リキンさんの映画レビュー・感想・評価

リキン

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モンスター 変身する美女(2014年製作の映画)

3.7

ラストがなんとも美しかった。
女性って男からみると、どこまでいっても不思議な存在なんだよね。
この作品では魔物として描かれていて、永遠に転生して生きてゆくようだった。
ルイーズの目の色が左右でちがって
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.0

ちょうどガラケーからスマホに、ほぼみんなが買い替えているころ、流行った聖闘士星矢のネットゲームがあって、夢中で遊んだ覚えがある。
それは原作から全くかけはなれたカード型団体対戦ゲームで、友達とチームを
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

仕事に余計な感情をはさんではいけない。
事件が起きたとき刑事ヘジュンは当然職責を全うし、捜査にあたっていたはずだった。
夫殺しの疑いをかけられたソレの取り調べを行ううちに、真相への核心に迫ってゆくとソ
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ミッドウェイ ~運命の海~(2019年製作の映画)

3.3

ミッドウェー海戦で日本は主力空母を、アメリカ爆撃機により四隻撃沈され、これによって無敵艦隊は壊滅状態になり敗戦の一途をたどることになる。
しかしこの映画は爆撃機パイロット、ノーマン、リーの2人と、索敵
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あるふたりの情事、28の部屋(2012年製作の映画)

3.8

ケジメを大事にする日本人には理解できない作品かも。
女の方は結婚していて、男には子供を欲しがらないパートナーがいる。
時々ホテルで会って情事を重ねる二人。
男女間の究極の友情の形だと思ったが、今日の家
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ブルー・ランジェリー(2018年製作の映画)

4.5

とあるカウンターバーに飲みに来ていた女を、遊び慣れている男がナンパ。
ウィットに富んだ会話で口説き落としお持ち帰りに。
ワンナイトラブを楽しんで後腐れなく別れていたのなら、なんの問題もなかったはず。
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アビリティ 特殊能力を得た男(2018年製作の映画)

4.0

どんな人にも自分では気づいていない才能がある、という視点でこの作品を見ていくと面白い。
語学の天才が講義しているところに、数学の特殊能力をもった者が訪れるシーンがあり、なにか大きな陰謀が隠されているよ
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悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

3.4

映画には社会の縮図がある。
いわゆるブルーカラーの仕事をしている警備員の男が、もし同じビルで働くシングルマザーで、バリバリ仕事のできる女に本気で惚れてしまったら…という設定が面白い。
可愛さあまって憎
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正欲(2023年製作の映画)

4.7

水フェチってなんだ?!意味分からない。
途中ついそう感じた自分がいて、でもそれっていろんな性癖やフェチをもった人たちに対しての偏見だと、ハッと気づかされる。
多様性を認めセクシャルマイノリティの人たち
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.7

後悔先に立たずという。
過去をかえりみて、あのときこうしておけば良かったなだとか、選択肢を謝ったんだろうかなどと、誰しもが考えてしまうものだ。
でも過ぎ去った時間はもう戻らないわけで、ニックはあまりに
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TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

4.0

夜間道路の真ん中に女が寝転がったところから始まり、絶望のふちにあることがなんとなく分かった。
我が子を無くし夢も希望もないという心境だったのだろうか。
そして突然あのチューブの中に放り込まれる。
とに
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MOST BEAUTIFUL ISLAND モースト・ビューティフル・アイランド(2017年製作の映画)

3.8

移民しニューヨークで暮らしているルシアナは、金にならないバイトをし、常に生活が困窮していた。
友達のオルガからある日高額な収入になる仕事を紹介される。
なにやら金持ちたちが集まるパーティーに、セクシー
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.9

電気を消すと暗がりに何かがいる。
こんな単純な設定なのに、なかなか面白い。
田舎に子供のころ泊まったとき家が大きくて、夜中に電気を付けながらトイレに行くのが、恐ろしかったことを思い出す。
比較的80分
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背徳の王宮(2015年製作の映画)

4.5

なかば狂った暴君、燕山君はある日国中から美女たちをかき集め、自分の側室にすることを思いつく。
だいたいこのあらすじからして、男性向けの娯楽映画として見たら、面白いだろうなと予測していた。
もうエロ技指
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EXO <エクソ:地球外侵略者>(2016年製作の映画)

3.3

監視塔へある若い兵士が派遣されてくる。
地球外生命から人類を守るために、一つのエリアを監視するのが任務だ。
100日間そこの塔を任されその間一人で勤務しなければならない。
この男性俳優(イワン.リオン
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.7

田舎からデザイナー専門学校に入学するため、ロンドンにやってきたエロイーズ。
アパートを借りて一人暮らしを始めるのだが、夜な夜な華やかな世界で働くサンディの亡霊がエロイーズの夢の中に現れはじめる。
恐ら
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牛首村(2022年製作の映画)

4.0

ホラー映画にしてはそんなに怖くはない。
ちょいちょい映像効果でおどかされる程度。
愛にあふれた家庭で育った奏音と詩音。
一人二役をKOKIが演じている。
さらに孤独に暗黒の世界で生きながらえていてる綾
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プロジェクト:ユリシーズ(2021年製作の映画)

4.6

惑星ケプラーから派遣団が地球に帰還してみると、ほとんど水浸しの世界になっていた。
温暖化が進行すればほんとにこういう未来が待っているのかも。
人類は滅亡したかと思われたが、生き残った子孫たちがいる。
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ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

