円都のセットがとにかく良い。この映画での東京は、アメリカのロードムービーのような荒野から、アジアのスラム、西部劇の砂漠まで、これまで観たことのなかった顔を見せる。日本人によるスラムや小学生ですら崩壊し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
社会派映画と期待して観ると物足りないがホラーと思えば楽しめる。演出はベタで笑ってしまうところもあるがちゃんと怖い。チャイルディッシュガンビーノ流れるとこ良い。ラストは差し替えられたらしいが、差し替え前>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
マークフィッシャーの「資本主義リアリズム」を読んでから気になっていた映画。人類が存在しない未来が確定してる世界においては、ゲルニカやダビデ像もなどコンテクストを剥脱されただのインテリアにしかならない。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
開始5分で名画であることを確信する全てのカットの配色の美しさ。ヨハンヨハンソンの音楽も始終とにかく素晴らしい。宇宙線、エイリアン、彼らの文字、全てのデザインが完璧。コロナを予感するかのような全世界的に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
街並み、服装、インテリア、会話、全てのセンスが最高にフランス的な洒落を突き詰めていながら、いきなりカエル食ったり少し別の感覚のユーモアが挟まれることでオシャレで終わらない絶妙なバランスになっている。と>>続きを読む
面白いけど、話の序盤感ありすぎて、これが日本の興行収入の歴史を塗り替えようとしてるのは複雑。
アニメ版の延長に感じてしまって、映画でしかできないことをやっていたのかあまりわからなかった。
ロビーの映画だから仕方ないが、やはりバンドの歴史が1人の視点から、しかもその妻との語りで説明されるのはやはり複雑な気持ちになった。とはいえ、彼らがいかに特別で奇跡的なバンドであったがよくわかる映画。シ>>続きを読む
編集かっこよかった。ミニマルな生活への憧れも生まれる一方やはりレコードとか物をたくさん持っておくことは人生においてプラスになるに決まってるとも思ってしまう。
ブリティッシュインベイジョンの時代にデビューしたバンドが80年代ハードロックに転向するってパターン実際にあったのだろうか。
擬人化されたアルゴリズムがその後も頭から離れない。
目黒シネマで観たが笑い起きていたくらい確かに今でも笑えるユーモア。奇妙な演出と編集がただの喜劇に一癖を加えていて、ミュージカルやコメディに対しての批評性を随所に感じる。