前作の延長として観ると拍子抜け。別物として観るとそれなりに面白い。ある意味、前作のアナザーストーリーなんだが。
ライトタッチな官能映画かと思いきやさにあらず。なかなか面白かった。舞台となった田舎の風景も美しい。
無駄を削ぎ落とした素晴らしい脚本とリアルな演技。ヒューマニズム溢れるクリント・イーストウッド監督の真骨頂。実在の人物が登場するエンディングが憎い。
ストーリーに無駄があるように思えてならない。ハンがタイに渡るシーンはいるのかな。
これは単なる反戦映画ではない。
戦時中、タイに敷設された泰緬鉄道建設に際し命を落とした現地人や外国人捕虜に対する贖罪と言う名の陸軍通訳の戦後処理。男性の生き様を通じて人が生きる事の意味を問いかけている>>続きを読む
国の為、家族の為に志願し戦地に赴く兵士が任務を重ねる中で命を落とし、殺し合いの中で精神を蝕まれていく。日本は兵士達が直面する現実を直視しないままアメリカの戰爭を支持してきた。ストップロスという強制的な>>続きを読む
世界最高峰エベレストの頂の手前にある難所、ヒラリーステップ。人類で初めてそこに挑んだヒラリーとテンジンが抱いた恐怖とプレッシャーは想像を絶するものがある。2人にはそれに打ち克つ強さと命を賭してでも前に>>続きを読む
聴覚障害を持つ自らを被写体に自転車日本縦断の旅をドキュメンタリ作品にしてしまう監督のバイタリティが凄い。どんな絵が撮れるか、どんな着地をするのか、何がメッセージなのか。そんな事は撮ってみてから考える。>>続きを読む
原作の世界観は再現してるけどウォーキングデッドに比べるとやっぱりチープ。
自らの過去から逃げ込んだ街に生きる初老の弁護士を佐藤浩市が好演。違う役者だったら鼻に付くような台詞もこの人が口にすると凄くリアル。若い頃に観ていたらピンと来ない物語も今はじんわりと響く。人は生きてさえ>>続きを読む
皆、何かを心に抱えているのは分かるけど特に心が動かされることもなかった。生きづらさと葛藤と悲しみは別物だから。それを一括りに立場を変えて群像で描くと受け皿は大きくなるけど焦点がボケてしまう。妻を殺され>>続きを読む
カソリック教会が抱える闇。見て見ぬフリをする地域社会。シンプルなストーリー展開ながら真実を求める記者たちの姿に感動。チームを率いるマイケル・キートンが良かった。
amazonで改めて視聴。派手なアクションは冒頭だけで後は地味な展開ながら、脚本がしっかりしていて目が離せない。簡単に騙されたり、女に緩い辺りは駆け出しの諜報員らしく、シリーズを重ねるにつれて切れ味が>>続きを読む
エミリー・ブラント演じるFBI捜査官が主人公のはずがどんどん蚊帳の外に。音楽が不気味。デルトロ渋すぎ。こういう構成もあるんだなあ。
これだけの作品がなんで日本未公開だったのか。ブラックホークダウンを彷彿とさせる不気味な戦闘シーン。
自然光だけで撮影した映像美。ストーリーはありがちな復讐劇だが演技と映像に圧倒された。ただし吐く息でレンズが曇るのはいきなりドキュメントタッチで違和感あり。
興奮と感動。シンプルなストーリーとスリリングな展開。映画の真髄は追体験にある。
テンポが悪いのは脚本のせい?いい人ばかりでストーリーに起伏がないし。でもラストカットは秀逸。ここに着地するなら尚更、欲張り過ぎたんじゃないかな。