ささくれおばけさんの映画レビュー・感想・評価

ささくれおばけ

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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

人生楽しむのに必要なのは腫物扱いじゃなくて、車椅子で一緒に爆走してくれる友達でしょ?そう教えてくれる映画です。

シックス・センス(1999年製作の映画)

5.0

記憶を消してもう一度観たい映画No.1
ホラーではありますが、人と人の関わりが丁寧に描かれていて泣けます。
「霊の話を聞いてみたら?」なんて提案は絶対嫌だと思うんだけど、マルコムという存在がいたからコ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.2

見終わって即2回目おかわり。
こういうホラーって大好き。設定自体は創作上では珍しくないものだと思います。それでも驚き楽しめたのは構成が素晴らしかったから。予告CMはそれを台無しにしてるので、前情報は見
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.3

「こんなに丁寧に作って大丈夫⁈」と逆に心配になった。数々のトンチキ実写映画に枕を濡らしてきた人々を救済するクオリティです。同時に生身の人間が長編作品を演じることの限界を感じた。だって31巻までの内容を>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.8

これを観てバリー・コーガン君のことが嫌いになってしまったので、どなたか彼の印象が良くなる映画を教えて下さい...🍝
それぐらい彼の不気味さは圧倒的でしたが、何度も見返したい映画ではないかな。
全くブレ
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

何なんだよお前。前情報は仕入れず観ることをオススメします。決して番人受けする映画じゃないけど、個人的にお気に入りの1本です。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.6

初見時は終盤のトンデモ展開に唖然としちゃったけど、見返したくなるシーンも沢山ある。OPの飛び跳ねちゃう程元気な春田と、ENDの対比が凄く好きです。何よりこの困難を乗り越えたことで春田と牧の関係は更に深>>続きを読む

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.0

毎日寒いから濃ゆい映画で元気チャージ。顔は入れ変わったけど中身はそのままっていう難しい設定の中、神がかった背脂こってり演技を見せてくれるニコケイとトラボルタにハレルヤです。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.4

小説原作の米国大統領の息子×英国第二王子のラブコメディ。
しかも名前はヘンリーって...
こんな映画撮っちゃうなら応援するしかないでしょう、Amazonプライムを!

母の選挙を支えるアレックスは労働
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X エックス(2022年製作の映画)

3.2

ミア・ゴスちゃんの独特なお顔立ちがホラー映えしていて良いですね。

そんなに怖く無いので油断してたら、しっかり苦手な部分があった。嫌な汗かいた〜。

お婆さんの抱える悩みは普遍的であり切ない気持ちにな
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.3

当時劇場で見終わって、
隣にいた父が私に一言

「今すぐおかわりしたい!」

翌日、鑑賞後に2人ともラスプーチンのwikiを見ていたことが判明しました。

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.4

レイフ・ファインズが色気が凄い。
彼の演じるアルマシーの燃えるような過去の恋と、全身火傷を負った現在が交互に描かれる。
その物語は切なくも、彼に寄り添う看護師や戦争で傷付いた人々との交流は温かい。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

気品漂うピアニストのドクと、はったり上手な用心棒トニー。

心が近づいても離れても、ツアー中は運転席と後部座席の関係から離れられない。
そんな2人と周囲の変化を、似たシチュエーションを繰り返すことで上
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.6

世界の終わり×ショッピングモールってシチュが好き。カツカレー並の組み合わせ。血飛沫飛び散る中でも楽しい日常描写があるので、観ていて重くなり過ぎない。
でも出産のシーンとかはしっかりホラーで、思わず巻き
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.6

冴えないおじさん達がシンクロで金メダルを目指す!スウェーデンの実話を元にした映画です。

仕事や家庭のこと。各々ミドルエイジなりの悩みを抱えてはいるけど、全体的にコミカルなので楽しく観れます。青春に歳
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

前作から13年も経ってるのに「よーし前日譚作るぞ」っていう心意気が凄い。
実際製作陣は頑張っていて、イザベル・ファーマン演じるエスターは15歳くらいには見える。でもそれだと物語は矛盾してしまうんだけど
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.6

ロランスが望む生き方があるように、フレッドにも望む生き方がある。2人同じ道を行けないなら答えは出てるけど、愛は消えないからずっと苦しい。
物事に終わりがあるように、始まったばかりの2人も確かにいた。今
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ドライブ・アングリー3D(2010年製作の映画)

