オクイチさんの映画レビュー・感想・評価

オクイチ

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ストレンヂア 無皇刃譚(2007年製作の映画)

3.5

劇伴、なんといっても劇伴が良い。劇伴を味わう映画

明の謎集団と武士と主人公サイドのパワーバランスがきっちり三つ巴でそれぞれの背景や設定が良い具合に説明不足な点が◎。視聴サイドに解釈をさせるちょうどい
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

4.0

韓国映画の十八番ジャンル「胸クソ国家ムービー」の決定版

マネーショートやマージンコールのような金融実録モノで、その2本も並ぶくらいに映画全体のフレームがカッチリしてた

キレイなハマカーン浜谷ことデ
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.5

話はまあわかりにくいけど、効率重視の高速CQCや缶詰ポクポクの様な身近なアイテムを駆使する殺人DIYなどアクションと雰囲気で最後まで見れる良作

ハン・ソッキュが疲れた顔であればあるほど良いし

リュ
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

4.5

続編がキッチリと前作を全部上回ってくるスゴい映画。いや、ホントにすごい

ヒョンビンはアクションに説得力がある身体をしている。スーツでの前転が様になりすぎる。韓国版でジョン・ウィックを作るなら、もうこ
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シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

3.0

悪くはないけど、死にルートの入りが無理矢理過ぎんかな、で最後はちょっと盛り下がっちゃいましたよ。

前半のコメディパートはめっちゃよく出来てた。北朝鮮スパイをイジるネタって韓国でしか作れんよね。

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新しき世界(2013年製作の映画)

4.4

やっぱり実務しか出来ない人よりかは「人」を見てくれるリーダーの方に付いていくよね。

これのファン・ジョンミンと名もなき野良犬のロンドのソル・ギョングが韓国ノワールの2大アニキ

2回目を見直してみる
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ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

1.4

クリス・パインの無駄遣い。「元特殊部隊」「騙されて追われる」「追い詰めて復讐」誰が作っても美味いカレーが出来るハズなのに。俺は何を食わされたんだろう?

話の展開がヘタクソ過ぎてシビれる。オードリーA
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パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.3

フツーにキレイなジョニデが見れる。

デリンジャーの予備知識のない日本人として見るからか、もう少し義賊エピソードが最初にないとただの暴れ無鉄砲おじさんにしか見えないのが勿体なかった

スタートからもう
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.5

ユルさの抜けたヨーロッパ企画的8分やり直し映画。映像よりも舞台の方がハマりそう。

これ、事故の記憶を共有するとして、駐車場までの世界を共有しようとしたら犯人の脳がいるんじゃないのかな?このシステムの
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.0

幾多の戦場をくぐり抜けた経験と
ヤンチャな若手やアレな客に絡まれても受け流せる器量
山道を高速で駆け抜ける脚力
素手で喉笛をちぎる戦闘能力
歴代の中でも今作のランボーが最強かもしれん

トラウトマンし
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スナイパー コードネーム:レイブン(2022年製作の映画)

3.3

「クリミアのお返しだ」が世界一ハマる映画。

映画としては2.8点。これを今のウクライナ人が政府の支援を受けて作ってる、という事実に+0.4
嫁のおっぱいに+0.1

全体的に原っぱだし全シーンで人少
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.8

すごく面白い。秀作。
ただ、フランク・グリロがなー、という映画。

静止画では肉体美も映えるんだけど、アクションシークエンスのモタモタ感(特にソードアクション)とキメのシーンの表情の乏しさが気になって
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.8

普通に面白い実録モノ。デンゼル・ワシントンがカリスマを演じてるだけで、成功している

フランクとリッチーがそれぞれ対比するように光と影の環境下に置いて、後半に落ちるフランクと上がるリッチーがクロスした
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

痛い痛いいたーい!あそこまで酷い事はした事ないけど、解った顔しての無理解と無神経。自分もそんな事をしているかもしれないと恥の記憶をバーナーで炙り続けられた感じ。

これ、真っすぐ直視できる男はいるんか
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.1

キレイな麒麟川島が無双する映画

一つ一つのカット、アクションも悪くないし、出てるキャラクターもイイ味出してる(ブライアンの((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルは落ちが読めてたとしても楽し
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.3

トニー・スコットのカッチリしたタイトな画作りとデンゼルとトラヴォルタの存在で持ってる映画

話としては
・トラヴォルタが電車ジャックで時間を稼いでる理由にダイハード3のような「そういう事だったのか!」
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ザ・キッチン(2019年製作の映画)

3.6

ヒリつくマフィアムービーとしてはちょっとヌルいけど、ジェンダー要素も加味して「闇バービー」として見るとなかなか秀作

キャシー×ルビーかクレア×ガブリエル、どちらかのシナリオでもう少しハネるポイントが
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

