いわさきしんじさんの映画レビュー・感想・評価

いわさきしんじ

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エレファント(2003年製作の映画)

3.6

エレファントインザルーム、日常に"何か"が潜んでいるというよりも、日常には全てが潜んでいた。
他人にも、自分にもだ、

全体は群像劇にあわせて、切り貼りの構成。切り貼りだけど、ノーカットのフィルムとは
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7


後半トイレに行きたくなったが、絶対に一度で見切りたいと思って我慢した。
そしてこの映画を何度も観たい気持ちは、自分の甘えである。

よくみるコピー、こんなふうに生きてゆけたなら は、実はちがうと思っ
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メメント(2000年製作の映画)

4.2

なんか下書きがあったけど、こいつ何言ってるんやろ


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住宅的

扱いたい人間の性質は明確だ
忘れて"いない"ものだけの世界はアクチュアル

メッセージ(2016年製作の映画)

3.9


人間の手で言語()によって体系化される世界(現象)は、その指の隙間から何かこぼし落とす

イメージ はそれを、一部であれ掬い上げるかも知れないし、そこに体系を見出すことを望む(イマジナー)

映画と
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

喜劇のはらむ危険性を逆にテーマとして据えることがテーマ。

上流、下流といった言説をに対してのバランシング、均衡を図ることに振り切って制作されていて、中途半端なコンプラ意識から抜きん出ようとする思い切
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.3

蔓延するロールモデル、あるいは終始 家、と言う言葉の持つ偏った響きへの違和感を訴かけられた。

映像は良かったが、どう見ようと特定のメッセージをのせたメディアに見えてしまうのは事実

ホラーならぬるめ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

一作目が実話を元にまとめられた一本の映画であり、二作目はその一作目を元にしたフィクションである。

形式はほとんど繰り返されているが、しがらみの内容やエスターの見え方が一作目とは反転していて、良い創作
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エスター(2009年製作の映画)

-

みんな人を殺さないように生きている。

それをエンタメとしてホラーと名づけ、あまりに囃し立てる事の良し悪しについて中盤で考え始める

鑑賞後に実在した事件をもとに脚本を書いたものだと知り、また見方を悩
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

映画に登場するキャストはプロのノマド本人たち。
自分はノマドのノの字も知らないが放浪に憧れる気持ちが多分(に)ある。

微小ノマド①最近京都から東京に引っ越す際に原付に乗って2泊3日かけて300キロ走
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.9

2、3年で新陳代謝を繰り返すサークルという文化はコロナ禍での二年以上の断絶を境に以降廃れてしまうのでは無いか、というのをネットで見た。青竜会は大丈夫だろうか。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5


藤井のことばを借りれば

今迄経験してきた様々が呼応する事によって生み出される無類の感情

映画を観るたび思うが作品をことばにする事は難しい、限られた人にしか出来ない事だ

言葉にしたいと思う事のう
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.6

よい

ことばするのが難しい

確かな事があるとすれば、新文芸坐よかった

今日で映画の幅すこしひろがった気分

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

1.0

ながい
全部同じ味付けの2時間
2作目から見たが、そういう問題ではない

終始エンドロール

エンドロールで制作組織のロゴマークが出てきたらそろそろおわりかなって思う

中盤で出てくるときもある