平気そうに見える人も、実は心臓ばくばくで、恐怖と向き合っている。
原作で高揚したあのシーンやこのシーンは演出が抑えめな感じがしたけど、宮城リョータのストーリーと思えば、あれくらいでちょうどよかった。>>続きを読む
タイムトラベルのSFファンタジーかと思ったら、寂しくて温かい現実世界へのレッスンがたくさん。現実世界にだってファンタジーのようなほんの少しの奇跡があるんだから、これは映画の中だけの特別な話ではきっとな>>続きを読む
長いことやりたいと思い続けているサックスを、もっとやりたくなるかと思ったらむしろ逆で、その世界に足を一歩踏み入れるのに畏れ多くなってしまった。仮に自分がサックスを始めたとしてもプロを目指すわけではない>>続きを読む
これ実話かぁ…。
ジェーンサイドの自分にとっては、バーのシーンとかけたたまし過ぎて途中観るのやめそうになったけど、最後まで観てよかった。
自分のケーキに光を当ててくれたコリンに出会えたことは、ジェー>>続きを読む
レスリーマンヴィルがひたすらにチャーミング。
年月を重ねた人が持つ深みや憂いや前向きさも相まって、とても魅力的で応援したくなる。
誰にでも親切でひたむきないい人に良いことがおきるということではなく、>>続きを読む
いろんな国の人をキャストに起用しているのがよかった。
アースラがいかにもアースラでヴィランで、100%言うこと聞いちゃいけない人って見た目してるじゃんアリエル!と言いたくなる。
トリトン王がキレて>>続きを読む
緩急と音楽。それと息切れ、息切れ、息切れ。
あのシーンは違う描き方をされていたけど、映像だからできる表現で、とてもよかった。スポーツの試合(のシーン)を映像で観るって、静止画(漫画)とは違うわくわく>>続きを読む
きれいすぎない映像と、修飾語が少なくエモーショナルでないシンプルな台詞が心地よい。滑走路とか奥行きのあるものをダイナミックに描く描写が印象的。
濃淡の薄い印象の映像とは対照的に、強く凛とした声優さんの>>続きを読む
初めから終わりまでずっとロイの表情が虚しく、苛まれている様子が印象的。
身近なものの大切さに気づくというのがメッセージ、なのか…?ちょっとつかみきれないのと、それだけでは物足りない感じ。
やーこれ結構好き。なぜ好きなのか、もう一回観ないと多分言葉にできない。
アンドリューガーフィールドってミュージカルもできるのかすごいなと思って調べたら、本作が初挑戦らしい。どれほど稽古を重ねたのだろう>>続きを読む
すぐに結果が出なくても、信念を曲げない凄み。本当に信じているのか、半ば意地なのか。少なくとも、保身を考えている間はとれない行動。年齢を重ねて、考える変数が増える中でバランスをとりながらそれができるか。>>続きを読む
小説のような、修飾語や比喩がついた台詞やエモーショナルで詩的な台詞をすっと受け入れられないほどに、擦れてしまったか成熟してしまったみたい。
でも映像はきれい。
観賞後は思ったより感動していなくて、むしろ複雑な気持ち。それは多分、ジェーン視点で見ていたから。良いとか悪いとかひと言では言えないのは、本作が博士の偉業についてというより、ひと組のカップルについての物>>続きを読む
過去3作からは信じられないラスト。でもこういうのもありなのかもと思えたのは、ウッディ自身が選んで迎えたラストだから。これまでの、正義感とリーダーシップに溢れる彼とは少し違い、かつての勢いと自信を失いつ>>続きを読む
女性の科学者、女性の理系学生、女性の兵隊長、女性の国王。こういうメッセージを持った映画がこれから増えていきますように。
それから、伝統と科学技術の共生。加速する技術革新の影に伝統は追いやられたり、神>>続きを読む
窮屈、憂鬱、プレッシャー、不安、未熟
父娘の楽しいシーンもあるけど、それを超えるほどに終始漂う漠然と陰鬱とした空気。楽しいシーンがむしろ陰鬱さや悲しさを引き立てる。
娘は父との時間を楽しんでいて、>>続きを読む
ドラマもこの映画の前作も観てないが、楽しめた。ただ、登場人物たちの相関図など、初見で理解できなかった箇所は鑑賞後に調べて補った。その過程を通して自分の中で辻褄が合っていくので、これはこれで面白い。また>>続きを読む
「ないない、そんなんあり得ない笑」とツッコミながら頭使わずに観れる映画。ラストからは、今の時代ならではのメッセージを感じました。
同性愛/異性愛と分けることがいかに愚かで、誰かを想い慕うことに大きな違いがあるのだろうかと考えさせられる。
Kitの両親、特に母親(サリー フィールド。アメイジングスパイダーマンのメイおばさん)が自>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コンパクトで、不要なシーンは省いたようなすっきりした映画です。この出来事を後世に伝え、人々の記憶に残していくという意味でも良い映画だと思います。
減点した理由は、事実とは異なる描写で実在した人物/機>>続きを読む