ココの近々のレビューを見ながら、ANN0から来てる人どれくらいいるんだろか?と少し楽しい気分で視聴

上田誠の「すこしふしぎ」は相変わらずの安心の出来。
2分のループで出来ることを試すパートは楽しいし
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.8

フークア映画の中では珍しい、走れるアクションが見れるのが特徴的で、ウォールバーグは動ける筋肉系のアクションをしているので、小気味よさが気持ちいい。

近距離戦、遠距離戦バランスよくどちらの魅せ場も作っ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.5

容赦のないヘッドショットや遊びのないCQCなど「実」の動きにこだわったアクションは気持ちいい

話は自閉症設定と税理士設定と殺人マシン設定を全部成立させようとして…出来てるようでできてるのかなあ?とも
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.1

この後にどれだけ細かいことを言おうが「エマかわいい」で全て許されるアントワン・フークア一座のオールスター映画

7人にちゃんとキャラクターだけでなく、戦闘スタイルにも個性があり
全員にそれなりに魅せ場
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リプレイスメント・キラー(1998年製作の映画)

3.1

チョウ・ユンファがミラ・ソルヴィーノよりも色気がエロい
これに尽きる

アントワン・フークアが監督してたんだと今になって気づいて再視聴したけど、フークアカラーも少なくソツのない作り

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

単体でも面白いし続編としても悪くないけど「もう一声」が欲しかった

お家に突入してサイコな笑顔で子供を抱き上げるマッコールさんは100点なんだけど

同じプロ仲間としてのデイブチームがもうちょいやれる
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

1.8

これ一本で見れば2.4くらいあるけど、3部作の締めと考えたらまあまあキツイ

支配側も反体制側もトップがアホすぎるの醒めるわー
血清の素材として確保するなら、迷路で抜けられるの何故?
貴重な素材をモン
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

1.9

またメイズしてないし、またそれほどランナーもしなかった

思わせぶりなキーワードだけはバラまくけど、知識と視点はトーマス視点に合わせられているから全部がモヤモヤしたまんまで、トーマスがそれを追求もしな
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.1

言うほどメイズでもないし、言うほどランナーでもなかった

「目覚めたらデスゲーム」のCUBEフォーマットはよいとして
あまりにも説明不足が過ぎて不親切の印象が強くなる

視聴側が「察する」には「何で?
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.0

環境に適応できるけど、時代に適応できてなかった悪い職場の先輩の言うことは程々に聞いておけばいいよね映画

マッチョ感が正義とか、大悪を前にするならちっさい悪は見逃してよしな点とか、「いつでもアウトなも
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

脇ポケットは家で入れてこんかい

モガディシュでもあった「危機からの脱出〜しかし前半後半で危機のフェーズが変化する映画」として最後まで仕掛けを止めず、ダレないで走りきったのはお見事

自衛隊の描写に眉
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

2.5

マブリーは腕力チートにちゃんと説得力があるところが良いよね

がこの映画の良いところで

あとはドラマのSPECIAL版で、全体的に間延びしまくってたなあ

ドラマ版はちゃんとメンバーの個性のバランス
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神の一手(2014年製作の映画)

2.5

ウソンのGOはグーパンとデコピンと長ドスサクサクで構成されていた。囲碁してねえ

ヤクザも味方も碁で負けたら最後は力技やし囲碁打つ意味が無くね?と思うけどこれくらいのいいかげんさを見たいのよ、という点
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.3

ゆるさとガチアクションの緩急差に旨味があるように見えて、実は「有りそうだけど少し違和感」の薄い層を重ね続けて構成されているのが阪元裕吾作品なのかも。

だから、アガるメーターが一定値を超えたら緩に戻し
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泣く男(2014年製作の映画)

2.2

きっかけからオチまでずっと主人公がデキる顔してデキないコだったのであんまりハマれなかったなー

子供に水芸してなかったら、こんなことにもなってないし
殺し屋が顔覚えさせちゃダメじゃない?

ケジメの付
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.2

構成でここまでやれるのか!と脱帽の一本

章立て構成ここまでちゃんと活用できてる映画もなかなか見ないかも

説明セリフはなくても見てる側に「あー、こういう時系列ねー」と納得させられることが見てる側にち
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

フラストレーションをギリギリまで溜めて、一気に開放する。高低差で耳キーンてなるくらいの落差で悪党が転げ落ちるのを知っていて、その期待値のちょい上までやってくれる制作陣は信頼しかない

マッコールが悪党
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フィスト・オブ・レジェンド(2013年製作の映画)

3.8

現在、過去パートをどっちも丁寧に描いていて、キャラクターを全員置いていかない。そら150分かかるわーい

汗にまみれるファン・ジョンミンものとしても平均点以上で

こんな親子関係いいよね的な父性がだだ
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

2.7

普通の映画と見れば55点
リーアム・ニーソン映画としては75点

よくも悪くもバカ丁寧にやるもんだから「そんなヒマあったらもっと急げよ」と毎回思ってしまう

元ネタが恐怖の報酬なんだろうけど、それより
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