報道の使命、正義、政治、国民、社の存続、社会的地位、取材対象との友情・・・
何重にも交差する天秤の揺れる様子に引きこまれてしまった。
スピルバーグ。
さすがだなあ。
原爆の開発者、ってことくらいしか知らない自分が
字幕のみでストーリーを解するのは
なかなか難しかったです。
それなりに当時のこと、その後のオッペンハイマーの成り行きを知っている程度の前提で作られてい>>続きを読む
白人が黒人を弁護するだけで非難や圧力のある時代。
変わってよかったと心から思うけど
まだまだ変わらなくてはいけない、絶対に。
人を捌く時、自分もまた裁かれているのだ。
絵がとてもきれいで
ストーリーもテンポよくサクサク進む。展開は分かりやすく深みは少ないかもだが
声優の力量もあり
飽きさせずに魅せる作品でした。
良かった。
映画好きとしては恥ずかしながら、チャップリンの映画をはじめて見た。
老いたコメディアンのカルヴェロと若いバレリーナのテリー、二人のお話。
人気芸人だったカルヴェロはプレッシャーに耐え切>>続きを読む
ドタバタギャグが今みると滑りまくってて
がんばって見ていたのだけどさすがに辛かった。
こういうのがウケた時代だったんだね。
むむむ
セットと衣装、あと一部の俳優は本当に美しく、見とれてしまう。
退廃的でグロくて耽美的で訳が分からない
そんな映画。
良いドラマだった。
国家があり役割があり任務があり
己があり人があり。
それぞれの正義は必ずしも一致しない。
善悪を容易く峻別できるものでもない。
その中で何を信じ、貫くのか。
私なら、それぞれ>>続きを読む
こういった任侠時代劇をちゃんとみるのは初めて、萬屋錦之介の映画を見るのも初めてかもしれない。
元々は舞台用の戯曲、なんと5回も映画化され、テレビドラマ・漫画化もされた人気作。
縁あり道で拾った女の>>続きを読む
1940年の作品なのに
映像と音楽がドンピシャでシンクロしてるのに驚く。
どれだけ手間暇をかけたことだろう。
絵と音楽と言葉。
互いに作用しあい高め合い
芸術や文化が創られていくのだと実感。 この作>>続きを読む
良かったです。
子供向けの、まあユルっとした映画かなあ。
失礼ながらそう思っていたところ
たまたま見たYouTube動画で
「そうではない!」と勧められていたので。
トモエ学園があり、小林先生がい>>続きを読む
加藤剛と岩下志麻の端正な美しさがとにかく際立っていて、ずっと眺めていられる。
洋画でいうならグレゴリー・ペックとグレース・ケリーといったところだろうか。
ストーリーは少しメロドラマシーンが長いけど>>続きを読む
役所広司さんは大好きな俳優さんで、今作でもとても良かった。
映画としては、飽きずに見られたけど
「ファッションミニマリストの映画?」というのが正直な感想です。
盆栽を育てるシーンがありましたが
盆>>続きを読む
良かったけど原作には及ばない。
原作では随所に挟まれる本人の大喜利ボケがどれも切れ味鋭く面白いので
「笑いに100パー振り切った人間」
「これだけ面白いなら、それに賭ける価値はある」
と思わされ>>続きを読む
笑いどころが多くて面白かった。
グロいけど。
映画秘宝が喜びそうな作品だわ。
まず。
石原さとみと永野芽郁を愛でる映画です。とのかく2人が輝いてる。
でも共演陣もそれぞれ良い!!
お話は、原作はもっと丁寧に描かれてるんだろうなあ…と思わせる
若干の駆け足感があるけど
それでも最>>続きを読む
ストーリーは王道というか
予想外のことはほぼ起こらないのだけど
それでも胸を打たれるものがあった。
CGは凄かった!
けどバトルシップとかの方が迫力はあった気もするなあ。
浜辺美波さんは本当に美しくて>>続きを読む
久しぶりに鑑賞。
絵作りはゲバゲバしくて色温度も極めて高め、花いっぱい星いっぱい
音楽は童謡からブルースロック歌謡曲演歌、ごった煮もいいところ
ただケレン味が増せば増すほど
オトコと運命に翻弄され>>続きを読む
菅田将暉はすごい役者だなーと改めて。
主人公、整の
コミュ障ぽいながら人間の反応や言葉の機微をミクロの観察眼で拾い上げるところ
唐突に本筋とは関係ない自説語りを始めるところは
面白かったし
終盤の伏>>続きを読む
全然期待しないで、ホテルのVODサービスで見たら
思いのほか楽しめた。
高所恐怖症にはとにかく効く。
おしりの当たりが5分に1回はムズムズスースーします。
お話も、へえ!って感じがありました。>>続きを読む
いやー凄いものを見た。
1968年アメリカ。
保守とリベラル、2人の論客がテレビ討論で激突。
事実を元にしたフィクション。
2人は、アメリカは、何を賭け、何を得て、何を失うのか?
