ShunSugitaさんの映画レビュー・感想・評価

ShunSugita

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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.5

旧東ドイツからドイツ統一への過渡期の親子愛を描く。あらすじは他のレビューアーの方が書いておられるので省略。

親子愛だけでなく、徐々に東ドイツが崩壊していき西ドイツの資本主義に取り込まれていく姿を描い
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.0

ドラッグにより普通の生活を送る4人が地の底まで落ちていくのを描く。
特に、無知が原因で薬物に溺れていくお母さんは見ているのも辛いほど・・・
なんの救いもなく、エンディングまでとにかくひたすら落ちていく
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生きてこそ(1993年製作の映画)

4.5

1972年に実際に起きた航空事故、さらに遭難からの生還劇を描く。
この作品はカニバリズムに焦点が当てられがちだが、遭難中に生じる雪なだれや搜索の打ち切りなど、様々な逆境に襲われるも、仲間を信じて生きよ
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サルバドールの朝(2006年製作の映画)

4.0

実際にスペイン、フランコ政権時に行われた出来事を元にした映画。
とある事件をきっかけに刑務所に入れられた主人公、サルバドールの生きようとする姿を描く。
ラストは衝撃的で、明るい気分になりたいときに見た
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告白(2010年製作の映画)

5.0

劇場に3度足を運び、DVDまで購入した作品。
序盤の松たか子の淡々としたしゃべりから、予告編でお馴染みの終盤の爆発シーンまで、見事な盛り上がり方を見せる。

特に、独立した章立ての中で絡み合っていく人
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

2.0

ダンブラウンの原作が非常に面白かったので期待しすぎました。途中の謎解きといい、最後のアクションといい、いまいち物足りない気がしました。

それでも、バチカンの美しさは健在なので、周りの建築物などに集中
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

まず構成が非常に特徴的。
その特徴ゆえ、途中までは内容が変わりにくくても、終盤ですべてがつながり、それが非常に快感です。
最後の最後まで目が離せないので、よくわからなくても最後まで見続けて欲しい作品。

ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

4.5

収容所内の労働として贋札を作らされるユダヤ人。
作らなければ殺されるが、贋札作りを成功させると戦争の長期化、それは自分たちへの迫害の継続を意味する。

個人と集団をめぐる人間の葛藤を描いた非常に見所の
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ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.0

それなりに楽しめる映画。
ただ、ヒトラー暗殺未遂という事件性に重点を置いているのか、家族愛に重点を置いているのかが少し中途半端な感じです。