shinさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

1.4

全ての映画は自分のために撮られてるという気持ちで普段映画を観てますが、これは違ったみたいです。

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.6

冷めたショットの数々が素晴らしく、浮かれる人々と距離を置いて、心の距離と構図をリンクさせている。あとたぶん皆褒めてるんだろうけど、窓ガラスのショット全て美しかった。
世代跨いでそれぞれの葛藤、恋を偶像
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

カルチャーと生活の二軸があり、カルチャー方面でマニアックさを出すが生活(恋愛)においては至って普遍的。舞城王太郎の名前が出てきてドキッとした。カルチャーに傾倒してるいくが故のわかっていない一般人批判(>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

2.8

無理解による人種差別。対話の不足により理解せず偏見を持って相手に接してしまうことの危険性や愚かさ。アニメそのものとも言えるような動きの過剰さが良かった。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『レッテルばりはサイテー。』
モリーたちは学友たちを真面目に勉強していない、トリプルAだなどと偏見を持っているが、彼らもモリーたちに対して勉強しか興味のない奴らと偏見を持つ。パーティーで交流すれば、互
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.0

人生はチョコレート箱みたいなもの食べてみるまで何が入っているかわからない。知能に障害があっても背骨が歪んでいても不幸になるとは決まっていない。結果フォレストはほとんどの場合幸せであったと思うが、それは>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.6

本作によると通常中国では治る見込みのない重度癌患者には余命や病状を秘匿するらしい。
秘密にすることにより、死の足音に怯えずに済むが、それを鑑みても自分で自分の終わりや行動を選びたいと思う。
結局死んで
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

善悪の区別を国や指導者や教育でなく、自分で判断することの大切さ。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.6

エンジンの回転数6000という詳しい数字を提示することで、レースとか車を知らなくても6000超えたらヤバいっていう前提としてのイメージを植え付け、観させるのが巧みでした。

車の運転上手い人に昔から憧
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

正方形の断面のようなソリッドな構図が多くカッコよい。小津感。
幸せは眩しくて敢えて遠ざけようとしてしまう文学青年的自意識をマイルドヤンキーが持っているって感じですかね。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.7

遺伝子によって大抵のことは判断がつくが、人間の努力や信念の可能性までも否定することができない。

魂のジュリエッタ(1964年製作の映画)

4.0

例えば家にゴキブリがでて退治できたとして、実際家のゴキブリが0になったとしても、頭の中でもしかして、まだいるのではないかという影は脳裏にこびりつく。
一度浮気を疑ってしまうと、仮に浮気してなかろうが信
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