ふたりがそれぞれ持っている
情けなさと、弱さと強さが描かれている。
大人と子供ではあるけれど、
ひとりの人間同士として向き合うようになっていく、愛のあるひとの映画。
何度も見返すことができない映画。
目や、体や、表情からあふれる
狂気に圧倒される。
このレビューはネタバレを含みます
数え切れないくらい
なんどもなんども観ました。
料理の温度や生活の空気感が心地よくて、南極だって日本だって変わらない「生活のおもしろさ」があるなあと。
エビフライが食べたくなる映画です。
地面から2、3センチ浮いたような
気分になれるふわふわ映画です。
テンポよし、麻生久美子よし、
シオシオミロよし。
とびきりうつくしい恋愛映画。
強くもあり弱くもあり、きれいごとだけじゃあままならない、人間と人間のコミュニケーションが胸にぐっさりと刺さります。
くるり 岸田繁の手がけたサウンドも、この物語をうつ>>続きを読む