これは面白かった。世界を救うために夢を見るという話。たしかに、絶対こんなことはないんだけど、ファンタジーとして見るととてもおもしろい映画だった。
ジブリのアニメは何十回と見ていて、一番感じた違和感は、カントリー・ロードの不在。完全な続編にはできなかったせいか、過去と現在を織り交ぜて描いている。アニメとは完全に別物と見るなら別に悪くはないんだけど>>続きを読む
正直、解説を見ないと三度目の殺人がなんなのか、器ってどういうことなのかよく分からなかった。
そのような設定ならこのタイトルも納得はするが、話の展開が一つ足りない気がした。そういうことをするのであれば、何でもありでは、という内容。設定は良かったんだけど。
主人公はただただやりたいことをやっているのだろうけど、映像ではその熱意は抑えられていて、淡々と流れる日常が描かれる。取るに足らないような些細な出来事かもしれないが、そういった事が所々で起こる。それを飽>>続きを読む
末期がんになりやりたいことをやっていく話だが、やりたいことというのが元は他人が書いたやりたいことリストであった。ある時急に、自分の残り時間に限りができてしまったとき、やりたいことって本当に出てくるのだ>>続きを読む
年を取った今だからこそ良さがわかる映画かもしれない。劇的な何かが起こるわけでもない(起こることは起こるがそれは話とはあまり関係がない)。ゆっくりと時間が流れ、少しずつ変わっていく人間関係。こういう時間>>続きを読む
特に物語の山場があるわけでもなく、淡々と話しは進む。ただ、それに見入ってしまう。
映画中には顔のない絵がいくつか出てくるが、それはその人の輪郭だけ捉え、内面がわからない様子なのかもしれない。人によって>>続きを読む
世界観が面白すぎる。その世界の中でみんな真面目に生きているが、そのことがユーモアなのか。正直、何を意味しているのかを考えてもよく分からないので、そういう世界なんだと思って見ていたけど、やっぱり主人公の>>続きを読む
ストーリーはよくある話だったけど、これまでずっとゲームを楽しんできたこともあり、キャラに思い入れがあり楽しめた。マリオといえば横スクロールのアクションゲームなので、それを映像で実現しているのは観ていて>>続きを読む
前半のじわじわと進む展開は好き。後半、ミーガンが暴れ出してからはホラーコメディになり、ものすごく怖いわけでもなく楽しめた。
英語字幕でみたからか、十分に理解できたわけではなく、印象としては説明的すぎるたか。ストーリーとしては、単なる復讐話なんだと思うが、所々に主人公の独白が混じる。そこを面白いと思うのかどうかは、それを理解>>続きを読む
ノマドは決して自由気ままに生きているというわけではない。ずっと孤独と付き添っていかなければならないことが映画からは感じられた。家があるというのは、単に家だけがあるのではなく、そこに誰かと一緒に住んでい>>続きを読む
ストーリーはよかったが、内容が残酷だったな。
秘密にすることで、その責任を自分ひとりで背負い苦しみ続けることになる。それが子供だからなおさら重いのかもしれない。
テンポよくストーリーが進んでいくので飽きずに観ることができた。
内容は、2つの事件について犯人を探すものだけど、最初は関係者の完全黙秘で進むもののすぐに、犯人にたどり着いてしまったという印象。もう1回>>続きを読む
描きようによっては波乱万丈な人生をたんたんと描いている。そのためあまり重さを感じない。この軽さが自分にはあまり合わなかったな。今のドラマチックな展開に慣れすぎてると、このような映画の良さがだんだん分か>>続きを読む
ベニチオ・デル・トロを観るためだけの映画だったか。
見どころがあるかと言われると、淡々と話が進みいつの間にか終わってしまった。
漂流ものとしては面白かった。
漂流するには結局何かと一緒にいる必要がある。人だったり動物だったりするけど、今回は赤ちゃん。一人だと絶望の中死んでしまうかもしれない。主人公もそれを止めたのは生まれてく>>続きを読む
刃物を持ったとしてもこの体格差だと勝てないなあ。安心して見ることのできるアクション映画かな。ただ、刃物での格闘シーンが多く、見ていて痛々しい。
最後に撃ち落としたUFOは一体何だったんだろう?
UFOは悪の象徴であり、UFOを撃ち落とすのがヒーローとしたら、最後にヒーローは何を撃ち落としたのか。
普通に見えてていても実は普通じゃなくて、普通に見てなくても案外普通だったりと、結局普通というのはそれぞれが抱いている幻想なんだよな。
とても雰囲気の良い作品だった。
家族を失ったときに自分ならどうしたいのか、想像もつかないが、たしかに大自然の中で一人になりたいというのは選択肢の一つとしてあると思う。
たしかに面白いわ。
ストーリー、アクションシーン、アクション以外のシーン、どれをとっても一瞬たりとも飽きさせないのはさすが。前作の記憶はほとんどない中今作を観たが、どういう話だったのかはストーリーの>>続きを読む
ここ数年映画ドラえもんを観続けているが、久しぶりに楽しめるストーリーだった。劇場には小さい子供が多くいたが、このテーマは小学生以上ではないとなかなか理解できないかもしれない。その分、大人にとっては想起>>続きを読む
最後、そうすべきではなかったのでは、と思った。
ただ、まだ脳移植ができない現代から考えると、脳移植が簡単にできるようになった世界では、家族のあり方の捉え方が違っているのかもしれないと、ふと感じた。一>>続きを読む
途中から脱出なのかトラウマの克服か、どちらがテーマかが分からなくなってくる。また、狂気に走る登場人物がいるが、これも脱出からは方向がずれていたような気がした。
こいつを殺すしかない、と思ったときに、実際に殺してしまうのと、踏みとどまるのとの差はどこにあるのか。そのようなことを考えてしまった。
大阪西成の雰囲気は好きだが、自殺志願とサイコパスの組み合わせはよくない。映像が直視できない。
これはよかった。
境遇の異なる二人のつながりが、一人の自殺によって断たれたように思われたが、再びそれをつなげるまでの過程を描いた話だと思う。
遺骨を撒くのは、別れを告げることを意味しているのだと思うが>>続きを読む
中盤以降、異常であるはずが、それが当然の日常であるかのように淡々と話しが進んでいく。あまりにもその進み方が自分好みだった。
ただ砂漠をあるき続けるこの映画、しかし全く退屈なことはなく、様々なドラマが起こる。主人公はなぜこんなことをやっているのか、そう思わせることはなく、ストーリーに引き込まれる。話はとても地味なんだけど、最>>続きを読む
面白さがよくわからなかった。
ウルトラマンのストーリーを知った上で見るべきものだったかな。
キューブリックのシャイニングとは異なるものというレビューが多く、実際そのとおりかな。いかにも超能力を使ってます的な描き方はされないだろう。
続編を意識したのかもしれないが、映像や見せ方の古臭く感じた>>続きを読む