とりびあさんの映画レビュー・感想・評価

とりびあ

とりびあ

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

何とも評価が難しい作品でした。

まず、一つ一つのシーンのクオリティは全ての漫画原作の実写映画の中でも、アクション映画という括りの中でも高いです。

原作を忠実に再現し、アクションもスピード感がありか
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

良くも悪くも古い時代のB級アクション映画といった作品でやたら古臭さを感じる映画でした。私自身シリーズをほとんど見たことがないのですが、おそらくは過去作のオマージュをしていたり、当時の雰囲気を忠実に再現>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

公開前の時点で物議を醸していた今作ですが、純粋に作品の出来だけを見れば間違いなく名作でしょう。

映像はとても美しいし、登場人物の心理描写も分かりやすく丁寧です。そして何といってもこの映画の魅力はミュ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

スーパーマリオブラザーズを完璧に映画化した傑作です。

CG、アニメーション、キャラクター、ストーリー、世界観、音楽など、あらゆる要素がマリオであり、マリオのアニメーション映画としてはこれ以上ないと断
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

シリーズ最終作としてあまりにも完璧すぎる傑作映画でした。

ここにきてなんとロケットが主人公。ロケットを主人公に据えたシナリオは本当に素晴らしかったです。酷い実験の繰り返しで誕生したロケットが、絶望的
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.5

テレビシリーズで描ききれなかった部分をしっかりと描き、ファンが見たかったものを高い完成度で見せてくれる素晴らしい映画でした。

ただ、この映画はあくまで、「グリッドマン」ユニバースであり、ダイナゼノン
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

何もかもが素晴らしい最高のアニメーション映画でした。

マルチバースを舞台に主人公マイルズ・モラレスとヒロインのグウェン・ステーシー、そしてメインヴィランのスポットを中心としたストーリーは一瞬も息をつ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

この一年、mcuに期待を裏切り続けられましたが、今回もやってくれました。

別に駄作とは言いませんが、mcuに求めている水準には全く達していない。

大団円で終わったはずの前作に水を差す展開も気になり
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

ラーマとビームの友情と決別、抑圧からの解放を描いた素晴らしい映画です。

3時間という長尺であるにも関わらず、それを感じさせないテンポ感であり、一つ一つのシーンに意味があり無駄がなく、中盤からはずっと
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

原作は全く読んだことが無かったのですが、問題なく楽しむことができました。

巧みなカメラワークで試合のスピード感や迫力を最大限に演出していて、手に汗握る展開もあり終始釘付けになって観ていました。 
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ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

3.0

当時ぶりに鑑賞。

ストーリーや設定は置いておくとして、作画がこんなにも酷かったとは、当時は気付きませんでした。映画のクオリティではないです。

ゴールデンフリーザや超サイヤ人ブルーがあまり古参ファン
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的には前作スタンピードに次ぐ映画だったと思いました。

開幕のライブシーン、麦わらの一味と赤髪海賊団の共闘、過去キャラのカメオ出演などテンションの上がるシーンの連続でファンとしては最高でした。初の
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

ジュラシックシリーズ最終作。

冒頭の恐竜が放たれたことによる世界の変化を伝える映像が何よりワクワクした。ニュースの事故映像などの原因が恐竜に置き換わったような感じで、あまりにもリアルであり、恐怖も感
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

あまり興味はなかったのですが、評価が高かったのと、蛇甘平原編の復習のため観てきました。

結論から言ってかなり出来の良いアクション映画でした。

ストーリーに関しては原作から大幅なアレンジが加えられ、
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

最近のMCUは映画もドラマもいまひとつで気持ちが離れ気味です。

今作もその例に漏れず、あまり面白くありませんでした。
基本的にはソーたちの会話劇でストーリーが展開していくのですが、その会話が前作ラグ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

最高のエンタメでした。

前作のオマージュや、前作を踏まえたシーンなど胸熱な演出がこれでもかと連続で押し寄せてきて、退屈な瞬間が全くありませんでした。2時間半ずーーーーーっとダレる事なく面白い映画です
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