実際、アメリカで>>続きを読む
森達也監督、67歳にして初のフィクション映画。
良かった。
深く重いものを胸に抱えて映画館を出ました。
有事に一気に蠢き出す人の醜さ、脆さ、本性。
誰もがそうなる危険性を持っているのだ。
水道橋博>>続きを読む
これは良い映画だった。
深く胸を打たれた。
人の持つものの総量、幸せの総量って、結局みんな同じなのだろうか?
カンバーバッチ演じるアラン・チューリングは、天賦の数学的才能を持つ一方でコミュニケーシ>>続きを読む
手堅くまとまっているし
レースシーンの迫力はかなりのものだし
ゲームと現実を絵的に上手く融合させてたし
良かったと思う。
…のだけど
後々調べてみると
事実と違う部分も多いし
かと言って
事実に着想>>続きを読む
いやー説教臭くて全く肌に合わなかった…
今どきのテーマかな?これ
マーゴット・ロビーの美しさだけで絵が成立しちゃうのはすごいと思った。
ほんとに美しい、華があるってこういうことなのかと。
ジャック・レモンってどんな人なんだろ。
神経質でうるさい感じなんかな?
って思うくらい、この映画でも細かいことにうるさく、徹底して家事を遂行するフェリックスを少々いやらしく演じていた。
この男との>>続きを読む
ウディ・アレンは毒と知性とユーモアのある話を書かせたらやはり上手いのだな。
タイトルそのままの話だったので笑ってしまった。
スポンサーの愛人が舞台のメインキャストにねじ込まれるって展開がさもありな>>続きを読む
話は荒唐無稽というか、リアリティは無いのであるが
そういう映画ではなく
主演を始めとする俳優陣の軽妙な演技と
展開の面白さやバカバカしさ
美しいセットや衣装
そして艶やかな女性たち
そういったものを楽>>続きを読む
1970年公開にしては、とてもテンポがよく語り口も軽快、悪ふざけにニヤリとさせられる。
描写の極端さも当時としては画期的だっただろう。
戦争の悲惨さなどには一切触れない。
非日常空間での日常はやはり非>>続きを読む
力作だとは思うし
お金もかかっているし
場面転換はとても鮮やかで何度もはっとさせられたんだけど
いかんせん、1次大戦についてよく知っていないとなかなかついていけない…ちょっとウトウトしてしまった
ポ>>続きを読む
強盗崩れの男3人が、偶然にとりあげることとなった赤ん坊を守って旅をする。
揃って無骨な男たち、世話をするのには出産で命を落とした母親の遺した育児書と新生児用品に首っ引きになるしかない。
裸にした赤>>続きを読む
キーアンドピールの出演作は初めて見た。
キーガン・マイケル・キーは俳優として活躍中だし
ジョーダン・ピールは今や気鋭のクリエイターでもある。
で今作、最初から最後まで笑える楽しいコメディでした。>>続きを読む
話が本題に入るまで20分超。
だれてきたなと感じ始めた頃に現れる一団の華やかさと言ったらもう!
原題は「IL CICLONE」、そう、台風。
まさに台風襲来なのだ。
そこからは軽妙なノリで
個性的な>>続きを読む
期待しないで見たせいもあるが、気軽に楽しめて面白かった。
刑事のバディもの+MIB+ゴーストバスターズ的な感じ?
ただ90分と短いせいもありディテールは大雑把で
緻密なストーリーを楽しむよりは
ポ>>続きを読む
いやー衣装やセットがカラフルで
曲もバリエーションに富んでて
あっという間に終わってしまった。
映像に気を取られで字幕を読むのを忘れちゃうので
話があまりアタマに入ってこない。笑
でも楽しかった!>>続きを読む
トップガンマーヴェリックの後にこれを出せるトム・クルーズの圧倒的パワー!!
いやーすごい。
面白かった。
個性的な面々が画面狭しと暴れまくり
緩急のメリハリもしっかりしていて
画づくりは一線級のそれ>>続きを読む