Arelさんの映画レビュー・感想・評価

Arel

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ジョーカー(2019年製作の映画)

1.5

幾らなんでもオリジナルを意識し過ぎた脚本。演技や音楽などの装飾が凄い分、たちの悪いオマージュだなと思った

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

3.0

「世界の人々は(大量虐殺の)映像を見て“怖いね”と言うだけでディナーを続ける」自分にも当て嵌まる台詞で、印象に残った

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

アンソニー・ホプキンスのこんな姿を見たくなかったという感情と、認知症を体験出来る内容が重なり、胸が締め付けられる思い

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

1.5

「おじさんのコスプレ感満載」の「英語を喋る」ヒトラーを見た時点で、すぐに切るべきだったのだろう

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

強欲で喧嘩してばかりの太平と又七。彼らの思慮に欠ける行動は数々のトラブルも引き起こすが、どこか憎めない百姓コンビだった

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

現実にも有り得る儀式や風習だと思えて興味深かったし、カルト集団と薬物の相乗効果でなかなか貴重なトリップ体験が出来た

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.2

やはり博士のキャラが一際強烈で、興奮するとナチス式の敬礼をしそうになる姿は、いや笑ってはいけないんでしょうが……w

七人の侍(1954年製作の映画)

2.7

脇役の印象が強い志村喬や元侍には見えない加藤大介等、配役が微妙。野武士がこんな厄介な村に固執する理由も分からない

二十四の瞳(1954年製作の映画)

2.2

身も蓋もないんですが、12人もの小学1年生が順番に喋る時点で、お芝居感が凄かったです。川本松江のエピソードは良かった

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

2.5

『晩春』に酷似している事は承知していたが、父親役が笠智衆で共通している事もあり、想像以上に原節子が恋しくなった

影武者(1980年製作の映画)

2.2

配役を巡って一悶着あったようなので得心したが、残念な人選が多い。長篠の戦いも古い通説通りで退屈、迫力にも欠けていた

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

結構体力を使うが、人類が観るべき映画の一つである事は間違いない。特にゲットーでの生活を追った序中盤には言葉を失った

浮草(1959年製作の映画)

3.0

煙草を吸う女性は苦手なんですが、このラストシーンだけは煙草以外での表現方法が分からないぐらいに決まっていた

プラトーン(1986年製作の映画)

2.2

展開や映像的にリアリティが無い。見所である仲間同士の反目も微妙で、ベトナム戦争ならではの事だとも思えない

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

2.7

『マクベス』の勉強にはなったが主君殺しの瞬間が描かれない等、刺激に欠けた。物の怪の預言者など、ホラー要素は強め

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.0

アル・パチーノの演技やタンゴシーンには満足したが、物語的には名門高校の説得力が弱く、査問委員会での展開も陳腐だった

天国と地獄(1963年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

犯人の動機に共感出来ない。今は雌伏の時だとしても「あんただって高台に家を建てる側じゃないか」としか思えなかったです

突撃(1957年製作の映画)

3.0

舞台は第一次世界大戦だが、暴走する上官と犠牲になる部下との間で苦悩するダックス大佐の姿は、現代の中間管理職にも通ずる

ウエスタン(1968年製作の映画)

1.5

ハーモニカ男が照英にしか見えなくて駄目だった。イーストウッドやヴァン・クリーフの起用が実現しなかった事も残念

用心棒(1961年製作の映画)

4.5

黒澤監督が娯楽だけを追求した作品だと語るように、男が憧れる桑畑三十郎のキャラクター性など、頭からっぽで夢中になれる

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

2.2

映画の尺でこれだけの人物を動かせる手腕は凄いと思うが、肝心のお話が主人公グループに都合良く転がり過ぎで駄目だった

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.7

言葉言葉言葉、とにかく言葉で埋め尽くされた作品。知的でウィットに富んだ台詞が多く、原文を精査してみたい魅力がある

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

1.5

ただの身勝手な男だとしか思えなかった。正直、失踪したままの方が周りの人達は幸せだった気がします。映像は確かに綺麗

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

2.0

バレエに興味を持った理由や瞬間が曖昧で、もっと熱い情熱を感じたかった。父親を改心させる程の踊りにも見えなかった

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.0

人間は流される生き物で、彼を見世物にした集団、片や称賛した集団の中にも、本当は別の感情を持っていた人間は居たと思う

ノーカントリー(2007年製作の映画)

2.7

ハビエル・バルデムが怪演した殺人鬼の異常性に慣れてしまうと、難解と言われる内容を紐解く動機が無くなってしまった

泥の河(1981年製作の映画)

2.5

敢えての白黒撮影は作意がチラついて苦手だし、子役の演技も拙い。そもそも映像化の難易度が高い原作のように思われた

ソウ(2004年製作の映画)

2.9

回想や密室外での展開が想像より多かったものの、充分スリリングで面白い。が、オチは杜撰で、到底看過できない

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

2.2

設定は好みだし細かな笑い所や編集も良くて楽しめたけど、終盤の急展開がとにかく雑で、銃撃戦が撮りたいだけに思える

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

2.0

人間ドラマを期待していたので、ただ一方的な銃殺が繰り返されるだけの映像に、正直かなり早い段階で飽きてしまった

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

キムタクと長澤まさみが好きなので、特に楽しめた方かなと思います。頭からっぽで楽しめる映画が観たいような時にはお薦め

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

1.5

単純にヒロインに惹かれなかった。記憶を簡単に操作出来るという世界観にも入り込めなかった。常識人も登場せず、頭が痛い

みかんの丘(2013年製作の映画)

4.0

およそ最小のスケールの戦争映画だが、確かな感動と道徳的な収穫があった。イヴォの重みのある言葉と、物憂げなBGMが印象的

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

2.0

戦闘シーンで弾丸のスローモーションを乱用し過ぎ。CGのレベル的にも微妙。戦車物にも関わらず汗臭さも全く感じなかった

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

PCの画面上だけで進行する斬新な演出と、SNS社会を反映した内容に熱中出来たが、オチは陳腐だし、2度は楽しめない気がする

人情紙風船(1937年製作の映画)

3.5

江戸庶民の長屋の暮らしが大変興味深く、そこに住む人々も個性的な面々が集う。雨の中で又十郎が立ち尽くすシーンが印象的

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