今のところのシリーズ三作品の中では最高傑作だと思います。

ファンタスティック・ビーストのタイトルに違わず、沢山の魔法動物たちが登場。どの子達も、可愛かったりカッコ良かったり、それぞれの習性が特徴的だ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2時間ちょっとを全く退屈することなく観賞することができました。

しかし、もはやファンタスティック・ビーストというタイトルである必要がないほど魔法動物がフィーチャーされません。ハリー・ポッターゼロみた
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

 ギャングの抗争、警察や検察の汚職、再開発計画の実態、猟奇殺人。
バットマンを象徴するような要素をこれでもかと詰め込んだ映画でした。

ゴッサムに蔓延る嘘を暴露し復讐を目論むリドラーの魅力、ウェイン夫
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマン最終章として、最高の映画でした。

歴代ヴィラン集結。歴代スパイダーマン集結。
こんなの面白いに決まっています!

様々なヴィランとスパイダーマンが入り乱れて戦うシーンは圧巻でした。
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ノー・ウェイ・ホームのために復習その2。

前作に引き続きやはり素晴らしい作品です。

そしてまたもやスタークに恨みのあるヴィランの登場。スタークに恨みのある、様々な分野のプロが共同で作り上げたミステ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.5

ノー・ウェイ・ホームのために復習。

何度見てもやはり名作です。

アベンジャーズに憧れて、ニューヨークの街の人たちを助けようとして逆に怒られちゃったり、道を教えてあげたり、まだまだヒーローとして未熟
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.0

とにかくエレクトロ戦がめちゃくちゃカッコ良くて見応え抜群でした。超スピードで動き、電気を操るエレクトロ最高でした!

ハリーもライミ版とは違ったキャラ付けがされていて、クールで、悪そうな表情が印象的で
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

アメイジングは他のシリーズと比べて低評価のようでしたが、実際見てみると他のシリーズに負けず素晴らしい作品でした。

スパイダーマンらしい糸を使ったアクションが本当に楽しいし、グゥエンのお父さんや、街の
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

キングスマン創設までの物語を描いたアクション映画です。

創設までの物語ということで、キングスマンらしい悪ふざけのようなアクションや演出はほとんどなかったのが残念でしたが、激しいアクションや戦争を通し
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街の上で(2019年製作の映画)

3.5

下北沢の街を舞台に様々な男女がありふれていて、だけども少し変わっている日常を描いた映画でした。

なんといっても、リアルな空気感が1番の魅力です。微妙な会話の間やら、絶妙なテンポの悪さがあまりにもリア
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

全体的に薄味な印象でしたが、クレタスの人物像、ヴェノムとカーネイジが縦横無尽に飛び回る大迫力のアクションなど見所もたくさんあり楽しめました。

しかも、エンドクレジットでスーパーサプライズもあって、こ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.5

 ちょっとした勘違いから自殺してしまったコナーの親友だと間違われ、その期待を裏切れず嘘をつき続ける。しかし、その嘘のお陰で今まで知らなかった人との繋がりを感じ、自分は決して一人じゃないことを知り、人生>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.7

テンポが良く、ユーモアに富んだ泥棒アクションです。

とにかく主要人物たちの掛け合いが楽しく、笑えてあっという間の2時間でした。

終盤の展開は意外と驚きました笑
でも気付こうと思えば気付けるくらいの
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

実話をもとにしているとは思えないほど、ドラマチックであり壮絶な運命を描いた素晴らしいサスペンス映画です。

この映画はなんといっても導入が素晴らしい。

曽根俊也は自分の子供の頃を録音したテープと手帳
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

誰の顔も、自分のいる場所も、時間も、何もかも分からず自分の認識しているものとは違うという恐怖。
自分の親が将来そうなってしまうのではないか、さらにはいずれ自分自身もそうなってしまうのではないかという、
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