偶然ではあるけれども「アヒルと鴨のコインロッカー」の次も、特定の登場人物の回想という視点で物語が進む映画。
「羅生門」みたいに、主観は当てにならないというポイントに焦点を当てたのは映画でより効果的にな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
どこか演劇がかったセリフで語る周りの他人を信じきれずにいる濱田岳に感情移入する前半
ザラザラした感触の映像から、回想が鮮やかな色になり、すべての疑問点、不安がつながる後半
伊坂っぽい叙述ト>>続きを読む
都合よく物事が進みすぎて、なんだかキャラの心の動きが物語に沿わないなぁと感じてしまう。
前置きが長すぎてロードムービー的な本番(と思われる部分)が今ひとつ描ききれていない。
のだが、頭空っぽにして、酒>>続きを読む
前半の緊張感あるサイコホラー風味の部分はすごく良かったけど後半の方は何したいのかよく分からなかった。
理不尽なものは理不尽だから怖いんだと思うけど。
ただ、メッセージ性、ストーリー性は強めなので色々考>>続きを読む