とやさわかのいさんの映画レビュー・感想・評価

とやさわかのい

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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.8

ナルコレプシーという睡眠障害を持ち、男娼として生きるマイクが親友であるスコットと生き別れた母を訪ねて旅をするロードムービー。

感じたのは「生みの苦」だ。
マイクはマイクとして生まれ育ってしまったがた
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

心温まる作品
男をアツくさせる要素が詰まっている。
1人で、恋人と、家族と観てもよしでは?

やはり事実に基づくという脚注は鑑賞前に「おっ!」とさせるし、それに足る内容。

ざっくり言うとソ連のスプー
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

前提情報無しに鑑賞
360度や人の動きに合わせたカメラワーク
マイアミという場所の景観、と織りなされる映像が魅せるコントラスト
劇中に挿入される音楽
五感を揺さぶられる「体験」ができるという意味で劇場
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リッチョーネの日差しの下で(2020年製作の映画)

2.5

リッチョーネという場の映像美とBGMのタイミングが良くてなんとか持ってる感じ
少し「歌のために映画がある」という印象だったが
これがヴァカンスという特別なものを前にしたイタリアの方の国民性なのかな?
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.2

話がトントン進んでいくので自分としては何回も見てまた良さが分かる映画だなと思った。
dudeな生き方を冒頭の転がる草がよく表してる。
「ただ流れに身を任せて」という言葉がピッタリの映画でした。

夜明けまで離さない(2018年製作の映画)

2.5

無口な男は「香り」を漂わせる
心が勝手に追ってしまう2人の恋
衝撃のラストシーン
ここまで「エロ」で魅せるシーンを撮影している邦画も少ないのでは?
という点で観た価値があると思いました。

シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

4.5

愛というものについて
また新しい女性像とは何かを示してくれる映画だと思う。
終始モノクロでも見にくさが全くない。

登場人物の掛け合いシーン→モノローグという形で概ね展開する演出も面白く
中でもスパイ
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.4

日の出サンライズ
脚本や言葉の使い方が素晴らしく雰囲気がいい
後半のドタバタ劇が自分にとってはあまりドラマティックには感じられなくて尻すぼみしてしまった感、、。

この作品を機に愛知県がもっと魅力的な
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.7

爽やかな夏の午後に見たい映画
レオ、ガブリエル、ジョバンナの関係が絶妙な距離感で愛おしくなる。

青春ってなんだか進みすぎて周りが見えなくなって、お互いにすれ違いが起きてしまう。けどそこには見えない愛
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ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

3.8

曰くつきの拳銃のストーリーを越える愛。
登場人物のキャラクターが立っていて人間らしく、ジェリーのドタバタなミッションに感情が揺さぶられる。

まさに2人の愛を試そうという時に観たい作品(そうそう起こら
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.3

文字通り決死の部隊の話
爽快でスカッとするけどストーリーの流れについていけなくなってしまい慌てちゃう感じアリ
ただデスショットの娘への語りはジーンとくるものがある。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

死に向き合って、今までできなかったことからヒョン!とジャンプして視界を広げてくれるような作品。

リストを潰していく感覚がなんとも愛くるしくてたまらない。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

エルトンジョンについての長いPVをみているような感覚に陥るミュージカル。
自分語りの物語であるにも関わらず、衣装や演出が素晴らしく「短い」とは全く思わせない。

本人が抱くような葛藤は誰しも抱えている
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LA発オリジナルズ ~チカーノ・パワー~(2020年製作の映画)

4.0

LA発のアーティストを辿った、カートゥーンとエステバンのドキュメンタリー。

カートゥーンとタトゥー
今となっては有名なその2つのアートがアートへとどう昇華されたかについて記述されてる。
アメリカンド
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.4

フィクションだと思って観ていたら実話に基づく映画だった。
法や体制に立ち向かって自らが生き抜こうとする様、それを社会に還元していくことで変わっていくロンの姿が良かった。
法は破るためにある、何よりも命
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.2

