サタンさんの映画レビュー・感想・評価

サタン

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

モンスターバースの真骨頂!

『細かいことはいいんだっ!怪獣が暴れまくるシーンを観たいんだろ?』というレジェンダリーのやる気を感じる一作に。まだまだモンスターバースの世界観を楽しませて欲しいです。

変な家(2024年製作の映画)

3.5

映画『変な家』をユナイテッドシネマで観てきたけど、割と面白かった。※原作の本やYouTube未視聴。

何より隣の席の一人で来てた女の子が常にビビりまくってて、可哀想なくらいだった。映画体験としては良
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主演の『岸井ゆきの』さんを、昨年の『恋せぬふたり(NHKドラマ)』から追っている、という前提がまずある。この映画で見せてくれたケイコも岸井ゆきのさんの力が存分に発揮されていた。特に目だ。強い意志を持っ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと言葉にならない。音が聞こえない世界が当たり前の人の『日常』を表現することで、結果的に聞こえない音を美しく表現していたことが一番印象に残った。

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

年末年始の地上波放映を年明けに視聴。『憂鬱』で行われたドタバタ劇を通じて、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースである長門有希には『感情』を持ちたいという願いが芽生える。ロボットが『>>続きを読む

劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今回の二本立ての劇場版公開は、マクロスブランドを続けるために必要な打ち手だったのだろう、と理解することにした。Fはさらなる続編のため、Δは一旦の区切りを付けるため。そして新シリーズのため。Fは広げ過ぎ>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

勝手な妄想ですが、『竜とそばかすの姫』はディズニーの名作で近年エマ・ワトソンで実写化もされた『美女と野獣』をエッセンスにして、“スタジオジブリ”越えを狙った作品だったのかなぁ、なんて思った。

□タイ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.9

こまけぇこたぁいいんだ、巨大怪獣が殴り合ってればそれでいいんだ、ということに全振りの今作。映画を評価するときは『物語の仕組み』とか、『人間ドラマ、駆け引き』みたいな部分についつい意識が行きがちだけど映>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりMARVEL映画は映画館で観たい。そして観れてよかった、というのが感想。本編が始まる前のMARVELシリーズの予告編からワクワクが止まらなかった。作品の中で誰よりも傷つきながら、困難を突破し続>>続きを読む

ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.7

『美のない人生は虚しい』の『美』は、情熱を注げる物と自分は捉えた。何かに熱中することは美しく、そして苦しい。すごく美しい映画だった。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

麦くん(菅田将暉)、絹ちゃん(有村架純)の二人の恋愛期間を覗き見するような映画。何かドラマティックな事件がある訳でも、青天の霹靂のような病気に襲われる訳でもない。二人は一生懸命に生きた。でもタイトルに>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.5

漫画原作の課題となるどこまで、どれくらいの粒度で描くか、という観点だけで観れば及第点だと思う。だけど、続編作るにはレイの役の子はどうにかならんかったのか。続くのかなぁ。。。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

福田ワールド全開。初っ端の『黄巾の人』で笑い、時代考証的な件ではさすがに笑ってしまいました。ゆっくりしたい年末年始にいい映画でした。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

IMAXで観たくて遠征。こまけぇこたぁどうでもいいんやっ!って気分のときのワンダーウーマンは最高だな。IMAXは正解だった。※前作観てない人は完全に置いてきぼりになるかもな、というところで0.1引きま>>続きを読む

日本独立(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

凄い。こんなにいい俳優揃えて、こんな出来の映画を世に送り出したことを。この脚本でGoを出した意思決定者に拍手を送りたい。もちろん皮肉を込めて。刺し身の具を使って、チャーハン作るとこうなります。

罪の声(2020年製作の映画)

4.0

小栗旬、星野源、市川実日子、松重豊、そして僕の中でいい映画に絶対に「いる」の法則が発動してる篠原ゆき子。(敬称略) キャストは堅く、小説原作ならそりゃ面白くなりますよね、という感想。観たほうがいい。一>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「湯を沸かすほどの〜」で有名な中野監督の最新作。とっても期待してたから、期待値は高めだった。普通に面白かったし、グッときたのだけど、中野監督ならもっと圧倒するような鑑賞感をくれると期待したのも本音。イ>>続きを読む

(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

中島みゆきさんの『ファイト』『糸』はキーとなるポテンシャルのある歌詞が随所に散りばめられた名曲。まずそこは揺るがない。

なのに!あえて「シンガポールで不味いカツ丼を小松菜奈が食べるシーン」と「故郷で
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

広瀬すずがヒロインか、可愛いな。あれ角度によっては広瀬アリスに見えるな? あれ、でもやっぱり広瀬すずだな? むむ、もしかして広瀬アリス?? あれ、やっぱり広瀬すず、、、じゃない? いやいや広瀬すずだ!>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『ドリトル』シリーズ初鑑賞。愛するリリーとの件等は導入で説明してくれてて、シリーズ初心者にも優しい導入だったとと思う。冒険パートは若干退屈気味だったとと感じた。でも動物たちと『僕たちのヒーロー』が画面>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

時系列を文字情報無しに演出で表現することを徹底していたことに一番こだわりを感じた。いま『19xx年ですよ』という手法を使わずに、ストーリーを魅せる展開は流石。ど真ん中の主演でないエマ・ワトソン、メリル>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.0

心を閉ざしたアンナにとってのマーニーとは何だったのだろうか?何なのだろうか?という疑問が視聴中の頭には浮かび続けるこの作品。マーニーにとってアンナは何なのだろうか。自分を無条件に受け入れてくれて、自分>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

『映画体験』としてはよかったけど、美しい自然、美しい衣装と真逆をいく狂気の展開。途中で何を観せられてるのか頭が混乱した。そんな感想。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

パラサイト(寄生)しているのは、『誰』なのか?という視点はもちろん大事だと思う。だけど、登場人物の全員が誰かしらに『依存』はしいると思う。そして誰かに『依存』するということは悪いことなのだろうか。『依>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何かをもらったら返したくなる。その原動力が愛なのだとしたら、こんなに素敵な愛を持っている人がいたっていいのではないだろうか。だって愛には原材料も、工具や機械だって必要ないのだから。ましてや血の繋がりさ>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

空気として”エマ・ワトソン”が美しい
ハリーポッターのハーマイオニーだった時代の美少女から、まっすぐキレイになったエマ・ワトソン。『美女と野獣』でも立っているだけ、座っているだけ、悲しい目をしてるだけ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.6

何が悪いのか?戦争で地雷を撒いた人間が悪いのか?戦争を始めた人間が悪いのか?後始末を敵国の少年兵にやらせる人間が悪いのか?少年兵が悪いのか?戦争を回避できなかった政治家が悪いのか?戦争をあおったメディ>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

エピソード8でとっちらかったストーリーを軌道に戻して、スカイウォーカーの物語を着地をさせたことに敬意と感謝を伝えたい。ベストではなかったかもしれないけど、なるべくベターに近づけたJJに感謝。ストーリー>>続きを読む

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

1.1

この『オチ』はやっちゃいけないヤツでしょ。ちゃんと言うと『オチ』でもないし。オチてないし。人の想い出を使って観客を動員するなら、そこにはリスペクトを払うべきでしょ。オリジナルストーリーをやりたいなら、>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

『ニセ物』や『半人前』が最先端やイノベーションを引っ張るストーリーを楽しめるし、頭を空っぽにして『歌』に集中できる映画。無駄なことは極限まで削ぎ落としてるから。さすが名作。