4.2

父親のシツケもしくは教育の影響を強く受けた少女のお話。
インディア.アイズリーの怪演が恐ろしい。
誰もが本音と建前を使い分けて生きているのだが、それが上手くできないと落ちこぼれだと言えるのだろうか。
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シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

4.4

宇宙生命体ガウナとはいったいなんなのか。その目的が最後までわからなかった。
ウイルスに似たもの?それともAIの進化したようなもの?
とにかくガウナの宇宙基地のなかに、女王蜂みたいなのがいて、己の野望の
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真夜中の五分前(2014年製作の映画)

4.5

一卵性双生児のルオランとルーメイ。
ルオランの職業は不明、もしくは家事手伝い?!
妹のルーメイは売り出し中で、新進気鋭の女優。
それぞれ知り合って間もない時計職人、リョウと婚約者の映画プロデューサー、
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

富も名誉も手に入れている会社社長のジャック。
マシーンのような車に乗り、いい服を着て水蜜桃のような美女を、時々部屋に呼んで楽しんでいる。
ところが独身主義者のせいか孤独にいつも苛まれている。
ある日シ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

シャッター通りになってしまった商店街。地方都市に行くと実際こういう所はある。
駅に迎えにきた弟が乗っていたスポーツカーなんかも、ほとんど地方は渋滞がないので、若者たちは走る車に乗っている者が多い。
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

東ドイツでベルリンの壁崩壊間際の時代背景が舞台となっている。
余談だがあのときKGBの職員だったプーチン大統領は、壁が崩壊した際、着の身着のままロシアに逃げ帰ったという。
その恨みがウクライナ進攻の遠
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.5

教員、警察の力は全く機能していないという設定で見た方がいい。
最初のシーンから高校1年生の女子が、分かりやすいイジメにあっていて、それが石井アンナだとは思わなかった。
1、悪の敵と戦う。2、人のために
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黒い箱のアリス(2017年製作の映画)

3.0

近未来のテクノロジーと、自然に囲まれた山のなかにある家とが対称的だった。
犬の心を翻訳する機械、人の心を具現化できる義手など、もしあったなら素晴らしいだろうなと思うテクノロジー機器の数々。
そしてあの
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監禁ピエロ(2007年製作の映画)

2.8

前作から2年間ずっと新作が書けていない脚本家のポール。
その間ギャラはもちろん無いわけで、家賃や生活費は友達のディビッドが払ってくれている。
いつものカフェのテラスで二人コーヒーを飲みながら、ポールは
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不倫する裸体(2019年製作の映画)

3.9

途中までずっと欧州の映画と思って見ていた。
ところがルーブルで払うと字幕が出てきて、ロシア発の映画だということに驚いた。
なぜなら夫婦の性生活のことをかなりオープンに描いていたから。
やはりソ連が崩壊
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彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

4.5

よかった。
岡村いずみが特にいい。妖艶だけど繊細で不器用なストリッパーを見事に演じていた。
いや~、何度も泣きそうになる瞬間があって、いい俳優だなと思う。
加藤雅也、矢沢ようこ、横山雄二もちゃんとキャ
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情愛(2002年製作の映画)

4.3

恋愛至上主義の非常勤講師ジュニョンは、友達から紹介されたヨニと待ち合わせをするが、なぜか遅刻してくるヨニ。
このあたりの男を少し手玉にとるところ、なかなかな小悪魔女子。
序章からこれは面白そうだなと思
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青い果実(2013年製作の映画)

3.0

人はお金儲けすること、自分が食べること、そしてSEX したいという欲望からは逃れられない。
真面目すぎる堅物オヤジの娘が、とんでもなく自由奔放すぎて、見終わった後思い出し笑ってしまった。
そりゃアレル
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いい匂いのする女(2016年製作の映画)

3.8

酒を飲んでも飲まれるな。
女性に対しても同じではないだろうか。
惚れすぎて痛い目に合うのはよくあることだ。
彼女をたくさん作りワンナイトラブだけを楽しむ男もいるが、その逆バージョンだってある。
結婚は
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欲望に溺れて(2017年製作の映画)

3.1

マリア.バルベルデというかなり綺麗な女優が出演してたので鑑賞。
付き合っているときの自由で楽しい頃と、子供ができ家族になってからでは、まるで生活が変わってしまう。
女は子供中心な考え方になり、男はあま
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ウルフ・アワー(2019年製作の映画)

4.2

なぜ引きこもりになってしまったのか、具体的に描かれてなかったのでよく分からなかった。
でもこういう人は現代の我が国にも、かなりの数いると思う。
例えば人と接することが苦手だったり、他人の目が異様に気に
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処刑島 みな殺しの女たち(2012年製作の映画)

3.4

女同士の友人3人で無人島へ宝さがしに行くと、元軍人男3人組が鹿狩りに来ていた。
意気投合し一緒にキャンプすることになるのだが…。
法も秩序もない無人島で酒に酔った状態で遊んでたら、こんな事件が起こって
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オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

4.7

もう最初からアクシデントに見舞われたシーンから始まり、この海洋冒険がただ事ではすまない予感が冒頭からする。
何度も何度も絶体絶命の危機を迎えてスリリングな展開に。
そういえばある冒険家がこんなことを言
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