまりピンと来なかったのもあって個人的はそんなに刺さらず。ブレンダン・フレイザーがすごいのは文句なしにそうだと思うけど。あと室内劇のカメラワークの面白さとかは結構よくて、その辺りは気>>続きを読む
あまり期待してなかったし最初は何がやりたいのか分からず全然ノれなかったのだが、最終的にかなりイイな、という感覚になった。
アルモドバルの卓越した色彩感覚、衣装のセンス、ショットのキレに魅了される作品と>>続きを読む
肝になってる設定はやや強引っちゃ強引なんだけど、まあめちゃくちゃ面白い映画でしたね…… 差別を過去の話と思ってしまう我々の意識に冷や水をぶっかける、強烈なフィクションだった。(そしてそれはBLMとかか>>続きを読む
ある種、チャレンジャーズ以前のグァダニーノ、という感じ。ロケーションの見せ方と声が出せないというある種美味しい役どころをがっつり魅せるティルダ力で前半から結構ノれたのだが、後半で事件が起こったとこで一>>続きを読む
『ヌーヴェルヴァーグ』見てから初鑑賞。撮られるまでを描いた映画を見てから見るのもなかなかオツなもんというか、逆にあの映画の再現度みたいなものを味わえる楽しさがあった。『気狂いピエロ』見た時にも思ったけ>>続きを読む
実話ベーススパイ物。キューバ危機映画って何気にあまり見ていないかもしれないな、と思った。メインのお話もテンポよく進んでいって面白いのだが、男たちの友情の描き方が一番良くてラストのやるせなさが際立つ出来>>続きを読む
面白くないことはないんだけどちょっと長すぎる。超豪華なキャストをふんだんに使い、それぞれがきちっと芝居で見せてくれるのと、話自体も成り上がりパートはかなりノれていたのだが、反面、後半になると若干間延び>>続きを読む
流石にめちゃくちゃ面白え……仕事映画だしスパイ映画だし政治映画だし法廷映画という多面性、それを完璧に活かしたクライマックス、極上のエンタメと言っても良いのではないだろうか。どこまでシナリオが見えてるん>>続きを読む
J・Aバヨナ作品を手がけるセルヒオ・G・サンチェスらしい哀しさと愛をたたえたファミリースリラー映画。脚本のアイデアそのものはよくあるっちゃあるのだが、それを感じさせない巧さがあってちゃんと終盤驚けて、>>続きを読む
劇場で見られて良かったーーー!休憩なしのぶっ通し約4時間、クソ長かったのだがそれを踏まえても文句なしの凄みがあった。完全に後から振り返ってみた感想にはなるが、4時間にしては、全く退屈しないしむしろ短く>>続きを読む
出来そのものは悪くないけど、割と思ってたのとは違った感じはした。
スワン・アルローが好きすぎて、アンドリュー側に肩入れして見てしまって若干そこが乗れなさにつながっていた気がする。(これは自分の責任)>>続きを読む
クソ暑い日に見るに相応しい、夏の始まりを告げるような映画だった。今作でもドキュメンタリーとフィクションの垣根を感じさせないギヨーム・ブラックの魔術的手腕が光る。
印象的なシーンが多いが、ドレッドのくだ>>続きを読む