想田監督が撮る観察映画はドキュメンタリー映画以上に地味だけどとてつもなく面白い。ご老人方と猫たちのほっこり笑える日常と胸を抉られるような現実は表裏一体。これほどまでに生々しい映画は観たことがない。>>続きを読む
一切の台詞を排したこの映画の音と画に、冒頭から魅了される。オープニングたまらなかった…。
雪に包まれた世界は幻想のように美しく、仄暗くもあたたかな部屋は夢の続きのよう。青森の雪原を小さな少年が彷徨い、>>続きを読む
京都シネマで今日までだったBPM、滑り込みで観られた。生と死やカラーとモノクロームの対比がすごく良かった…相対しているようで地続きなんだよな。
マイノリティや社会的弱者への差別偏見に抗うには、デモは唯>>続きを読む
4DXで鑑賞。
4DXを体感するにふさわしいディザスター映画。USJに勝るとも劣らないアトラクション感(ウソ。ハリーポッターには惨敗)は、笑けるくらいに楽しかった。ラストは、地球レベルで人が死んでる>>続きを読む
(500)日のサマーのマーク・ウェブ監督の新作。ストーリーはいたって王道なんだけど…子役の子天才やろ、泣いた。もしも自分が、自分の子どもが、家族がギフテッドだったら。と考えようとしたけど、不毛の世界に>>続きを読む
とにかく1月は大好きなカウリスマキの新作。京都は単館系映画の上映が遅いので、首を長くして待っていた。(言うまでもないが滋賀はもっと遅い)
今作『希望のかなた』は難民3部作の第2作目。いつもながら映画>>続きを読む
原作の好きなシーンがカットされてたのは悲しいけど、ツチダ&せいちゃんの駄目駄目カップルは映画のなかでも愛おしかった。終盤は首がもげそうなほど共感した部分も。幸せってそれが当たり前だと思ったら途端にすぐ>>続きを読む
2018.1〜採点方法変更しました。
5.0 人生のベスト!
4.5 今年のベスト!
4.0 とても良かった
3.5 良かった
3.0 まぁ楽しめた
脚本、映像、音楽、ファッション、どれも好きだった>>続きを読む
オゾンの作品全て観てるわけじゃないけど、今まで観た中で一番好き。映像も演技も脚本も美しかった。とりわけモノクロとカラーを行き来する映像に魅了された。キスシーンで泣きそうになったのは初めてかも。鑑賞後に>>続きを読む
吹き替えで観た。思っていた以上によく出来ていた…突っ込みどころは色々あるけど、これは観るひとみんな面白い!って口を揃えて言うわけだ。しっかりヒューマンドラマ。しかし二時間ずっと心臓がしんどかった…ゾン>>続きを読む
昨年観逃していた話題作。
なにこれ、めっちゃおもしろい。笑 ただの人情コメディではない。。こんな展開になるなんて誰も教えてくれなかった!(感謝!)
笑えて、泣けて、若干たじろいで。笑
最後は心がほっこ>>続きを読む
かろうじて最終日に滑り込み。観られて良かった。。
『人は認識したものしか見ていない』
真っ赤に染まったキャンバスと娘・ニカの赤いコート(シンドラーのリストの赤いコートの少女を彷彿とさせるシーンも)>>続きを読む
青春映画もロードムービーも大好き。
サムライヘアがツボにハマってしばし笑い悶えた…!
劇中にあった台詞のように、もし彼らが20年後に再会したらこの一夏の思い出をどう語るのかな。
最高!
3時間弱って後から知って驚いた。トニ・エルドマンに釘付けであっという間に観終わったので。
変人扱いされているけど、ある意味父親がいちばんまともな人間だったのでは。
軍事独裁政権による国民への弾圧は涙が溢れるほど残虐だった。自分が生まれる少し前、そう遠くない過去。日本は平和な国で良かった…と言う人もいるけど、私は映画を観ながら共謀罪や沖縄のことが脳裏に浮かんだ。>>続きを読む
ヴィレッジ以来のシャマラン鑑賞。
ネタバレになるのであまり言及できないけど、マカヴォイと主役の女の子が対峙する場面は切なくてちょっと泣きそうになった。
上映前に話しかけてきた(脅してきた?)シャマ>>続きを読む
前作「セッション」を映画館で鑑賞したあとは疲労感しかなく、いささか恐々と鑑賞。
拍手!
中盤からエンドロールに至るまでが特に秀逸だった。