「黒猫・白猫」を超えるカロリー
空いた口が塞がらない展開
車は絶対に道を守らないし、
クソみたいな村人しかいない
村を出ればマッドマックス
どーなってんだこの世界…
あはっ あはっ
こんなになっちゃった…(巨大マフィアファミリーのボス)
たはは(ボスゆえの苦悩)
なっちゃったからには
もう…ネ…(巨大マフィアゆえの因果応報)
見えない、気づかない人からの優しさ、暖かさ
通じようのないはずの気持ちの通じ合いが特別暖かく感じた
ほぼ地味で静謐な場面が続くゆえにこちらの感覚も研ぎ澄まされ、シーン一つ一つの美しさに取り込まれてし>>続きを読む
なくしッ……ッ…
なくっ…なくなっちゃった……
人間性…兄弟の絆…
圧巻の気持ち悪さ
圧巻の構成美
涙が止まりませんでした
フェルメールの変態性に気付くあたり
森村泰昌なんかよりよっぽど天才だとおもった
大体展開読めてもやっぱり楽しんでしまうという
YAKUZA味が濃厚だったせいで地元(?)のむせかえるような胡散臭さや人となりが薄れてしまったのが残念ではあるが、これAIで作ってないか?て勘違いするくら>>続きを読む
この下世話さを感じないプロットはこの人にしか作れない映画やなあ…
誰かが突然変死したり爆発したりするようなデッカい事件は一切起こらず、緊張と弛緩が穏やかな波のように繰り返すようで、心地よかったです
こんなにクリアにしちゃってええんか…?というくらいクリアでした
水辺(?)のシーンは最近撮ったと言われてもおかしくないくらいの美しさ
鮮明すぎて逆に上映当時の画質で見たくなるくらい
社会に馴染めない疎外感ってどこにでもあるんやなって…
フィクションの醍醐味と映画芸術の良さがたっぷり詰まってました
このレビューはネタバレを含みます
もっと長く見たいと思うくらい
もっと長かったら心が壊れかけるかもしれんが…
3人だけの世界があればいいのにと思ってしまうほどの愛おしい時間が奪われていくのが辛すぎた
宗教も法律も何のために存在してる>>続きを読む
はみ出し者同士の友情
ストーリー自体はシンプルだけどそれ故に人間の業の深さが反映されているというか…
「女みたいだ、男は自分から道を切り開かなきゃ」というセリフを言わせられるのケリー監督だけじゃありま>>続きを読む
裏マグノリアと言われる理由は何となくわかった
マグノリアほどの深淵さはなく、どっちかというとニヒルさ寄りだったが
死ぬほど笑えるほどのひどい展開がもう一つ二つあってほしかったところ
ぼんやりしたプロットを増強するかのようなぼんやりとした音楽、ピンボケしたカメラワークが冴えていた
幼いまま体だけが大きくなったような主役の顔が良かった
監督の映画は「ちっ、どうせ恵まれたイケメンの話だ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
低予算丸出しな静止画スライドショーも逆に好感
何でもない凡人から、一人の容疑者へと変わる姿がすばらしい
EDもすばらしい、アイラ・カプランも参加してるし90年代のギラギラしたとこが詰まっている
汚いカネしか出てこない!!
時系列の交錯もあって一番ラテンアメリカ文学っぽかったと思う
まだ読んだことないけど「犬を愛した男」にも近いエッセンスがあるのだろうか
良かれと思ってやったことがことごとく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スパイ活動シーンもまあかなりのガバガバっぷりだったし、お社会派な要素も背景を知ったところで「ふーん…」という感じでしかなかった
後半、逃亡始めたあたりから本番だと思う
拷問シーンの冴え渡り方は音楽・シ>>続きを読む
マルチバースという設定そのものが苦手なんですけど(あり得たかもしれない話とか聞くとそんなこといつまでウジウジ言ってんだと思うので)、そんくらいの設定じゃないと表せないでっかい思いのぶつかり合いだったの>>続きを読む
映画館で見ると画面の構成が恐ろしすぎてびっくりする
そして何回見てもやっぱり展開は謎だらけで最高
傑作続きの中で埋もれがちかもしれないが、これもまた傑作
言葉が綴られていくシーンの後は涙が自然と出てきてしまった
感想は言葉ではうまく言い表せない…
前作が「救われなさ」にスポットを当てたのにたいし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
生ゴミの中に咲く一輪の花をようやく見出したよ…と思ったその1分後には生ゴミみたいな風景を見せられる 見ていてイヤ〜な気分にさせられるツボを熟知している
最初が赤子で、最後が末期老人のシーンというのも>>続きを読む
CGでは作れない自然の脅威
のび太くんもいつかはドラえもんの元を離れて生きていかなければいけないから…
大量の若者が老人に襲いかかるみたいな虐待をイメージすると肩透かしだが追い詰め方がじわじわしててよかった この尺でも冗長に感じるシーン多かったが…
ハンターの気持ちを考えるとお前これでええんか…?という気もするが、今の自分の精神状態には結構クるシーンばっかりで泣けた
貼り付けたようなロサンゼルスの夜景が素晴らしい
3時間強、一瞬も飽きずに観ました
全ての選択を間違え、どうにもできず顔芸に走るディカプリオすばらしい
ゴッドファーザー、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドに続く悪と欲望のつながりを感じました
このレビューはネタバレを含みます
何を描きたかったのか今ひとつわからず…
登場人物が社会の進歩に追いつけてるんだか追いつけてないんだかよく分からないスタンスだし、見てるこっちはずーっと着いていけていない
テクノロジーの進歩と人倫・精>>続きを読む
誰一人として手を組もうとしない姿勢、ハードボイルドというよりただのコミュニケーション不全なだけのようにしか見えず素晴らしい
キャラを見せすぎないところが監督の魅力ではあると思うが、もう一つ欲しかったところはある
ただ前作より展開の引き込み具合は優っていた
自嘲気味にタバコを吸う男からしか取れない栄養がある 全シーン栄養づくめだったけれど
異邦人と異国の組み合わせ、素晴らしい
ラストの急な明るさもなんだか憎めない
リディアがあんまり触れられなくてええ…とはなったが後半の怒涛の展開が良い
ありえたかもしれないベストな選択というものがあらゆる瞬間にあったかもしれない、でも現実は戻ることもできないし、疑念や傷をなかっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
友情芽生えた途端にドカーン💥残念です…
誰一人として明るい結末迎えなくて逆に安心した
後半1時間は不条理さも含めてバカIQぽかった(逆だ逆)
ダンジェリンドリームの劇伴良かった…
🧟覚えてろよ〜
一撃で頭蓋骨も腕の骨も折れる力あんのに鉄格子は曲げない微妙な社会性はなんなん?
気持ち悪すぎるビジュアルを持って社会とかアートとかヒトの進化を描写する手腕、最高でした