顔で虫が氏ぬさんの映画レビュー・感想・評価

顔で虫が氏ぬ

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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.5

「無限を感じる」
無限とは?
子供から大人への過渡期
閉じ込められた青春
肺腑を衝くカタルシス
トンネルのシーンはこの映画で最も好きな場面
トンネルの先に夜の景色が見えたとき
そこに吸い込まれるような
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.8

どっちなんだと疑いつつも、不当な行為や言動は その裏にある彼なりの信念に基づいているものだと信じていたけど、、真っ黒なんかい😶
正当性をチラつかされ一瞬は憧憬を抱くが 惑わされず最後まで正義を貫いた主
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.3

家族を顧みず冷遇していた画商
最後の大勝負で娘に金をせがんでまで手に入れようとした作者不明の絵が キリストの聖画だったという点に対比構造を感じ
絵画に全てを捧げた人生が報われた反面 その愚かさも同時に
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.3

最高じゃん、、
説教くささや感動の押し付けもなく爽やかで
ラストのプロレスのシーンも少しファンタジーチックで現実味は少し欠けていたけどよかった!
子供のようにはしゃいだり 会話に出るセリフ
ウスノロと
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.8

独自の通貨だったり銃のソムリエだったりオリジナルの裏社会の世界観はすき
「伝説の殺し屋」と謳われ、周りが過剰に持ち上げてるが
モブ敵を屠っていく場面でしかそれが伝わらず
ちょっと強い敵が出てくれば大苦
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

ベルリンの壁崩壊によって西ドイツの文化が流れ込んでくる様子
息子が再現しようとするかつての東ドイツとの対比で 両国のイデオロギーの差による文化の違いがわかりやすかった
偽ニュース作りに手を貸してくれる
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

そこに愛はなかった…
人間らしさのある表情仕草とは反対に、ナイフは奇妙なほど機械的に突き刺さる
感情などないAIの本質を突きつける終盤での話の転換には結末が予想できなかった
作中にでるメアリーの部屋と
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.1

温かさに触れる巡り合わせの旅
それに相反するように、一貫してみせるドイツやそれに関するものへの拒絶
「聞いた話ではない、この目で見た」
たとえ戦争は終わっても、払拭されない 憎しみは植え付けられている
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

知らなかった、
最後のテロップにゾッとした
嘘偽りのない悲惨な現実
調べるとインディアン居留地は286もあるとか 荒れ果てた土地で農業すらできず貧困にあえぐ最下層
過酷な環境やリアリティでショッキング
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

B級感否めないコメディ映画かい と裏切られ感ありつつもなかなか楽しめた
恐竜のシーン幻想的で割とすき🦕

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.1

1カット1カットにうつる雄大な自然の美しさ、会話の中でのヒース・レジャーの何気ない仕草が作品を引き立たせていた
ただ、内容に関しては2人に感情移入が出来ずなかなか作品に入り込めなかったのが正直なところ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.3

こういう雰囲気の映画はツボです😶
90'sのノスタルジックな要素にストリートに生きるティーンズ達の自由な世界
"エモい"です
かなり歳が離れている主人公君にも気兼ねなく対等に接するスタンス、懐の深さ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

ジョーカーの誕生の背景に 貧困や障害 それらへの軽蔑 侮辱 そんな要素が結びつくことで、社会は無意識に人1人を苦しめ憎悪の渦に陥れていて、自分も無意識にそれに関与してしまうこともあるのだと心に刺さった>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

映画2本見た気分
トラックとのカーチェイスのシーン
敢えてBGMを流さない演出により緊張感が際立っていた すごい
無茶苦茶な特殊能力を持っている訳でもないジョーカーに街が恐怖に支配されていく
ゾッとす
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

クライマックスは呼吸を忘れるほどの緊迫感

渡辺謙がキーパーソンとして出演していて嬉しい半面、ほとんどグフグフ血吐いててちょっっと残念😇

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.9

大好き🙃
徐々に仲良くなっていく様子は見てるこっちもなんだか楽しくなる
ドクの演奏にトニーが得意げなのもいい!
『しきたり』だからとかそんな理由に差別の責任転嫁してたのはほんと差別って馬鹿らしいなと感
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2

画鋲を食べようか食べまいか葛藤しているあの時間の何とも言えない気持ち悪さ、