深く通じていれば、見えないけど見える、聞こえないけど聞こえるってことが1番伝えたかった映画なのかなと思った。私はすごく好きだった。
自分が食べるものとか、着るものとか、旅行先とか、なにかを決める時にちゃんと自分で感じたり考えることを、もっともっと大切にしたいって心から思った。
ドライブ・マイ・カーというタイトルは見終わったあとに意味がわかる気がした。
ひとのこころには、決して触れることのできない領域がある。例え深く愛し時間を重ねてきたとしても。そのことに折り合いをつけること>>続きを読む
不良漫画の系譜にあって、主人公がOL、舞台が会社っていう新しさが面白かった!
なにも考えず観れるかなーと思ったけど、意外と考えさせられた。例えば、強さとか、生き様とか。美人の喧嘩はずっと見てられる…
主人公のキャシーは、医大中退、30歳なのにカフェの給仕で「成功」してなくて、おまけに泥酔を装ったり、復讐などする。だけど、私はキャシーだけが真人間に思えて仕方なかった。狂ってるように見えるけど、キャシ>>続きを読む
純粋さっていいなと思った。あと、イタリアの街並みとか緑がきれい。
2人が出会ったという偶然性と、2人にしかわからない世界でもう一度出会ったという確かな感覚だけで、人はその先も生きていける気がした。>>続きを読む
今年こそランニング再開しようかな…!と思ってとりあえず鑑賞した。
ランニングを始めたことで、主人公の人生が激変したり、自分を肯定できたりするわけじゃないところが逆によかった。
「自分に責任を持ちたい>>続きを読む
全体的にとても静かなのに、この映画ではその静けさが通奏低音みたいだった。
言葉少なでもひとは通じ合うことができると思わせてくれる。
心は自由で無意識で動物のままなのに、体はときどき制約や体裁や面子があ>>続きを読む
妹を思う気持ちとか、自分のからだとか、人間にとって本当に大切なものと引き換えにお金を得たのに、そのお金で最低限の日々を生きていくしかないという不条理が凄まじかった。
たまに入る挿入のピアノが繊細でとて>>続きを読む
受刑者一人一人のありのままのことばが印象に残った。
「ぎゅっとして欲しいってすごい思うんです」
心理士を目指す私ですら、自分と向き合うことはしんどい作業だと思うのに、核心に触れて自分のことを語れる>>続きを読む
じっくり濾過して、1週間後くらいに自分の血となり肉となるような映画だった。
いますぐに言葉にすることができない。
自分に優しくありたいし、自分の半径2メートル以内にいるひとには優しい世界で生きてほし>>続きを読む
とても面白かった。
人を殺めても、刑法39条によって心神耗弱が認められれば、罪人の過ちは無かったことになる。人間が作った法律なのに、その法によって傷付き苦しむのもまた人間。
そして、そのこころの傷付>>続きを読む
憎しみは、抱いた人間の心に強く根深く広がり、大きくなり、簡単に消えたりしないものなのだな。。
つい優しさや思いやりが儚く感じられてしまうけど、「北風と太陽」のように温もりだけが心を動かすのだと忘れずい>>続きを読む
ベタのベタによるベタ好きのための映画!笑
王道のラブコメで、結末もハッピーエンドってわかっちゃいるけど、とても面白かったです。
「自分よりも愛するべき存在はいない」という台詞が個人的に刺さりました。>>続きを読む
登場人物にそれぞれちがう弱みがあって、それぞれの弱みと弱みが共鳴して、観ていて、ううっとなってしまった。
主人公はじめみんな、風が吹いたら根っこごと違う土に飛んでいくような生活をしている。
でも、観終>>続きを読む
なんちゅういい映画なんだ…!
どんなにさえない毎日の中にいても、些細なことで突然人生は変わることがある。
平凡に繰り返される生活はなによりも大切で、愛おしいけども、ときに人生のギアのようなものを切り替>>続きを読む