アバターの売りである映像やサウンドの美しさは劇場で体感するべきで、飛行機で観るなんて邪道だとは分かりながら観た。
当初ストーリーは売りだと思っておらず正直期待していなかったけど、終盤は気付いたら引>>続きを読む
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ウッディがネジあげちゃったことと遊園地を選んだことが「えー!」だった。お決まりパターンに転ぶかと思っていたけど、トイストーリーも4までくると鑑賞者の期待を裏切ることも必要だったのかな…。
ウッディと>>続きを読む
コメディ要素がありながらハラハラドキドキもする。サクッと観れて満足感もある!
亡くなった人への悲しみは癒えないけれど、こういう形で存在してくれていると考えられると良いなぁ。
18世紀、革命前夜のフランス。
てっきりフィクションかと思い込んで見始めたけど、描かれた人物は実在した音楽家ということで驚いた。映画なので脚色はあるにせよ、歴史化する試みは素晴らしいと思う。
「白>>続きを読む
タイヨウのうたのリメイクだと知らずに観た🙄比較はできないけど、こういったストーリーラインは他の映画にもみられるものだし、客観的に考えると低く評価する人もいるだろうと思う。
けれど私個人は、誰かが人>>続きを読む
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「時間で売り買いする世の中」というまさに “Time is money”な設定が、まず一番にスリリングすぎた。
そんな世の中にも「持つ者」と「持たざる者」の格差がある。その格差の根源=「持つ者」の>>続きを読む
第一印象は「音楽いいなぁ〜」。
↑スコアが高い理由のひとつ。音楽重要!
それからだんだんとストーリーに引き込まれていく。南部ではまだ白人社会と黒人社会が分離されていた時代のアメリカ。
差別してい>>続きを読む
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和解することは本当に難しい。
あと少しというところで、ふりだしに戻ることも、再び犠牲が伴うことさえもある。
それでも、同じ時を過ごし、向かい合い、言葉を交わす。
その「言葉」は、きっと何でも良い。この>>続きを読む
長いあいだ観たいと思いながら録画したまま実は観ていなかった映画。
溥儀は「世界史」に出てくる清の最後の皇帝としか覚えていなかったけれど、激動の時代の中で壮絶な人生を送ったこと(映画は脚色あるにせよ)、>>続きを読む
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半地下に住む貧困層に位置づけられた人々のリアルな生活を随所に描いている。と同時に、富裕層の生活に「寄生」する展開や衝撃的な結末には、貧富の格差などに目もくれない富裕層への逆襲のような、シンボリックな意>>続きを読む
Queenの曲を知っていれば知っているほど、曲と共にバンドの変遷を追うことができて楽しめる。彼らが確立した新しいスタイルは、商業主義のビッグな音楽業界の渦に巻かれながらも自らを貫いたからこそなんだなぁ>>続きを読む
たった1日の話のことを描いているだけなのに、1つの大きな人生の流れを見ているような気になった。
最後、おじいちゃんが語るシーンは名シーンだった。そこで提示されたメッセージと、山を進んでいく車を遠くか>>続きを読む
シンプルな話なのに、胸に迫ってくるような感覚を覚えた。言葉を最低限にする代わりに、主人公自身の表情、映し出す対象とその映し方、音や音楽の入れ方などで絶妙に主人公の感情を表現していた印象。ラストが気持ち>>続きを読む
時間軸があっちにいったりこっちにいったり段々と訳が分からなくなってくるけど、これくらい複雑なほうが予想がつく展開の映画よりも面白さ満点。これを観たら絶対にパート3を観なくてはならなくなることだけが、パ>>続きを読む
このスコアは、私の幼少期から今日までに至るアラジン好きゆえ(よって参考にはならない)。
初めて実写化が決まったときは自分の夢が崩れるんじゃないかと素直に喜べなかったけれど、いざ観てみると予想以上に忠>>続きを読む
1980年代の映画とは思えない構成で、今見ても充分ワクワクできる。服装や車が今との景色の差を感じるのは言うまでもないけれど。そういう意味では、80年代に青春時代を過ごしていた世代とも一緒にワイワイ観ら>>続きを読む
久しぶりに観なおした。2人の姿が、65年一緒だった自分の祖父と祖母の姿に重なって、胸がきゅうとした。
官能が持つ美しさが最大限に引き出されていて、引きつけられた。マイケル•ナイマン作曲のアラビア音楽と、曲に合わせた主人公アントワーヌのダンスにもはまった。
本当に愛し合うってどういうことなのか、その境地>>続きを読む
人の暮らしを記録するということは、必ずしも事実を映すことだとは限らない。
サモア諸島をフィールドに映像作品をつくることを決めたロバート•フラハティ監督は、そこに住む人々を起用したが、当時すでに廃れてい>>続きを読む
イランの若者の音楽活動を取り巻く国のリアルな状況が生々しく垣間見える。ただ好きな音楽を自由に演奏したい、そう願いながら活動を続ける若者たちの強さが滲み出ている。当局の規制が多いイランにも、アンダー>>続きを読む
イランという国やクルド人について知識の少ない私たちには気付くことができない部分もあるが、細かいセリフや回想シーンなどの演出が入念だった。様々な色のヘジャブを付けた女性たちが屋根の上に立ち、 ダフ>>続きを読む
奇跡としか言いようがないような現実離れしたハッピーエンドではあったけれど、映画の中で人と人を結びつける音楽の力につい鳥肌が立ってしまう。音楽をしている身として、主人公の音楽演奏シーンが個人的にとても好>>続きを読む
ストーリー展開の構造が入念で、新鮮に感じられた。日々を生きる私たちは、果たして本当に「生きる」ということを遂行しているのか、考えさせられた。