shunさんの映画レビュー・感想・評価

shun

shun

映画(8)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.7

反発と羨望で泣きそうになる
大嫌いでありながら、数え切れないほど読み返した、この「教科書」

エイゼンシュテインみたいに、言語的な映画作家だっていいはず…
そう思いながらも、映画というの表現に、ずっと
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

残酷さと、美しさ
分かったふりして、感動する自分
誰にも分かりはしないだろう

今では誰にも分かりようがないけれど、無垢な美しさはどんな醜さも消して行く

古都(2016年製作の映画)

3.7

無くなってしまう…
その儚さが、何よりも美しさを感じさせるんだと思う

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.6

登場する誰よりも「善き人」だったから、悲しく、そして自身には報われない結末を選んでしまう

けれど、報われなかった行為に最後に贈られた献辞がとても美しい
そして「私のための本だ」と自慢気に言うのが

もうひとりのシェイクスピア(2011年製作の映画)

4.0

誰かの悪意よりも、ささいな偶然や思惑のすれ違いから、悲しい結末に繋がる。
それでも、名前じゃなく作品を残そうとした作家2人の芸術への思いが、とても美しいと思った。

舞台背景や衣装デザインが完璧に良い

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.7

前にも見ていたけど、ようやく美しさがちゃんと分かるようになった気がする
2人の会話が、それにそのテンポが最高に好き

同窓会に行ってよかったな

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

4.1

創作中の風景は、心から楽しいだろうなと、ちょっと羨ましいと思った。
文にやたらと修辞に修辞を重ねてしまうのは笑えるけど、いざほんのちょっとでも文を書くとなるとすごく良く分かる。

「天使よ故郷をみよ」
>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

4.0

初めから正解を選べないなら、選んだものを正しいふりするより、「あのときああしてたら」って思えた方がいい

誰も幸せにはなってないけど、間違いを正そうとした結末だから、ハッピーエンドだと感じるんだと思う