2.9

ニコラス・ケイジ主演。バーベキュー味のポテチ的なB級映画です。
でも追手のウィリアム・フィクナーは格好良い!プリズンブレイクのマホーン捜査官好きには嬉しい要素です。
話の本筋は割と真面目で、意外と悪く
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エスター(2009年製作の映画)

3.7

ジョンにはホラー映画界のワースト旦那賞を授けたい。奥さんが苦しんでるでしょうが!
エスター悪さする→ジョン庇うのミルフィーユで、怖いというよりイライラ。
でもそれがカタルシスへの布石になってます。ワー
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.4

1人でいいって思ってるのに、時折どうしようもなく寂しい。正反対なようでいてこの感情は両立するんだよね。
そんなジョーに感情移入していたので、最後は唐突過ぎて置いてけぼりでした。
わざわざ2018年に若
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

意外な裁判モノで見応えがあった。
町外れの湿地で自然と暮らすカイアを揺るがすのは、愛と暴力。前半は優しいテイト、後半はいけ好かない男チェイスとの関係が描かれます。チェイス殺しの容疑をかけられたカイアは
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.2

旧キャストの出演は露骨なファンサ過ぎて複雑ながらも、観たら普通に嬉しかった。
グラント博士とエリーに続編を作ってくれて感謝です。
パークで見たわ〜というシーンが割とあって、そこに喜ぶか残念に思うかは人
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

心の中で起きた高波に溺れそうになった。
チャーリーは身勝手だとか、今までに色々出来たはずという指摘は最もですが、そう出来なかった人を描いた物語なのです。
登場人物の誰に感情移入するかで評価も別れる映画
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インセプション(2010年製作の映画)

3.9

胸に程良く残る棘。
キーアイテムの使い方がにくいです。
正直言うと夢の階層が進むと時間もどんどん遅くなるって辺りで考えるのを止めた。ごめんよノーラン先生。
その程度の理解力でも最終目的がハッキリした映
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

休日にお菓子を食べながら観る映画としては満点じゃなかろうか?
日本で撮影出来ていたらという心残りはありますが、配られたカードで勝負するしか無い時もありますからね。
だから所々漂う中華感とか木村おじさん
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

2.4

寝る前に「何だよそれ〜」ってツッコミながら観るべし。
敵を倒しつつ休憩も絶対取るマンなニコケイがシュール。

アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜(2008年製作の映画)

3.8

よしながふみのベストセラーを韓国で実写化。
日中控えめな天才パティシエは、夜の街ではゲイのキング。これは主人公であるオーナーの人間性にも絡む大事な部分ですが、月9版では大きく改変されていました。本作で
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バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)

3.5

この作品最大の魅力は危険な男ナイジェルだと言うと、大体の人が頷くはず。
見てると段々、その長ーい足で蹴られたいとか、全体重乗ったエルボー下さいとか、そんな気持ちになってくるわけです。
比べて主人公チャ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

夏の雨の日にはMystery of loveを聴きながら運転しています。
映像と音楽がとにかく美しいので、北イタリアの避暑地にどっぷり浸れる作品です。
評判の高さを都合良く解釈してしまったので、エンデ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

歪な家庭環境で育った犯人は殺し方に拘りがち。
昔は気付かなかったんですが、クラリスを見つめる男性たちの視線が差別と消費でねっとりしてます。やめようね。
ジョディ・フォスターが降板してしまったのと、博士
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.9

シャラメの美貌と砂虫をIMAXで鑑賞出来たのは良かったです。
でもお金をかけてる割にアクションはもっさりしてて迫力ゼロ。頻繁に未来のビジョンを挟んでくるから話のテンポも悪い。2回観るのが限界でした。文
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

死んで覚えて、世界と彼女を救え!
トム・クルーズ主演のタイムリープものです。

正直最後はよく分からなかった。
でもトムの表情を見たらもうどうでも良くなって、気付いたらED曲を歌ってた。そういうことで
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

時々文字通り2人の世界なアルバスとゲラートがエモいです。ハリポタもファンタビも基本は恋愛。ここ試験に出ます。

秘密については賛否が別れるかと。ダンブルドア家の事情は過去シーンを入れた方が良い気がしま
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.5

姉弟撮影による帰省ムービー。
怖い・汚い・笑い・愛の四重奏です。
持ち手がどうカメラ操作するか読めず、受身が取れません。ゆっくりズームにせんといて〜。
おじいおばあの挙動は私だったら即帰宅ですが、「年
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