イメージとは違って、アメリカの「自由」についての実情?を考えさせられるものだった。
自由な男を象徴するかのような映画だと思っていたら大間違い。
そこには自由を認めない大勢がいる。

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.3

無限の可能性を信じて光の指す方へ
最後のシーンで浄化された感じがした
分からないから悩んでしまう、そんなことはよくあることで
そんな時に周りをふと見ると、自分で抱えてただけで大した問題じゃなかったりす
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.2

散々焦って長年恋していた女性に出会う瞬間のレオの目は得難い美しさだし、
The xxの曲が英語にマッチしすぎているのでフツーにこの作品スゲーいいと思うんですけど、低評価なのはなぜ?

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

最初と最後は記憶に残る
それだけの体験をさせてくれる
この全体を作り上げる部分(カット・脚本とか)がまたおもしろい、
やっぱりタランティーノすごいな

スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.2

リアルバッドマンごっこ
だけど期待してた通りのシーンや、そこまでやっちゃう!?って所にスカッとする。

最初から最後まで自分の正義

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

2.5

文壇とは?人間とは?
まで考えさせられるような内容ではあったけど、友情の回復が邦画っぽい演出になっていて「う〜ん」と感じてしまった。

そもそもの友達の関係値があまり説明されていないのもあって入り込み
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新宿パンチ(2018年製作の映画)

3.2

血が出るまで頭を打ち付けるパンチがいい
ちょっと違うけどパンチと似ている自分がいる。
人は誰でもパンチみたいになりたいんじゃないかな?
割とリアリティのある話だと思います。

WASABI(2001年製作の映画)

3.0

コメディ要素多めの『LEON』
銃と刑事と小娘
テレビで見たので今度は字幕で見ようと思う。

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.0

なにも変わらない梅を育てるだけの日常、草刈りの擬人法のポエムが最終的に奇跡を生む
故郷や日本の夏を感じさせるような画が満載でほっこりする。

下妻物語(2004年製作の映画)

3.3

要は厨学生と強情が最強
カワイイとカッコイイを求めろ。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

あまり多くを語る必要は無さそう、とにかくホアキンの演技が凄かった、。
ダークナイトで見た狂気じみたジョーカーとは違い(あれはあれでシビれる)人間としての弱さ、抱えていたものがしっかり現れている。
狂気
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パス・オーバー(2018年製作の映画)

3.2

終始黒人の若者2人のだらだらとした会話が中心の劇をあらゆるカットから撮影した映画
場所が変わったり事件が起こらないだけに、その会話こそに全てが詰まっている。
何か枠にはめてしまうということは常に言葉に
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ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.8

面白くない訳がない
人は目と耳の刺激に騙されやすい
思い込みさ
正義がなんなのかわからなくなる
未だ彼らが何をどうすり抜けたのか
その目的はなんなのか、見破ることができない。
ジョン・トラボルタ
彼を
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

ドライブ系の映画はあまり見ないけど飽きの来ない良作!
劇中流れてる音楽がカッコよくて主人公たちは大暴れも爽快。
いっちゃん熱くなったのは車じゃなくて走って逃げるとこだったな〜〜

ロックンロール・ハイスクール(1979年製作の映画)

3.0

嫌いではないんだけど、
ライブ観た後のケイトの変わりようとトムがなんであんな方向転換したのかもわからない。
ほとんどラモーンズのプレイで映画と言えるかは微妙。
何も考えずに頭を空っぽにして観れる、言わ
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バニシングIN TURBO(1976年製作の映画)

2.9

とにかく破茶滅茶
登場人物はほとんどがキチガイ、、。
「素晴らしい家を破ってます」は笑ったな、、ww
ただ、1つのテーマに対して追いかける衝突するの繰り返しで、面白いキャラだしとけばどうにかなるだろ感
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ハリウッド・ブルバード(1976年製作の映画)

3.2

女優になることを夢見る女性のサクセスストーリーかと思って見てたら裏切られて、また裏切られて結局サクセスストーリー?

パロディの宝庫。
パトリックが殺そうとしてたのかメアリーが殺そうとしてたのかはよく
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